お先に下山します☆彡

目指せ!エンディングノート(*^^)v

オール神奈川コンテスト♬

2021-06-08 00:06:32 | コンテスト

ホーム大会だ!頑張るぞ!!っと♬

初の地元JARL大会参加。去年開局したとき神奈川コンや横浜コンは終わってた、、やっと来たって感じ。。昨年のスコア調べて面白そうなバンドを探した。が、無いじゃん、隙間。。なんかこの大会ってガチな人多いみたいなので今回は特別な気合とヲタ根性が必要だ。

どのカテもベテラン勢の独壇場。。箱根や丹沢ロケは開催前からネットに場所取り宣言多数。なんかスゴイ!コワイ!!新人の入る隙間なし!。ロケ良くないけど強者がこないだろうなーって所で目立たぬようにやることにした。

予定運用地はマイナーな場所、15時開始なので、当日の日の出前入りで十分と考え箱根某峠に向かった。。が、マジか!先約あり!運がないと諦め、次のマイナー場所、湯河原星ヶ山へ向かった。。が、更にガチな先約者様あり!朝4時、大量の機材を横にテント泊中。前日の大雨をテント1枚で凌いだのか!おいらよりワイルドだ!。ヤバイ、もー引き出し無い。お目覚めまで待ち、運用バンドを聞き、場所をお借りして空きバンドでやろうと30分待った。が、熟睡中。。タイムロスするだけ。

これが怒涛の不運の始まりだった。。まとめて下のほーに書きます。

断腸の思いで、、神奈川県を捨てた(涙)ゴメンナサイマイホーム。。気力喪失、向かうは静岡県伊豆市。伊豆スカイラインの時限無料に間に合うのでここにしただけ。路上のタヌキに笑われた。不吉な予感、、、敗走する落ち武者なり。

現着7時。やっと安住の地を得た。。神奈川県内当初予定地より50Kmも南へ島流し。県外局同士の交信は得点にならないので、もーやる気なし。お遊戯モードに切り替えた。

当初の計画では、県内オールバンドに参戦。ローバンド1.9/3.5/7MHzはEFHWマルチバンドを新調。14m釣り竿もゲットし万全な準備だった。80m長ドローンバーチカルの実戦投入も予定していた。。が全部パー。。ローバンドやったって絶対呼ばれない(県外局なので)。取れない(隣県スキップしちゃうので)。。EFHWは、調整目的で張ることにした。

↑このEFHW用整合器、1:49、1.9~HFオールバンド対応。自作屋さんからオークションでゲットした。基本特性が非開示で不安ですが売れてる実績多数だったので。で、VNAで1KΩ~5KΩの負荷抱かせて基本特性見たら、残念、負荷2.5KΩのときがチャンピオンで、VSWRが2以下になるのは7MHzしかなかった。1.9は大きく誘導性に振れVS4以上アウト。補正Cを100pF入れると改善するので現場手術用にCを持参した。他バンドもワイヤー長で整合器のXを消すことになる。本末転倒。基本特性データって重要ですね。騙して使います。

朝から酒くらい、キャンプ飯、、無線は放置、ニコ生ライブで遊ぶ。。レジャーモードで無線機電源入れてみたら、何やら同じ2エリアの方が移動先で小パイル受けていた。。ここ数年、県外カテオールバンド部門で連勝されてる方だった。ロケも良さそう。。折れた心に重く刺さった。これもー絶対無理だわ。

酒が切れ、やることなくなった!。やる気も更になくなった!。動きたくないので設営は最小限。持参した50用HB9CVやV/UのX6000は展開せず。

ひと眠りしたら、始まってたw。こんな余裕は初体験。とりあえず、50/1200MHzから入る。相模湾越えに聞く神奈川県の賑わいが遠くに見るギラギラ花火のように見えた。。何局か呼びまわり県外局CQ出してみた。およよ、なんだなんだ、、呼ばれるぞ。。効率無視した酔っ払いリズムが良いらしい。CQも挨拶も演歌風コブシを入れまくる。各局笑ってくれる。ウケてるよ俺!w。調子乗ってじゃんじゃん踊る。。ご年配の方々は一緒に踊ってくれる。新境地開拓!ラッパーDJ気分!すげー気持ちイイ!。

他バンド移ってもラップ祭り。2バンド3バンド目の方は、変な局(おいら)のファンぽい様相(同じノリで返してくれる)。。レートもスコアも関係ない、もーイケイケゴーゴーだあ。みんなで踊ろうオール神奈川まつり~♬。

そんなんで前半ステージが終わった。。何か、変な局に変なやる気が出てきた。。スコアを見ると、およよおよよ、これを2倍するとーー、、去年の入賞スコアと比べるとー、、え!?あれれーー!。。火がついちゃいました!

前半撤収、後半アンテナに組み換え。。腰のナイフはクマ退治、じゃなくて、おいらの野外基本装備。これ付けてないと落ち着かない。今日はEFHWの端が森の中になりブッシュを刈る。。後半戦ローバンドはおまじない程度、144/430MHzに主軸を置いた。

夜深くなり風が10m/s近くなった。車中は蚊取り線香で中毒寸前。。タフなラストとなったが無事終了。。スコア見たら、、あれまあ、昨年の県外トップに届いちゃってました。

落ち武者・波男!よく耐えた。

↓タイ王国のラップ系DJ。こんな電脳娘たちとマルチOP運用したいですねー♪

隣国sodaちゃんのブレイクで、アジアはVDJ花盛り。弊国はVの点で全員失格w

残念なことにこの国、相互運用協定がない。


災難マルチ:

今回はいろんな災難・悪運に見舞われた。

  • 有料道路クラッシュ寸前、積荷損傷
  • 県内運用予定地、連続アウト
  • もらい事故、2交機出動
  • 山中虫刺され、明日病院

あるんですよねー、重なる日。。こんだけあると不気味。神社で神様にいろいろ懺悔、厄払いしてくる。

クラッシュ寸前:

これ命がヤバかった。。午前3時、箱根へ向かうため某道路を制限速度の70kmhで走行中、前方に蛇行運転する4tトラック発見。明らかな居眠り運転。リズムなく突然2車線幅にふくらむ。後ろから様子見してたら、別の後方車が注意しながら隙間を追い抜いて行ったので、おいらもそうしようとした。こーゆー場面は良くありますよね。。で、トラックが安定したタイミングに一気に追い越しかけた。横に位置した瞬間、映画「激突」並みの幅寄せ!キター!急ブレーキ踏み、おいら激停止!あと数センチで間違いなく大事故だった。。積荷のアンテナや道具はヒッチャカメッチャカ。フジの重量ポールが助手席まで飛んできた。角度ずれてたら頭直撃で即死必至。。車中確認は後回し、強烈に腹立ったので逃げるトラックをチェイス、業者名とナンバーをドラレコに収め、横に付き、タコ運転手に詫び要求!が、窓枠に隠れ顔見せない。脳みそイッチャってそうなので更なる被災を避け結局放流してしまった。大魔神の怒りが消えない。

パーキングに入れて荷物見たら、アルミポール変形、釣り竿破壊、他色々、。証拠は残したので、道路事務所で相談も考えたが、運用地場所取りに間に合わなくなると思い、そのまま山へ向かった。。間を空けちゃいけないのは分かっちゃいるが、、どうしてくれよう!Y下運輸株式会社!!

ー・・・ー ー・・・ー ー・・・ー

もらい事故:

たわいもない話ですけど、交機出動事案に。。だれにも利益ないのでどうぞスルーしてください。

今度は帰り道。有料道路パーキングで仮眠してたら、車ボディにガチーンと金属音!。隣に駐車した某高級車がドア開けた時、こっちに激しくゴッツンした。。犯人のオバチャンはおいらと顔合わせるも、なにも言わず去ろうとする。。キレますよねコレ。。そうじゃなくてもトラック事案で大魔神が塩漬けされてんですから。

速攻窓開け、おい!コラ!マテ!。。お前今当てたよな。。そのまんまかい!?

とぼけてるから、、今そのドアがこっちのボディに当たったろ!逃亡するのかコノヤロー・・(自粛)・・激しい言葉を浴びせると、オバチャン小声ですみませんと発した。。ふてくされた表情に反省が見えず、そんな態度ですむのか!コラ!と追い込むと、、運転席から小金持ち風な旦那(年頃おいらと同年代)が出てきてどーしたの?と知らんぷり顔。。あんたの車がこっちに当ったんだよ、あんたに聞こえない訳ないだろ!とゆーと、、旦那は、私見てませんからと言う。そったらオバチャン調子にのって、手が当たっただけなのよ、傷だってないし、なんなの!この人!って逆切れしやがった。

ハーーーイ!完キレしました!!。スイッチ入りましたー!。お前の手はロボコップか!

こんな夫婦?、放っておいてはいけません。社会悪です。天の神がおいらに世直しを求めています!

旦那は何もなかったように言い訳三昧。。お前、さっき見てないってゆったろ!外野は黙ってろ!当事者のこいつと話す!と怒鳴った。。店舗の中央口前だったのでギャラリーが集まってくる。。人相の悪さで、明らかにおいらが悪人。

20分程言い合い。。オバチャンがやっと認めた。手じゃなくてドアを当てました。ウソつきました、と自白。でも、、もう謝ったんだからいーでしょ。と、相変わらずアンポンタン。。いーかどーかは、あんたが決めることじゃない!

おいらがタカリ屋とでも思ったのか、旦那は無断でおいらの車、顔の写真を撮りまくる。。権利侵害だ!やめろ!と制しても聞く耳持たず。オバチャンはタオル持ち出し勝手に当てた場所をゴシゴシ拭き、ほら綺麗、ここも写真撮ってと叫ぶ。。おいら、触るな!コラー!を連発。。何人だこいつら。

開いた口が塞がらないとはこのこと。。旦那に世の秩序と法を説くと、、おいらに脅されてると思ったようで、あーもーいい、警察呼んでもいいですか?呼びますよ!と、逆においらを脅してるつもりw。もー子供レベル。

ギャラリーは、どうしたんですかー?とお猿さんの味方。旦那はギャラリーの輪の中で、これから輩退治のため警察に連絡びまーーす。この人もー許しませんからと大声宣言w、おいらを悪人に仕立てはしゃいでる。

好きにしろ!ちゃんと詫びれば許すのに、お巡り呼んで後悔するのは自分たちだって分らんのかボケ!。。車以外のお前らの犯罪も別途追い込むから覚悟しろ!と伝えタバコ室へ。。ギャラリーは増々増えていたw

5分後元気なサイレンでパトカーご来場。さすが交機スピーディ。速攻事情聴取。5分もしたら旦那とオバチャン、激しく落ち込む。世間知らずのとっつぁん坊や、やっと立場が分かったようだ。現場検証、傷現認、写真、調書。当然交通事故扱い。100:0で勝負あり。隊員は全面的においらに同意、指導してくれた。お猿2匹は泣きそうな表情で深謝した。

でも、終わんないよね。

勝手に他人の車いじったり、証拠隠滅とも思えるタオル拭きしたり、許可なく強引に私人の顔や所有物撮影したり、お巡りさんにも違法や迷惑防止条例違反だって言われましたよね。事実相違ありませんね!とお巡の前で2人に再確認した。。せめて写真くらい目の前で削除すればいいのに、そのまま不利な訴訟オプションをお持ち帰りされましたw。南無南無。。本物の輩だったら棚からボタモチ、タカリモチ、じゃんじゃんぶっこ抜きますよね。追い込むつもりはありませんけどね。

あー気分悪い。多分、おいらの性格も悪いw。

お目汚しすみません、blogでガス抜きしちゃいました。

ー・・・ー ー・・・ー ー・・・ー

虫刺され:

山育ちのおいら、虫の免疫はゴリラ並み。。が、でっかい赤単ができ熱引かない。奴らは山の獣全てのウィルスキャリヤだ。未知の株を注入されたか!?こーゆーのって急変してコロリ逝くことがあるんだよね。ムヒ効かないので病院いくだ。


帰宅後、考えた。。今回の不運の連続は何か原因があるはずだ。これは神の啓示か警告か。

毎回のルーティーンは守った。悪さやズルもしてない。愛人も笑顔で送ってくれた。。いつもではない何かを探せ。。縁起だとすれば、今回、怪しげ中華釣り竿とEFHW整合器を仲間に入れたことだ。。念のため浄化しよう。

次は、オールアジアンDXかJA1testあたりに出没しまーーす。。現場で波男見ても石投げないでね(^^)/

合掌

 


オール群馬コンテスト

2021-05-17 20:28:35 | コンテスト

どもぉ~、、お邪魔します群馬県(^^♪

2021/5/15~16、オール群馬コンテスト@赤城山。運用ポイントは標高1400m。南側に関東平野が開ける。

まず、結果から、、

某マルチバンド部門、過去10年間の優勝スコア超えました。。シングルバンドもいくつか。。どっち提出しようか、今回も悩む。

設備もテクも経験も上級ヲタのガチコンテスターたちが作った過去の記録、超えられないだろうと思ってたが、あれまあ、どうしたことでしょう。

初日の夜は視界5m。翌日は天候グルグル変わりコンテスト中は土砂降りの雨。2日間下界の景色は一度も見えず。山の天気堪能できました。

以下、今回のあれこれです。


赤城は勝手知ったる馴染みの場所。。若い頃、仕事でよく通った。

大沼の宿に長期滞在し地蔵岳のレーダサイトを往復する。スキー場の上から頂上までの稜線で、悪天候でプチ遭難したことがある。。宿から頂上のサイトまで約1時間で歩くのですが、真冬の積雪とブリザードで視界なく無線も通じずポジションロスト、出発点に戻りたくても方向が分らない。何時間も行方不明で地上は大騒ぎ。救難隊が入る直前で息絶え絶え局舎に到着した。。たぶんあの世行き5分の確率だったと思う。低山も舐めたらいけません。

今回はちょっと準備不足、、

  • 50MHz、HB9が完治してない(先週の東京testでエレメント破断)
  • フェーズシフターも間に合わなかった

HB9は部材だけ加工しておいて現場修理とした。。フェーズシフターは144/430/1200MHzのビームチルトをやろうと思ってたが、次回持ち越し、今回は物理的に人力でチルトることにした。

過去のコンテストは1200MHzが穴になっていてビームコントロールの重要さを痛感していた。

これはGP(X6000)を垂直設置のまま利用しているためで、1200MHzは垂直面のビーム幅が狭く、山岳からのビーム外ロストが発生している。。と考えている。

メーカーデータ(下図)によれば、1280MHzの半値幅は約6~8度くらい。これを超えると一気に強度が落ち、幅約20度点で両端が-20db近くなる。。メーカーデータはビームパターンが上下非対称で仰角ー5度でもー20dbとなる。ビームピークからたった-5度で20db弱くなる。。これは痛い!。長尺GPは数m/sの風で5度くらい平気で傾くし。

高利得GPの垂直面ビーム幅の狭さは、的を外すと、ホイップアンテナのほうが信号が強力だったり、同程度の利得の八木系アンテナの方が格段に強力だったりする。。あーあー・・こんなもんかと突き放す前に、今回は高利得GPの特徴をしっかり押さえコンテストに戦略的に生かすことを考えた。相手局がマイナス仰角になる山岳移動ではビームの有効範囲を知っておくことは極めて重要だ。

↓メーカーデータ(X6000)

仰角-5度を超えても、複数のサイドローブが有効に働く場合もあるが、基本的に、X6000の1200MHz帯のメインローブ動作利得(アンテナ利得(約8dbd)-ビームパターン値)がプラスになる範囲は、ビーム幅約10度以下しかないことがわかる。(空中線教科書の動作利得の意味ではありません)

今回、オール群馬コンテストでの利用に際し、事前に具体的な検討をしてみた。

理論計算(下のリンクにあり)は省くが、標高1400m、動作利得がプラスになる距離として次の指標を得た。

  • チルト角-5度 ⇒ 距離10Km~∞Km(見通距離)。ビーム中心点=16Km
  • チルト角-10度 ⇒ 距離5Km~16Km(前橋市内用)。ビーム中心点=8Km

  ※以下、チルトとは水平から下方仰角のダウンチルトの意味です。

つまり、通信距離によりチルト角を変えた運用が効果的と思われる。

垂直設置の場合、動作利得がマイナスになるチルト角は、パターン図から約̠̠−3度(パターン図曲線が8dbを超える点の仰角)。このときの距離は、

  • 動作利得がマイナスになる距離(-3度) ⇒ 27Km(これより短いとマイナスゾーン)
  • 動作利得がマイナス10dbになる距離(-5度) ⇒ 16km

つまり、垂直設置は、約30km以内はホイップアンテナ系にも劣る可能性がある。

また、ビーム中心を人口密集地に向ける場合のチルト角は、

  • 70Km(埼玉中心部) ⇒ チルト角:-1.2度
  • 100Km(東京、23区) ⇒ チルト角:-0.8度

つまり、半値幅に比べ小さいので、このくらいのレンジや更に遠方はチルトさせる必要がない。

ということで、狙うエリアに合わせ「チルト角0度~10度の範囲」で運用を目指した。

おまけにもうひとつ。。相手が固定局なのに常にQSBを伴う局をしばしば体験する。相手のアンテナ条件やマルチパスを除き、これは、ビーム変化が急峻な角度に位置する局で、X6000垂直設置の場合、仰角-3度~-5度(距離15km~27km)くらいに位置する局は、X6000が微風で2度揺れるだけで信号強度にMAX15db前後の変化が生じる。3dbステップSメータならMAXでSが5揺れることになる。信号強度が強ければ問題ないが、相手局がQRPや設備都合でRS59を切るような場合、モービル局のように感じることになる。

と、まあ、高利得GPの取り扱い上の注意、作法がいろいろ出てくるわけです。

チルト角による伝搬距離の関係はこっちの記事をご参考ください。(標高1000mにおけるビーム半値幅による伝搬距離の違い)。上記指標もこの計算式をベースに算出しています(半値幅は動作利得がプラスになる幅に置き換えます)。


実験:

↓画像のように、ポールに仰角制御用のラインを付け、ただ引っ張るだけ。。地面側の滑車で折り返し車中へ、運用しながらラインを出し入れします。

コンテスト前、リピータを距離別にアクセスし、チルト角の変化(0度~5度)による信号強度の違いを見てみた。

天候の影響でフジインダストリポールのフルアップが無理、短縮状態で固く、人力チルトは5度が精いっぱいだった。フルアップでアンテナの根本に引っ張りラインを付ければ、たぶんチルト10度くらいはいける。

はいこれ、

距離 リピータ局 リピータ仰角 チルト0度 チルト5度 信号強度差
10km 前橋 ‐8.0度 59+10db 59+25db 15db
27km 伊勢崎 -3.0度 59+5db 59+15db 10db
60km 東松山 -1.3度 58 59+5db 8db
100km 調布 -0.80度 56 56~58 6db
120km 横浜 -0.67度 56 56~57 3db

同じ地域にも複数のリピータ局があり、ロケの相性や信号強度も疎らなので、比較しやすいように強度順に並ぶよう選局した。

どうでしょう。。チルト5度でこれだけの信号強度変化を計測しました。。体験的に相手局信号が微弱な場合、6db以上の変化は解読可否に直結します。チルト0度でSが振らずバサバサで解読できない局も、チルト5度にするとR=5で取れることが期待できます。コンテストにおける動的チルトは受信品質を上げる武器になりそうです。


そして、コンテストに投入:

実験から、チルトは、聞こえない信号を聞こえるようにするNF最高のプリアンプのような使い方になった。

CQ後、誰かが呼んでる、、でも取れない、、。QRZを出し、人力チルト発動。。左手でログPC、右手で仰角制御のチルトラインを引っ張る。。フジのポールは固く結構力が必要。もー、体力スポーツの世界!

結果は、使えます!。過去はカスカスで放流するような局を、20局以上拾うことができました。。1200MHzだけの予定でしたが、430MHzでもトライしたら切れ味は落ちますが十分有効でした。

今回、人力チルトしたのは、大票田である南南東方向(埼玉、東京、神奈川、千葉)のみでした。。西方向に集中する群馬県内町村マルチは17エレループアンテナで狙いました。。QSO数はX6000で増やし、特定エリアマルチはビームで拾う。今後もこれでいけそうです。

最後に、1200MHz用17エレループもX6000下に設置してたので、チルト変化による両者を比較してみました。結果は、17エレループは垂直面チルト変化による信号強度変化はほぼゼロでした。当然ですが、当たり前を確認しました。


いやー、、2日間、疲れました。。山の天気に翻弄され、雨の隙間の実験枠、撤収は雲中の雨、またまたヘトヘト。。定番の100円カレーとゆめぴりかで打ち上げ。

↑これ以外に、おでんにトマトをぶっこんで見たら、、、激ウマでした。スープが高級料理に変身します。レギュラー化決定。

撤収後、天候回復し、赤城大沼に立ち寄り昔仕事でお世話になった湖畔の宿にご挨拶。。数十年ぶりの再会、しっかり覚えてくれていてあふれる昔話。ちょっと涙モノ、感動しちゃいました。。泊まっていきなさいよって言う若奥様、、だれだおめーわ?と聞くと、、当時散々面倒みた鼻タレ娘でしたw。ダンナがいなきゃ泊まりたいw

↓赤城神社にお参り。。前橋市内の日帰り温泉はコロナクローズ。吉岡町の温泉(400円)に浸かり帰路につきました。

境内の石碑には、白樺派の志賀直哉がここで詠んだ詩があり、情緒ある内容にジンとしました。小さな神社なのに巫女さんが多く、気持ちよく挨拶してくれます。境内は隅々綺麗で、お守りや御朱印も充実。。沼の鯉たちが異常にでかく人懐こい、全部メーターオーバー。。そういや、昔宿で鯉こくが良く出た。

てなわけで、いつものお口直し(^^♪。お疲れ様、、俺。

 


QRPsprint/東京コンテスト

2021-05-04 23:42:54 | コンテスト

↑海のお友達(タイ)。無線業界は色気無いのでトップアイコンにして釣り!(^^)!。小生、天使系ポートレイトもいろいろ撮ります。

さて、先週のALL JAに続き、今週は下記2つに参加し、本日帰宅。GW凄い人出ですね。

・QRPsprintコンテスト

(2021/5/1 12-15時=21,28,50MHz 16-20時=19,3.5,7MHz QRP5W)

・東京コンテスト

(2021/5/3 9-15時 21,28,50,144MHz)

堂平山移動。途中の剣ヶ峰、頂上の天文ドームはスルーし、先週知った山中ロケーション。

↓3.5/7MHzダイポ~ル

↓HFトライバンダーHB9CV、VHFはもう一個のHB9と八木さん

ますは結果から、、

■QRPsprintコンテスト

1.9,3.5MHzはアンテナ整合できず捨てた。オールバンド部門で昨年の入賞圏内に入る。他局のスコアが読めず1位ゲットは微妙。シングルバンドなら昨年トップを超えるのが複数ある。規約により各シングルバンドのログを提出する手もある。どうすっぺー。

■東京コンテスト

都外オールバンド部門で昨年トップを超えた。シングルバンドも昨年入賞圏内がある。どうすっぺー。


先週からコンテストが密。コンテスト週間だ。ALLJAから始まった一ヵ月内の隆盛祭りは、、

①ALL JA
②QRPsprint
③東京
④オール静岡
⑤オール群馬

全部参加できるかなあ。。海外はWW WPX CWコンテストもある。先日のSSBでは隙間カテで世界トップだったので2匹目を目指すか。

ってことで、今回の一部始終。


ー1日目ー

QRPsprintコンテスト:

第一部はトライバンドミニマルチHB9CV。第二部は1.9MHzは捨てて3.5/7MHzダイポール2本。スタートギリで設置完了。
大まかな作戦、50MHzは局数稼ぎ、3.5/7MHzはマルチ稼ぎに注力することにした。
50MHzでスタートし順調、1時間程途切れない。QRPなのでSSBよりCWが能率よい。50が途切れたタイミングで21,28,50MHの回転運用。どのバンドも昨年の入賞圏に入った。
15-16時はハーフタイム。DPアンテナの指向性を考えながら調整に四苦八苦。3.5MHzはリグチューナで落とせず結局ダメ。7Mhzだけの片肺運用となる。
アンテナ調整で第二部スタート15分遅刻。7MHzはSSB局は1局しか確認できずCWが景気良い。強い局を一巡後CQ出す。
空振りはないが、信号弱い、エコーする(これってマルチパス?みんなどうしてるの?)。モアモアして取れない。コンディション変化を待つしかない。
17時過ぎてからモアエコーより根性が勝るようになり、ちびちびスコアを伸ばす。国内遠距離がイー感じで浮き上がってきた。
18時過ぎ、突然、、、車外で、ドッカーーーン!!熊?鹿?ウリ坊?
獣撃退レーザー持って外出たら、、目前、豪快に稲妻が走る。一瞬フリーズ。オイラと同じ高度で横に走った。雷来襲!合わせて豪雨。空電もなかったのに突然きやがった。
速攻同軸外し車外に投げ、リグ切った、、、雷雲の中、我慢大会。。。結局20時ノーサイドまで蓑虫、何もできず。ゴールデンタイム2時間を逃した。
雷雨は去ったが、山中一人、不気味過ぎたので、22時、剣ヶ峰駐車場に避難。。アンテナ降ろす間、獣気配にドキドキだった。
駐車場着、天候回復し全天星空。電視観望(天体望遠鏡)を1時間かけセット。観測開始したら、、突然の大濃霧!雲か?呼吸が止まる勢い。。せっかくセットした機材を分解撤収。なーーにやってんだか。
もー無理。降参。。ヘトヘトになって寝袋に入った。


ー2日目(空き日)ー

寒さで睡眠不足。今日のプラン。

・山中のDPアンテナ撤収。全アンテナ解体し、翌日の東京コンテスト用に組み換え。
・天文台エリア同業者チェック。
・他客いじり。
・カメラ遊び。

朝から山歩き客がひっきりなし。設営場所がコースに接するため、こんにちはーナニヤッテルンデスカ(こんなところで)コールが途切れず。
まず前夜の片付け。雨で濡れたままで面倒。。翌日の東京コンテスト向けにアンテナ組み換え。
前回から使い始めたアンテナスタック、50MHzのHB9スタックを、90度方向ずらして取り付ける計画(サイド局の機会損失を減らすため)。が、、組み立て中、HB9一基のエレメントを折ってしまった!。無念、スタック無し決定(涙)。
144MHzはシンプルに3ele八木で広く拾う。
この山中で夜を越す勇気が無く、セット後、ポールダウン、ステーで固め一晩放置した。予報では風7m/s。ふみたて君に重し置いたが、、ちょっと怖い。

↓8m高を4m高までポールダウンし一晩強風を乗り越える

天文台へ行くと行楽客で賑やか。。天文ドーム駐車場にアンテナ発見、ドーム内に引き込んでやる気満々。。これはまずい。小生の場所から直視300m、互いのアンテナが見える。至近距離で主砲の打ち合い、潰しあいになるべ!!(ドームから直線距離500mの剣ヶ峰運用の場合は途中で山が遮蔽となり直撃はない)

ドーム駐車場、昼時、地元のおばちゃんが手作り軽食を売っていた。激安、下界の半値以下。ロードバイクの人たちに大人気。我慢できず色々購入(塩おにぎり、揚げちくわ、厚焼き玉子、きぬさや、ゆで卵、いちご:計370円)、これは良い!下界で買うより新鮮で美味いし!。。休日の昼は出店してるそうだ。しみじみかーちゃんの味を思い出す。これからはコレ目当てにこよう。

↓隠れた名店ですわ。オーガニック素材、塩分少な目、絶妙な美味さ。都内なら行列だぞ。

キャンプ場散策。管理のおっちゃんは既に顔なじみ。なんでも天文台周辺の無線運用は制限始めたそうだ。ドーム宿泊客はOK。バンガローはお茶お濁された。ドーム以外はモンゴルテントのシリウスが最高ロケなんですけどねー。

↓シリウス前

↓シリウス前からの東京方面。奥は房総半島。

天気よく、あちこちで自然撮影。老人の定番リハビリ。

↓熊蜂?でしたっけ。バンガロー前、体中花粉くっつけ蜜集め(^^♪

↓先週のALLJA時の桜は散ったが、別カブはまだまだ見ごろ

↓山つつじが群生してた

地元客と話し込む。都幾川来たら、そば食って帰れ!お土産は恩田商店のゆず豆腐だ!地元人にもマストなのだそうだ。


ー3日目ー

東京コンテスト:

早朝、山中へ向かい昨夜の強風でアンテナが倒れてないか確認。セーフ。。初日の夜、どんな嗜好なのかナイトハイカーに遭遇した。最初は見ちゃったか!と思い背筋凍った。ハイカー除けにステー全部に天体観測用ケミカルライトを装着。首釣った様子なくこっちもセーフ。

開始1時間前、このポイントを知るコンテスト参加者が来られ、様変わりした風景に驚いていた。

余裕でスタート時刻9時を迎える。おいらのクセ、出だしは地味に控えめ。事前の周波数確保なんて絶対無理。電波な知人もいないし時間持たない。CQ出すとアレコレ質問されるのでヤダ。上位常連局の様子を見ながらスロースタートした。

前半は50/144MHzから入り、後半は21/28MHzへ回転操業。北風が強く車が揺れるが、森の中なのでアンテナはOK。剣ヶ峰や天文台より安心。

V/UHFは想定通り大票田。21MHzも意外と局数多い。マルチは歯抜け多くシングルバンドでは49マルチ止まり、全23区はならず台東区、港区を落とした。。遠距離は50MHzで三重県、富山県をゲット。

シングルバンドでも昨年の入賞圏内となったが、オールバンドも昨年トップを超えた。どっちで出すか。。昨日、1月に参加したオール埼玉コンテストの結果発表があり、V/UHFバンドQSO数ではダントツぶっちぎったが、マルチで涙をのんだ。1200MHzを捨てた分マルチが減った。。東京コンテストもオールバンドは都内局をどれだけ拾えるかのマルチ勝負と感じる。。オールかシングルか、都内局割合の多い方を提出しようかな、、。

撤収後、剣ヶ峰駐車場で夜を待つ。天候が良く天体観測で遊べそう。。駐車場は大勢のお客さん。カップル、キャンプ、愛車いじり、無線、、異業種交流会の如し。

で、一番違和感のあったのが、無線マニア!(下の写真の右上)

栃木からこられた5人の集団で、泊りで市民無線のみを運用していた。。夜までEs伝搬が良く、遠距離に熱心。。ただ、マナーが悪い。非常に悪い。こーゆー種族が天文台周辺を運用規制に追い込んだのだろう、、こんな状態↓

  • こちら栃木〇〇、熊本〇〇、ゴトキュー、5と9です、どおーぞーー!半径100m全域に聞こえる怒鳴り声拡散!!
  • 駐車場を縦横無尽に徒歩移動、叫ぶ!、多客の迷惑完全無視、酒も入ってて、ほぼトランス状態w
  • カップルが仲良く写真撮る真横に乱入、叫ぶ!、空気関係なし、狂ったオヤジ達w
  • 小生の車載道具見て、なんだアマチュアかよ!と聞こえる声で突っ込まれる。ハイ、アマチュアです。すみません(涙)
  • 天体望遠鏡の設置始めたら、50m向こうから、アハハーあれで盗撮するんだでー!と大笑いされる。(大涙)君たちのその外れたセンスはいったいどっからくるの?
  • これが夜9時まで続いた。強烈暴波族、、、節度はどこにある。

ググったら、フリラーのGW一斉オンエアデイだったようだ。しかし公共秩序はルールとマナーが作る。トークパワーや明瞭度がどうのなんかじゃ子供の言い訳にもならない。

公害無きカルトなら放置すれがいいが、あまりに異次元のデリカシーの無さ、呆れて注意する親切も湧いてこない。。他のお客さんも、近寄るのが気持ち悪い状態で目が点だった。。もー、海の暴走族ジェットスキーと同じ、、この線からこっち入るなって規制するしかないのだ。

彼らは夜10時に就寝。やっと夜景スポットに静穏が訪れた。。早寝だけは子供より偉いw

午前0時まで星見。帰路についた。。(↓ソンブレロ銀河を観測中)

↓都内方面の夜景。中央はスカイツリー。120mmで撮ってますが都内の高層ビルは全部見分けできます。


QSOレートの話:

ロケが良いとパイルが多くなり、どうしても取りこぼしが発生する。最近これが頻繁にあり対策が必要と考えてます。。一番痛いのが、自分の信号が届いてないのだなと思い諦めてどっかいっちゃって、二度とコールしてくれない局。

今回の東京コンテストCWは、連続パイルする59+強力局の裏で、41~55程の信号で熱心に呼んでくれる局が多くあったが、強力局の陰となり取り切れない場面が多かった。5分でも10分でもずーーっと呼んでくれているのにホント申し訳ない。。こういうところで他エリアや珍マルチを落としていると思う。

また、複数局が周波数ゼロインするので、パイルロスが起きQSOレートが落ちる。。5局/分が可能な状態が、2~3局/分となってしまう。。これ、皆さんいろいろ工夫されてるようで、受信機もアンテナも2系統にして左右の耳で聴き分けたり、ダイバーシティ合成や切替で特定方角の信号だけを抽出したり、あれこれ魔法を駆使しているようだ。。移動運用設備の制約下でMaxパフォーマンスを得るにはどうすればよいか?。。。小生も、避けられない沼へ入水することになりそう。まずは受信電波の位相制御にトライ。


今日はオール静岡コンテスト。県跨ぎ移動禁止令。小生神奈川県住民。箱根大観山駐車場に駿河湾側の窓があり予約済だったが、大渋滞につきキャンセルした。

次はオール群馬、HB9の修理と、新作フェーズシフトラインを投入する計画~(^^)/

 


オールJAコンテスト

2021-04-27 06:06:32 | コンテスト

2021/4/24~25日24時間、アマ無界国内メジャーコンテストの一つ、ALL JA コンテスト参加レポです。

運用場所、車の真上の桜♬。。綺麗ですねええ。

結果、オールバンド部門はローパワー&ショボアンテナではやはり歯が立たない。。50MHzの交信数は昨年優勝者を超えたが、マルチが微妙。

ニューカマーの小生の目標は、国内4大メジャーコンテストで全部入賞、できれば優勝、1シーズン縛り、年間グランドスラムってゆーんですかね?。小生のメジャーデビューは全市全郡コンテストで始まり、今回は2発目のALL JA。ガチな人たちの舞台だそうで全国のベテランが勢ぞろいなのだそうだ。

移動地は堂平山剣ヶ峰。2月、関東UHFコンテストで前日場所取りに入った時は、既に先約者がおられ玉砕。なので1.5日前に入場し確保。つまり計3日間の移動となった。。小生が設営後、複数の方が来られたが皆さんUターン。大先輩の皆様、聖地拝借、ありがとうございました。

暇つぶしは、流星群の電視観望(この日はこと座流星群ピーク)とパラグライダー(ベーシックライセンスだけど遊ばせてくれるかもに期待)。あと覚えたてのFT8運用。

↓こんな感じで設営。。一応オールバンド準備。1.9MHz、3.5MHzはドローンバーチカルを実戦投入しようと80mのバーチカルワイヤとマッチングセクションを用意した。7MHzは逆VDP。

21,28,50MHzは、HB9CVミニマルチビーム、50MHzはもう一つHB9をのっけてスタック動作させた。

↓白ボックスが50MHz用Qマッチ。2つのHB9アンテナの10mの同軸の無線機側でパラった(50Ωパラ入力>25Ω>Qマッチ36Ωライン>出力50Ω>無線機)。近日中にフェーズシフトラインを組み込み手元でビームフォーミングさせる予定。


ー1日目ー

アンテナ設営が完了したところで丁度パラグラ集団が来たのでご挨拶、イー感じ。あのーー道具持ってきてないんですけど借りれますか?とぶっこんで見た。。クラブの方ですか?と聞かれ、、いいえ、あのアンテナの無線バカす。体験用の道具でいいのでキャノピーとハーネス借りれませんか?と追い打ち。。え?、え?、、なんですかあなた(顔が語る)

まーそーなるわなw

富士の朝霧高原で飛んでたんですけどと言うと、マジ顔され、あーー朝霧ねーー、あそこは簡単だからー、ここは関東でもトップクラスの難所ですよ。気流が安定しないので危険ですよ。と制される。。やるなら手順踏んでくださいと。。しょーがないからテイクオフヘルプで遊んだ。

↓ FT8運用がヤバイ。初心者なのでパワー絞って恐る恐るCQ。1回CQ出しただけ。そったらコレっすよ!

↓50MHz

↓7MHz

↓この同心円はなんなんですかね?飛んでる距離とブラインド方角?確かに西北は山で遮蔽されるので。

FT8でも、パイルとかあるんですね。。。1局交信して逃げようと思ったら、延々と呼ばれる、呼ばれる、、、どう拾うのか作法が分からないオイラ超初心者w。。その後コンテスト中、相手局からFT8出てましたよね、半端なかったっすよと言われ、、目立ちすぎた。

夜は雲と寒さで電視観望どころじゃなかった。

予想外の寒さ、深夜突然腹痛でアレを催す。ここはトイレがない。アウトドアのセオリー通り自然に戻す。最中、他客の車に照射されそっちも危機一髪だった。


ー2日目ー

本番当日、夜21時スタートなので昼間はアンテナ調整。客が多く1.9/3.5MHzのドローンバーチカルが上げられない。悔しいので4m高で横張りしたがマッチングとれない。1;9と3.5はあきらめることにした。

昼、以前お会いした大先輩が来た。あ、どもども。。聞くと、大先輩もオールバンド。しかも、この場所共有でどうですか?と仰られる。。むむむ、ほえほえほわい?w。。思い出した!前回お会いした時、小生コンテスト初参加、この世界何も知らず、大先輩が使っていた場所に強引に乱入、目の前にアンテナ設置、同一バンドで出るというテロを敢行していたのだ。

小生の渋い顔を見て先輩が折れてくれた。天文台方面に行ってみるといわれ、その後帰ってこなかった。天文台は今日アウトのはずだし、どこに消えたのだろう。

おばちゃん達とワラビ取りしたり、焼き鳥ご飯作ったり、FT8で遊んだり、、車全開でFT8やCWやってるとウグイスが寄ってきて鳴き比べが始まる。どんどん近くに寄ってくる。受信タイミングに合わせてウグイスがシンクロして合唱するのだ。これは発見か!?

やはり大先輩が気になった。熊注意の看板もあるし。獣避けの大出力レーザービーム持って天文台まで登山道を歩ってみた。1km程歩くと、、、出た!熊!、、じゃなくてパイセーーーン!。なんと、誰も知らない(だろう)理想ロケをゲットしていた。秘密の場所なので写真非公開。ここはイイ。山頂と同じように電波的にほぼ360度抜けてる。なんでもここ1年でできた新ポイントらしい。クラブ局で使うような大量の機材を広げ黙々と設営中だった。これ設営も撤収も3時間はかかる。本物のガチには限界というものが無い。。しばらく情報交換。無事でよかったw。

21時、コンテストスタート。1.9/3.5MHzは捨てたので7MHzが開けてる内にマルチを稼ぐつもりが、飛ばない!。他局が呼ぶと絶対負ける。。50MHzに移り交信局数積み上げを頑張る。期待通り100局/時間ペースが続く。


ー3日目ー

マルチが欲しく、7MHzをしぶとく攻める。逆VDP、給電点6m高、両端3m高ではやっぱりきつい。ローバンドは標高のメリットがない。疲れるとCTESTWINでうたた寝CW、満開の桜の下、日向ぼっこしながら運用↓

24時間経過し、終了の21時。完走。もーヘトヘト。車中のオールバンド参加はほんと疲れる。アンテナショボイと疲れが何倍にもなる。次は対策しよう。

風が上がり、撤収作業が修行だった。。移動の鉄則、来た時より綺麗にして帰る。。下山し麓のコンビニに着いたらすでにクローズ。疲れリセットできずそのまま関越へ、、眠気が限界超えると目が塞がらなくなる、アイロック現象w運転脳だけ動いてる。CPUパフォが落ち、環八でドンキ寄ったら5千円どっかに落としてしまった。すき屋で支払いできず、、シングルオペのおばちゃんが特別処置してくれた。おばちゃんありがとうm(__)m

ドローンで撮影した動画あげときます。客の居ないわずかな時間にチョイ撮り。。アンテナ高度(8mh)と20mh、70mhで撮ってみた。空中で見ると良くわかる。自分が電波だったら、ローバンド8mhじゃ気分悪く飛びたくないもん!。20mhを超えると、ヨシ飛んでみるかあ~、になる。波長の気持ちが良く分かったw

ログ提出はどの部門にしよう、、

50MHz交信局数は昨年優勝を超えたがマルチが心配。オールバンドならニューカマー部門で行くしかない。悩ましい。

さっきネット見たら、オールで2000局超えた方もいるんですね。。それって24時間寝ずに、平均80交信/時間ですわ。狭い車じゃ体がもたん。マッサージ付きリゾート、もー南の離島いくしかねーなこりゃ。

今回、米国からリモート運用してる方2局とも交信できた。。石垣島にタワー建てて横浜から運用しようか。

教訓:

  • ローバンドANTは平地で整合取れたものを持ってくこと。現地デビューはダメ。
  • ローバンドANTは地上高が勝負。高さの工夫必須。
  • ハイバンドマルチ増やすためにクラスタ類の勉強必要。

面白かったこと:

小生、Dupe局は注意しないでそのままログ記録する(注意が面倒)。今まで参加のコンテストではDupeは少なく効率に影響なかったが、今回は非常に多かった。Dupeは計20局。4回ぶっこまれたのが2局、3回が5局、2回が13局だった。。4回とかもーギャグですわw。JA1YA〇、JJ1YA〇の学生クラブ局、どーゆー管理してるのか興味深い。どっちもYAが付くのも。こーゆーのはWKDB4やDupeですと伝えても効果なく、ちょっとするとまたぶっこんで来るw。何してもダメなので無視してあげると近寄ってこない。大変愉快なエクストリーマーさんたち、今後も暴れてほしい。

 

今週は、QRPと東京コンテスト!!。。。どこにするべ。

 

 


非常通信訓練コンテスト

2021-04-04 18:32:27 | コンテスト

2021/4/3、JARL神奈川県支部主催の非常通信訓練コンテスト参加。

神奈川県足柄下郡湯河原町、星ヶ山で移動運用。標高約600m。県東部がほぼ見通せる。県西部は大山がブロックする。コンテスト時間は18時~24時。HF(3.5,7)/VHF(50,144)/UHF(430,1200)順に2時間ポッキリ、チェンジあり、3回転。今回もキャンプセットと一緒。

コンテスト前、3.5MHzの垂直半波長バーチカル40m長の実験をしたく午前中に現着。はい、ドローンバーチカルです。別記事書きますね。

7,50,144,430,1200MHzアンテナを設置。オールバンド部門にエントリーして、調子悪かったらモノバンド部門に乗り換える作戦。3.5Mhzは結局アンテナ無し(実験だけ)。

HFスタート、7MHzが調子悪い、コンディションが悪い上逆VDPで非力。3.5MHzを覗くと、昨年オールバンド部門で優勝の方がテンポよく走る。7MHzよりコンディション良く各局もいーかんじ。7MHzDPにリグTunerでなんとか乗らんかと試すがアウト。。HFで50局は遅れてしまった。。泣き泣きV/Uアンテナの再調整時間にする。

VHFスタート、50MHz,144MHz。ほいほいいーかんじー。モノバンドなら過去の入賞ラインに届く。のどがかれたらワンカップ。

UHFスタート、430MHz、1200MHz。430は局数もマルチも3桁越えちゃいました。1200も頑張るけどGPだと呼ばれても取れないことが多い。早いとこビーム作るべ。

HFちゃんと準備すれば300QSOは行けた感じでした。ログ提出は入賞不透明なオールバンド部門にするか、確率高いモノバンドにするか、悩みどころ。。初参加でしたが様子わかりました。次回はちゃんと3.5MHzも出れるようにします。

県内移動だとどこがいーんでしょうか。大山は夜中運用が怖いし(今回どなたか運用局がいらっしゃいました)、城山方面はブラインドが気になるし、オールバンドやるから設営スペースもね。

日中は風もなく24℃でぽかぽか陽気、夜中は風が上がりmax8m/sに叩かれ恐怖でしたがフルアップのまま就寝(疲労困憊)、目覚めてすぐ残骸チェック。セーフでした。。降ろす前に長崎コンテストにちょこっと参加、CWで心が洗えてよかったですw

一応、この運用地(星ヶ山)からの理論見通し距離、約92Km。さいたま市周辺までの距離になり、ほぼこの半径内が快調でした。この赤ラインが大山を避ける限界ラインで、これより西はブラインドになります。今回、430MHz最長は群馬県みどり市で138Km。丹沢山や奥多摩の山越えなので山岳回折と思われます。

ところで、ちょっと真面目な話。

仕事で非常、災害、救急、有事に関わる期間が長かったです。ライフラインや通信インフラが絶たれた時、助かる命を助けるため、指揮系統と機動チーム配置の最適解を求め国内外の様々なドリルを支援してきました。どんなケースでも現場への人的リソースと必要物資の適切投入、他機関との共通プロトコルの有無がキモとなります。

大規模インシデントが発生した際、公共機関では対策マニュアルに従い地域、業種別に多くの本部が立ち上がります。これを都道府県や省庁が指揮しますが、実は日本はこの縦横連携があまり得意ではない。消防、医療、警察、自衛隊、NGO等、規模の従属関係や一部ルール化されたものはありますが基本みんな勝手に動きます。例えば同じ現場に入った医療チームで厚労省管轄のDMATと自衛隊医療班は別系統で動くため情報共有ができなかったり、目前の要救護者に対し、これは担当外、ここから先は触れない等、大変歯がゆい壁が存在します。日本ではこの効率の悪さを現場に派遣された分野別専門家のマニュアル外、役割外の気転と尽力でカバーしてる現状があります。合同訓練は日常的に実施してますが各機関、縦割りMAXなプライドも強く領分の毒文化がなかなか消えません。欧米では共通指揮系統が明確で政府、軍、民間の役割と協調タスクが詳細化されていて動きやすく合理的です。日本は災害や非常時対応の先進国のように考える風潮がありますが、実は科学的アプローチではまだまだ後進国で、現場指揮者の例外調整力とアナログな人間力に大きく頼っているのが現実です。これはきっと治らない。合理は奉行の腹の中、理屈より情けが優先、私たちが親しんできた助け合い文化は局所では成功するのですが、広域では歪みを吸収するクッションが無くなり関係者に無限の心労を与えます。

情報化時代、現場のリアルを把握するため、災害・緊急時のSNS情報のリアルタイム分析や、避難者のリアルタイムヘルスデータが増々重要になってきていて、各機関独立に収集する複合情報をAI処理し、緊急度や兆候を割り出し、投入リソースを戦略的に計画する時代になってきました。国もシステム研究に予算が積極的です。

アマ無の非常通信も、伝達・中継だけでなく、一歩進め、一定ルールの元その情報ごと体系的にラベル付けし、共有、横展開されるようになると良いなあと思います。

ニューカマーで無知なんですが、プロトコル決めて、電話モードで、長距離や伝達時間や中継局数等を競うようなコンテストってないんですかね?


2021 WW WPX コンテスト SSB

2021-03-28 19:01:15 | コンテスト

まだコンテスト終わってないのにup。土砂降りで撤収・帰還しました。。残念なことにドローン計測は強風でできなかった。撤収時は風速10m/sあった。昨夜のメスティンも外でできず車内でやった。

今回移動地は、外房、千葉県いすみ市太東崎灯台。7,21,28MHzに参戦。パワーが無けりゃロケで勝て!ってことで、先日ARRL DX Phoneで山岳運用のHFDXへの効能を見たが、ほぼ効果なかった。。なので今回は海岸にしてみた。見つけた場所は、、

  • 海抜70m、崖、海面にほぼ垂直で落ちる。
  • 北~東~南、180度全面太平洋が開ける。
  • 崖際に駐車場あり。

ロケ難民には理想的です。たまに見ますよね、海岸の丘上にごっついタワー建ててローバンドフルサイズビームとか上げちゃってる神ロケな方。あれにちょっとでも近づきたいなーと。。なんつっても国も認める好適地、コレ

googleで見るとこれ↓

北↓

南↓

今度こそ地表に邪魔されず海面に直接ビーム打ち込める、打上角も下げれると期待したのである。(逆方向は千葉の低山が広がり、HF的には普通の丘、V/UHFもほぼメリットなし)

日の出の人気ポイントなので場所どりで早朝現着、1番手。。トライバンドHB9CVミニビームアンテナ(21,28,50MHz)とダイポール(7MHz)を設置。崖際最短、3m先は海面まで70mほぼ垂直に落ちる。7時にはこの場所を維持するNPOの方が来られでっかいアンテナを見て厳しい話をされる。魚心あれば水心、得意の変化球で紳士に乗り切る。(直球勝負するとここは国定公園なんて当局の許可を取れとなる)

9時コンテストスタート。21MHzが好調、北米西海岸、南米が予想通り、北米は1コールで取れるが、南米は厳しい。。スコアアップを狙いながらアンテナビームをずっと気にしていた。。昼前28MHzもオープンし太平洋が開く0度~180度は想定通り拾える。。ビームが180度を超え房総半島の陸にかかる東南アジアや中国は極端に悪化する。信号強力なのに拾えない1way。ロシアや欧州も同じ。非力なIC-705のせいもあるだろうが、海と陸、やっぱり海が効くようだ。

順調な他のJA局は、たぶん絶対値の違い。ビッグアンテナ&ビッグパワー。

今回、海が武器になることが実感できたので、後はどう使うかを追求したい。。砂浜バーチカルや船上アンテナやってみたいやってみたい(趣味でヨットもやってますが、海水グランドではなく、ヨットのリギンを理想的なアンテナにする悪巧みあり)。。ドローン計測は風無い時やりまーす。

今回面白かったのは、シングルOPでCQだけ複数の音声(男、女、LB等)が多かったこと。初体験でした。。たぶんRig内臓の音声メモリを使ってるわけですが、CQは女性録音声で釣り、ナンバー交換は本人男性が生声対応。ボイチェンで女性な局もいました。。先日、国内コンテストでこれをやろうと思ってたら、移動先でお会いした大先輩から、ふざけるな変態野郎!恥を知れ!って大ヒンシュクでした。。でも真剣に何がいけないのか解らない小生。今回国際基準wが見え安心しました。やっぱ日本人って頭固いんですかねえ。

Classic部門、アジア上位が狙えそうです(^^♪

次は、4月3日、18-24時、神奈川非常通信訓練コンテスト。どこいくべ。→ここいった(^^)/


追記)

ここは戦時中、電波研究所が置かれ、レーダーの開発が行われてました。ある意味電波ヲタの聖地かもしれません。

ここを含め九十九里一帯は南房総国定公園に指定されています。トイレと常夜灯もあり便利です。管轄元は、環境省>千葉県>地元土木局です。他の観光客に影響を与えるようなことをする場合、地元土木局に確認するのが無難です。周辺は人気のサーフィンポイントが沢山ありサーファー客も多く来ます。現場NPOの方にお聞きしましたが、キャンプや天体観測でもテントを張るようなものや大人数は役所に確認してくれとのこと。駐車場は約10台。昼にはほぼ満車になります。大型アンテナで複数台分占有したり観望場所を狭めるのは注意とのこと。あと、酔っぱらって柵を跨ぐとあの世行き。

例のごとくコンテスト中いろんなお客さんに尋問されますw。中には地元アマチュア局もいて、外房はねー電波でも東京と分離されてて陸の孤島なのさ、V/Uで千葉越えやるにゃ当てる山もねーから羽田や成田の飛行機に当てんだよ。この辺じゃふつーだあ。とおっしゃってました。


追記)2021/4/5 祝 ナンチャッテ世界1

本日CQ WPX Contest Committeeよりログチェック前Raw Scoreの暫定順位発表がありました。暫定とはいえど1週間で結果を出す海外と、数ヵ月~半年もかける日本=気の抜けたビール、根本的な何かが違いますね。このコンテストはCategory-OverLay制度があり免許後3年以内はRookie、フルタイム48時間中24時間以内の運用はClassicというカテゴリにも参加することができます。小生、どっちもいけるわけですが、今回はClassicでログ提出しました。

スコアはフルタイム参加者と一緒に順位付けされ、某隙間カテで日本#3、アジア#4、世界#34でした。。Classicだけに絞るといずれも#1、隙間とはいうものの世界#1は素直に嬉しい!。。今回は過去最高の参加者を記録したそうです。ステイホーム効果ですね。

調子こいて、6月のCW部門も狙ってみようかな。。弱者の戦法、、島にでもいくべか。


東海QSO&大都市コンテスト

2021-03-22 21:03:01 | コンテスト

開局8ヵ月経過、ブログ開始1ヵ月経過、いろんなコンテスト参加したけど記事化面倒で放置してた。そろそろ脳内メモリできなくなったので今後の参考にメモとして残そう。

今回は東海QSOコンテストと大都市コンテスト、同日ダブルヘッダー。静岡県伊豆市遠笠山移動運用。

運用場所の標高は約1000m。すぐ上にハイカー用駐車場がありハイクや天体観測で人気の場所。今まで星見で何度も訪れていてこの場所の電波ロケは気になっていた。パスを確認する意味で一度運用してみることにした。自宅横浜を3時出発、途中、伊豆スカイラインの滝知山始め、各駐車場を確認しながら南下、どこにも先約者は無し。(関東人気場所だと前日から場所取りされるのでこの空きは意外だった)終点の天城料金所を通過すると霧が濃くなり、残り5Kmは視界3-5m程、路肩やガードレールもロストする。過去の感覚頼りで進み現着は5時。日の出5:45を待ち設営開始し、50,144,430,1200MHzの準備が完了。写真はX6000(144,430,1200)、HB9CV(50)と後から上げたDP(7.21)。これ以外430の自作4エレ3パラ自作ダブルツインループを投入した。

■東海QSOコンテスト 2021/3/20 9-15時

スタート前、V/UHFで多くの一般局を確認。日常感なQSOであふれコンテスト直前の雰囲気が無い。1エリア内コンテストとはかなり違う。スタート後もCQTESTがいない。日時を間違えたかとネットで確認するほど。関東だと一般局は消えCQTESTで埋まるのに、、7分経過しやっと見つけた。アウェーにつき一般局で混みあう隙間でCQ出す勇気なく土地の流儀に従う。結極、開始30分でも430FMのCQTESTは2局しか確認できなかった。東海方面が山で遮蔽されるせいか。各バンドを廻ってみるがどこも過疎感大きく、少ない参加局をぽつぽつと拾えるだけ。しょーがないからシャイなCQを出し始める。すると一変、いーかんじで呼ばれる。1エリアだと100QSO/Hな勢い。でも実際は1/3程度。理由はPhoneの1コンタクトが長い(涙)。これは如何ともしがたい、郷に従うしかない。気合入れるとスルーされそうなのでマッタリ感で潜在局を掘り起こす。14時過ぎ、V/Uは空振り多くなり、暇つぶしに7MHzを上げたら聞こえる聞こえる。CQ出したら呼ばれる呼ばれる、中パイルが途切れなかった。最初から上げときゃよかった。

この運用地の特徴は1エリアの見通しが良い。途中寄った滝知山は1エリアの半分が影になる(箱根から突き出す山と大山がブロックする)。ここは滝知山で難しい埼玉が難なく交信できる。。逆に西の東海方面は天城の山々が邪魔し、窓は静岡市から沼津市程度しかない。浜松・名古屋方面は山岳反射や回折を期待するだけ。

今回、直接波の最長は、対平地は埼玉県上尾市(132Km)、対山は筑波山(178Km)だった。見通しのない山岳波と思われる最長は山梨県と愛知県岡崎市(170Km)だった。

↓ 遠笠山ー上尾市

↓ 遠笠山ー岡崎市

標高1000mの見通し距離は約120Km、大気屈折率分が若干加算されるので上尾市はセオリー通り。千葉、茨城もこの半径より先の平地は見事に不感であった。岡崎市は山岳2段階回折か。

■大都市コンテスト 2021/3/20 15-18時

東海QSOで1エリアとの様子の違いでかなり疲れた。夕刻から雨予報もあり迷ったか続投。7MHzが絶好調だったのでリターンズ。浮き沈みは増えたがまだ小パイルになる。空振りになるまでマルチを稼ぎV/UHFへシフトした。こちらは東海QSOよりphone効率が良い。東京、神奈川・埼玉・千葉がメインになりテンポが上がった。それでもカード交換とOPネームの確認が多くあり忍耐。電信カテ専門局の心中が分かる。phoneで1分以上快くお付き合いすると、そういう局の恰好の獲物になりロングコンタクトが連続する。意識的にショートにすれば潜在局にスルーされる。この出し入れが微妙。。コンテストにおいてお客様は神様なのです。

18時無事終了。撤収に1時間かかり真っ暗。キャンプセットは持参したがここでビバークする体力と勇気が無い。帰りのスカイラインは行き交う車はほとんどなし。睡魔強烈。狸様があちこちで路上の仏になっていた。

次回の帰りは温泉一泊にしよう。近所どっか良いとこありませんかね?

夜中だと湯河原の24H営業クアハウスをよく使うんだけど、天城から遠すぎるんだよね。


アマ無コンテストなど

2021-02-16 10:47:43 | コンテスト

育ちが体育会系だったため、コンテスト(根性テスト)フェチな体質になってしまった。全日本や国際トーナメントなどあれこれ参加、ジャンルを問わず隙間を泳ぐ才能が幸いし色々入賞、味をしめた。

半年前、アマ無の呼出符号を頂戴し、今度は無線コンテストに参加するようになった。こっちもたぶんメジャー取るまでやめないことになりそうだ。

最近思うのは、アマ無もコンテスト前に主催がロールコールを行ったらどうだっぺてこと。きっと楽しみの幅が広がる。外洋レースやカジキ国際大会なんかでは全艇が無線機つんでいて、スタート前の決められた時間に順番でエントリー確認と挨拶の時間がある。ここで皆さんが発する一言が実に楽しい!!

アマ無コンテストの場合、エントリーは任意だけど、主催がネットに簡単なロールコールレジスターでも用意しとけば、登録されたコールサインを主催が昇順or降順等で呼ぶだけで良い。ロケによる不感や欠席の対応は決めとけば難しいことは何もない。1分3局、180局/Hは余裕でいけるはず。参加者が発する一言は自由なので、気合や威嚇w、移動地や、おら珍マルチだでー等々、仲間の確認や直前の様子も伺えきっと楽しい。エンタメ感満載のプレセレモニーになるはずだ。映像でやるならSNSも使える。前出の大会では大会開始の号砲「スタート〇〇~!!」のブロードキャストもあり実にかっこよく一気にスイッチが入るのだ。

なんかこの国のアマ無って人口減少止まらないそうじゃないですか。我々ニューカマーの目から見ても、、これじゃダメだよね、頭固いよね感満載なんですよね。時代の文化性に背を向けてる。傍から見てると当然の淘汰。モノの発展はあっても社会融合のセンスは脳死状態に見える。いや、あれこれ社会イベントやってるじゃないですかーとか胸を張られたらもーアウト( ノД`)シクシク…ヲタの地平が見えない犠牲者として滑稽カテに入っちゃう。あと何の信者かアマチュアコードとかを念仏のように唱え毛色の違う変化やアイデアに足かせを掛ける古典な方たちが本当にいらっしゃる、自己正義で気持ちよさそうなんだけど結果は事故正義。静かなるQRM"(-""-)"。。。そりゃ人口減るよね。。なにやってもよいわけじゃない、が、適応の源は変異とワクワクなわけで、、

言いすぎたかな、、、諸先輩の皆様広い心でお許しを((^^ゞ

どーすかねー上のやつ。あっちこっちの主催さん、お願いしますう。

さて、開局半年、右も左もわからず参加したコンテストは以下。全部移動。途中でバッテリ終わったり、深夜野犬に襲われたり、、。

・全市全郡

・オール千葉、オール埼玉、1エリアAM

・東京UHF、関東UHF

・鶴見川、多摩川

・海外系3つ

結果未だもあるけど入賞含めまあまあだったかなあ。でも未だにRunとかS&Pとかの意味がよくわかってないw。皆様ありがとうございます。精進して参ります。

↑↑ 20歳のお嬢さん、日本最速艇の15mマストにボースンクライム、一人でRig調整。根テストに取りつかれ昼夜寝ずに外洋を走り遥か先のゴールを目指す男勝りの天使様。。見えないものを掴みに行く、、アマ無じゃないけど同じロマンを感じちゃうんだなあ。