2024/6/1、埼玉熊谷江南、第16回こうなんホタル祭り。
今年も、ここ江南ほたるロードで撮影したほたる動画の上映をさせて頂きました。来場者数公式発表はまだですが、何万人でしょうか、昨年の倍以上の人出の感じでした。
熊谷市観光協会・NPO法人熊谷市ほたるを保護する会、こうなん祭り実行委員会様のご了解を頂き、ロード入り口にモニター3台、更に新規に3Dホログラム装置を配置しました。
構成メモ:
- 32インチモニタ ×1
- 15インチモニタ(ノートPC) ×2
- 27インチモニタ(3Dホログラム用) ×1
- 3Dホログラム装置(自作) ×1
- ポータブル電源(2kw) ×1
- 現場飛翔映像(2024年、2022年) ×2
- 長机 ×1
台風接近が心配されましたが、開催時間中は雨もなく、風が5m/sの状態。
午後7時を過ぎると一気にお客さんが増え始め、午後9時半までほたるロード約1,5Kmと会場が大賑わいでした。
上映に足止め鑑賞してくれたお客さん数は、10人/分程で、トータル1500人くらいになります。チラ見を含めるとその2倍くらいかな。
昨年もそうでしたが、ピーク時の映像を流すので、ここにこんなに居るんですか?と皆さん驚かれます。中にはこんなに居るわけがない、こりゃCGだよ、絶対CGだ!とちびっ子たちに説明するパパもいらっしゃり、すかさずコレここの生ほたるですと解説に入ります。
そして、今回は試験的に3D立体映像装置を置いてみました。
博物館やイベント会場などに良くあるもので、対象物が立体に見えるものです。暇な冬場に自作したもので、27インチサイズで鑑賞できます。360度全方向立体化したもと、正面のみ立体化させたもの2種類を自作し、今回出したのは正面3Dもの。
きっとチビッ子たちが楽しんでくれるだろうと思ってね。
ここの生ほたる映像と子供たちに人気のCGキャラクターを合体させ、キャラクターが躍る中をホタルが飛びます。
また、スクリーンの内側に植物を置くと、ホタルが葉っぱから飛び出し3次元で飛翔する風景がリアルに再現されます。
そして、現場の感想は、、
チビッ子たち:何これ、えー出てくるよ、ホタルと踊ってるよ、ナニコレしゅごーーい(^^)
大人たち:あーコレ立体装置、投影機がここにあって、透過スクリーンでこうやって反射させてんだ、、ほうほうなるほど。これあんたが作ったの?
やっぱりチビッ子たちの反応は楽しいです。
スクリーン裏に手を突っ込み、映像と合体させてはしゃぐ子、凍り付いたようにじっと見つめ、なんで?と科学とテクノロジーに興味津々の子、色々です。この子たちの心に何かが残り何かが目覚めてくれれば、おらの目的は達成です。
コレいろんなお祭りに使えるので、スポットライトなど追加してシンプルな可搬型にしようかと思ってます。
会場では、ほたる紙芝居、火起こしチャレンジ、地元小学生たちによる自作チラシ配布等、いろんな活動がありました。出店も今年はすごい売り上げだったようです。
昨年の北海道西神楽ほたる祭り(本ブログにあります)でもそうでしたが、チビッ子たちが主役のお祭り運営ってほんと良いですね。西神楽では祭りの中で長年続く地元中学生によるほたるの越冬保護を映像で紹介、お母さんが中学生の時の映像をその子供たちが見て、あーお母さんだカワイイ!って叫ぶ、満点の光景を見ることができました。
地域に貢献する課外活動、世代を繋ぐ光、彼等彼女等が将来どこに住もうとも伝えることへの感謝、豊かな故郷の風景が一生記憶に残るはずです。
今回、地元小学生たちが、「これ僕たちが作ったほたる案内です、どうぞ」と自筆のチラシを会場中を走り回り一生懸命配布していた光景も心に残りました。
全国にはいろんなほたる祭りがあります。
養殖ホタルや有料鑑賞の場所が多い中、ここ江南は自然のままの自生ホタル、もちろん無料、多かろうが少なかろうが自然のままを見れることは素晴らしく価値のあることだと思います。
終了の午後9時半を過ぎても、客足は絶えませんでした。
熊谷市は全国的に猛暑で有名な場所です。そのせいか毎年ホタルの発生も早いですが、関東はこれからが見ごろですね。どうぞ皆様も初夏の雅をお楽しみください。
お祭りのスタッフ、ご関係者の皆さま、大変お疲れさまでした。
来年もよろしくお願いいたします(^^)
ハッピーホタリング♬