ここ数日、家の片づけをしています。
箪笥の引き出しの中の衣類をだしてほこりを払い、また衣類をしまいます。
その時、いらない物を捨てていきます。
が、なかなか思いきって捨てられません。
天袋に本がありました。
購入しただけでほとんど読まなかった美術雑誌と音楽家の本。
そして、子供が読んでいたマンガ本、日本の歴史と世界の歴史等々。
先日、新聞を見ていた時、「若者が古本屋さんを始め、近所の人々も応援している~」
という記事を読みました。
廃品に出す前に、一度その方に聞いてみよう。
とはいうものの、いつの日の記事なのか、朝刊か夕刊か…。
結局、新聞社の読者コーナーに電話をして、連絡先を教えていただきました。
電話をかけると、その本屋さんにはまだ電話が無く、町の振興会か何かが連絡先みたいでした。
当人さんではないので、詳しいことは分かりません。
今日、思い切って持って行きました。
本屋さんへ行って、恐る恐る
「本持ってきたのですが、いただいてもらえるものがあるか見てもらえますか?」
本屋さんの経営者は20代後半位の若者です。
彼は、躊躇なく
「なんでもいただきますよ」と返事がきました。
マンガ本は読んでいますが、美術書などは、今まで全く「日の目を見ず」です。
このまま廃品の山に積まれ、時として雨に濡れるのは忍び難く…と思っていました。
あそこの本屋さんの棚に並べられれば、私も少しは肩の荷が楽になります。
できれば、誰か縁ある人のもとへいけるとよいですが。