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サミットの議題の一つ。エコ

2008-07-07 19:52:19 | 雑記帳
最近、立て続けに「オールコックの江戸」「知っておきたい日本の仏教」「日本の美意識」という本を読んだ。ぼや~っとしてた物が大分輪郭がはっきりしてきました。
神道と仏教、キリスト教の違い。幽玄、侘び、さびの違い

「何事のおわしますかは知らねども
 かたじけなさの涙こぼるる」    西行法師
日本人の美意識より

澄んだ水、木漏れ日、夕方のもや、美しい星空など見たとき思ったことありませんか?何かわからないけど神様はいると。この西行の短歌を見たとき「そうだ!!」
昔から感じてたと思いました。

幕末の初代イギリス公使オールコックは「ヨーロッパ的な華美とは一線を画した
こざっぱりした生活習慣・・・どのような環境が幸福といえるのか」と言う。
オールコックの江戸より

幸福のものさしはいろいろある。そして心の中にあると思う。
江戸の庶民のように画一的な暮らし方は今はない。その分揺らがない自分の
ものさしが必要と思う。

この国に古来よりある気候は又山や木々や川は思っているより世界と比べると優しいし恵みが多いらしい。そこに育った日本人は四季の移ろいを愛し、感謝し、いずれ果てる命を受け入れてきた。

自然美 神道の考え方
幽玄  もののあわれ 時間的に限りのある美 仏教の考え方
侘び  零落 はかなさに安住 不完全の美
さび  枯れ

西洋文化の自然と戦うのではなく自然のなかにある人間の暮らし考え方はやはり大切にしなければいけないと思いました。民族として受け継いできたものの見方はDNAに組み込まれてる筈。江戸には戻れないけど今より悪くしないようにしないと。

でも、こんな考え方って攻め込まれたらすぐ負けそう・・・難しい。