先日、刈りとったばかりの赤米と黒米をいただきました。
「何をされているのですか」と私。
「子供たちにお米がどのようになっているか知ってもらいたいから、少しずつ持って行ってもらおうと思って」
赤米・黒米を小分けして束ねながら、そのご婦人の弁です。
子供の頃、家でも米を作っていたので、刈り取りから米にするまでの大まかなことは分かっているつもりでした。
それに、我が家は精米機があるから…
軽~い気持ちで、いただいたんです。
「稲を2週間位干してから、やってね」
「は~い、ありがとうございます」
この「やってね」がどういうことか?
皆さんは、刈り取りからご飯になるまでは当然ご存じでしょうが、
ちょっと記してみますね。
田んぼで育っているときは、イネ(水稲)
稲刈りして、脱穀すると、籾+ワラ
籾すりをすると、玄米+籾ガラ
玄米を精米すると、白米+糠(ぬか)
白米を炊飯すると、ご飯
子供の頃、米の収穫について断片的に思い出すのは、田んぼに刈り取った稲が逆さにして干してあったこと。
足踏み機械とそれから風ともに何かが出ていたこと。
籾を取った藁が三角屋根の家みたいに田んぼに積まれていたこと。
ムシロに籾が干してあったこと。
精米するまでに何段階もまだやることがあるんだ~。
子供の頃の私が米の収穫について、ほんとに傍観者であったと再認識しました。
今、稲はベランダで乾燥中
今週中には、脱穀と籾すりをしようと思います。
脱穀は硬いプラスチック容器に挟んですごくと、できるそうです。
籾すりは、一升瓶に入れて棒でつつくんだそうです。
これにはえらく時間がかかるそうで…。ちょっと考え込んでしまいます。
が、まぁ、詳しい人にアドバイスをいただこう。
丹精込めて作られたお米。無駄にしては罰(ばち)が当たります。
「赤米はもちっとしているよ」下さった方の言葉です。
それを楽しみに、頑張ってみま~す。