リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

地元河川10月

2022年10月18日 | 雲出川
 午後から4時間弱の釣行に、地元の雲出川に出かけました。雨が、断続的に降る中で1投勝負の短時間釣行で結果を出すために、今回は少し工夫をしました。と言っても、昔はよく使った餌を久しぶりに使ってみました。


フィ-ディングに以前は食わせに団子と干し芋を使っていたのですが、15年ほど前から新規にユーロスタイルに変えてからはボイリー主体の釣りになっていました。喰わせがボイリーになったとはいえ、フィーディングには、粉餌の方が鯉を寄せるには速効性があるので、時々は使うのですが。
 今回はユーロカープさんに常備されている「サムライ」(4kg)を使いました。「サムライ」単独でも使えそうですが、私は、家で取れたサツマイモと混ぜて使います。使い方は、「サムライ」3:サツマイモ1の割合で茹でて潰したサツマイモを混ぜて、丁寧に手で掻き回しながら、手のひらで混ぜながら必要に応じて水を配合しながら適度な粘りを出します。写真のように団子にしてロケットでフィーディングします。この方法だと、従来の団子仕掛けでは届かないポイントにも遠投ができるので、そのポイントでは場荒れも少ない状況なので、食ってくる可能性も増します。寒さが増すに従って、芋の配合を増やしていくのが一つのやり方ですが、「サムライ」はこう言う使い方ができるので、ありがたいです。また、ボイリーだけでなく、団子餌のもとになる「サムライ」が常備してるところにユーロカープさんの見識の高さを感じます。
 さて、この時期は亀の活動も活発なので、餌の打ち方にも少し工夫が必要です。このポイントでは、粉餌の団子のフィーディングとボイリーのフィーディングの位置を少し離して打ち、喰わせは単品のポップアップでロニーリグを使い、喰わせの大きさは15mmにします。
 午後1時に第1投を投げて、4時には納竿するという釣行です。

タックルは遠投仕様で、竿は13ftのcentury c2 3.5lbにリールはUKDaiwaのトーナメントiso5000QDに道糸4号のフロロカーボンです。なぜフロロカーボンを使うのかは、投げてから道糸を自然に沈ませておくために、比重の大きいフロロカーボンがナイロン糸より使い易いからです。それに吸水率も低く劣化もナイロンに比べて遅いのもメリットです。しかも経験値からスレにも強いので、私の釣り方にはマッチしています。木の枝等にスレた際にナイロンだと、そこで支点となり伸びるので細くなり、傷がつくとすぐに切れてしまいますが、フロロでは伸びが少なく、ナイロンより少し硬いので、傷もつきにくく、強度が低下しないと考えられます。
 2時間経過して、亀の被害を確認すると、3本の竿のうち2本は全くボイリーが食われてなくなっていましたが、離して打ってあった1本の竿は、齧ってあったものの、まだ2/3ほど残っていたので、2本の竿はあげて、1本の餌が残っていた竿だけそのまま、また投入します。
 納竿の準備に入り、2本の竿を片ずけ、タモも片付けて最後の竿も片付けようとした時にバイトアラームの連打。釣り座に行くとバイトアラームの連打は止んだので、小型の鯉と思いながら竿を持つと、強い川の鯉の引きが竿を通して伝わってきます。かかり近くに打ってあったので、結局かかりに入られてしまいましたが、無理にやりとりしないで、魚が動き易いテンションで竿さばきをしながら、なんとかかかりから出してのやりとりです。湖の鯉と違って、泳ぐ推進力は強く、手前に寄ってきてからも何度もまた沖に走るということを繰り返しながら、久しぶりの川の鯉の手応えを満喫しながら15分くらいでネットイン。実は、ネットも片付けていたので、やりとりの中で、車まで、竿を持ったまま後ずさりしながら、竿を持ちながらネットを組み立ててのやりとりでしたが、何とかネットイン。大きさは90台と思える鯉でしたが、そのままリリース。
 今回は久しぶりに団子のコマセをサツマイモでつなぐ方法を使ってみましたが、丁寧である意味精密な釣りを心がけることの大切さを実感できました。次回は干し芋を喰わせに使う昔の方法も試してみたいと思います。

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