ギター弾きのひとり言

ギターと音楽が趣味の私のひとり言を気が向くままに書いています。

P-L10 (Victor Laboratoryシリーズ)

2010-06-11 | オーディオルーム
前回の記事に登場した、ビクターのラボラトリシリーズのプリアンプ
P-L10(1981年製、当時定価25万円)です。

光沢のあるウッドキャビネットが高級感を更に高めます。
このアンプの特徴は、ビクターが開発した独自のGmプロセッサーにあります。トランジスター
本来の特性である電流増幅機能を生かした電流増幅回路で、信号電圧を電流に変換して
増幅し、再度電圧化して送り出すという原理になっているそうです。

PHONO入力は2系統で、片側はハイゲインMC、もう片側はローゲインMCカートリッジに対応
インピーダンスも三段階で設定可能で、まだレコードが主流だった頃としては
贅沢な機能になっています。

音は本当に素直で癖があまりない、上品な音がします。
電源もちゃんと入りました。多少ボリュームにガリが有りましたが、まだまだ十分に
使えるアンプです。