MARVIE’S

思い出の音楽と趣味の生活

小さな木の実

2013年10月24日 | 音楽

何年か前に書店で唱歌のCD付きマガジンを見つけ特別定価390円ということもあり購入しました。

なんとなく、昔聞いてたり唄ったりした唱歌が懐かしくなったのです。

日本のうた、こころのうた、という名でしたが、その後、申し込みすれば月2回CDが送られてくるシステムでした。

ほとんどの曲が一度は聞いた曲でしたが、この「小さな木の実」は初めて聞く曲で一番こころに残りました。

調べてみると昭和46年ころNHKで大庭照子さんが「みんなのうた」で唄われていたみたいです。

そのころはほとんどテレビを見ることがなかったので知らなかったわけです。

これもまた以外にもビゼーの作曲で海野洋司という人が詩を付けました。

昭和50年以降は小学校の教科書にも掲載続けていたらしいですが、今でも載っているのだろうか・・・・

 

「小さな木の実」

(「美しいパースの娘」から)

海野洋司作詞・ビゼー作曲



小さな手のひらに ひとつ
古ぼけた木の実 にぎりしめ
小さなあしあとが ひとつ
草原(そうげん)の中を 駆(か)けてゆく

パパとふたりで 拾(ひろ)った
大切な木の実 にぎりしめ
ことしまた 秋の丘を
少年はひとり 駆けてゆく

小さな心に いつでも
しあわせな秋は あふれてる
風と良く晴れた空と
あたたかいパパの思い出と

坊や 強く生きるんだ
広いこの世界 お前のもの
ことしまた 秋がくると
木の実はささやく パパの言葉

CDに入っていたのは大庭照子さんではありませんでした。

個人的にはこの人の歌い方の方が好きです。