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父と子/ツルゲーネフ
ロシアの農奴解放後、
古い貴族的文化から新しい民主的文化台頭へ✨
そんな時代の転換期
ニヒリスト(虚無主義者)の知識人・雑階級の平民『バザーロフ』
古い時代の考え方を全て取り払う全くのニュータイプな人間が主人公だ!
この『父と子』以前に平民が主人公になる小説はなかったようで、
ロシアの時代背景が反映された貴重な作品
新しい世代のバザーロフとその友・アルカージィに反して
彼らの親世代は昔からの貴族的伝統を重んじるタイプ。
簡単に言うと『世代間ギャップ』なんだけど
こういうことは今も昔も繰り返されている。
ニヒリスト一貫の考え方を持っていたバザーロフだけど
寡婦のオジンツォーワに恋をしてしまってからは
頭と心がちぐはぐに。
人間はやっぱり複雑な生き物だ😐
物語が終盤へ進むにつれて
周りはニヒリズムからどんどん離れていくし
バザーロフ自身も。。。
彼の『古いタイプ』の父親と母親は何があっても息子に愛情を注ぐ親だ。
こればかりは伝統や時代の新しい波は一切関係ない
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春の雪 豊饒の海1巻/三島由紀夫
『豊饒の海』4巻のうちの1作目。
同じく若い男女の恋愛を取り扱った『潮騒』とは、全く趣の違う
黒い渦の中に自ら飛び込んでいくような、滅びの美学を盛り込んだ内容。
読み始めてすぐ気付くのが作品の所どころに『死』の臭いを漂わせている…
「あ、こりゃ誰か死ぬな」と覚悟して読み始めると、なるほど~そうなるのか~
驚いたのが、蓼科。
ゾッとした。
老かいどころの騒ぎじゃない。女って恐ろしい…!
😱
主人公・清顕手動かと思いきや、全ては掌の上で転がされていたのね。
三島由紀夫の文章、とっても美しい✨
言葉ひとつにたくさん装飾付けても全然しつこい言い回しにならずストンと心に入ってくる。
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何十年と前に発行されているのに
文学全集なんかのハードカバーものは新品のごとく綺麗だ✨
以前文学のお師匠的存在の方が
「昔はよく自分の子供に読ませたくて文学全集を家に置いていたけど
当の子供も誰も手付かずだから綺麗なまま古書店に売り出される」
って言ってて、はーなるほど~と思った。
先日人様のブログで
「文学全集は家に置き眺めて感動するものだから読むものではない。読むなら文庫で」
って書かれていて、はーなるほど~と思った。
別館のハンドメイドブログです
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