わたしのJogNote
先週は「弘前ねぷた祭り」の雰囲気と「青森ねぶた祭り」の雨中運行を見物した
ので、今日は同じ青森県内にある五所川原の「立佞武多(たちねぶた)祭り」見
物を楽しむことにした。この「立佞武多祭り」は今日が最終日なので絶対に見物
すると決め込んで遠く八戸から遊びに来た。「立佞武多」は五所川原市で開催さ
れる「走れメロスマラソン」参加の際に「立佞武多の館」を訪れて何度か見てい
るが実際に市中を練り歩く姿を見ていないのでいつかは見てみたいと思っていた。
午後7時過ぎの「立佞武多」運行までは随分時間があったので、津軽鉄道の風鈴
列車、芦野公園、斜陽館のある金木を散策した。夏の真っ直中では
あったが爽やかな暑さでコンクリートジャングルの中で感じられる暑さとは全然
違う。当然、額に流れ落ちる汗もサラサラとしたもので本当に私みたいに爽やか
な汗である。失礼!
あじさいと津軽鉄道「走れメロス号」。今は、風鈴列車として大活躍中!
車内はこのとおり津軽金山焼の風鈴が吊るされていました。
メッセージもユニークでした。美人多しは多分本当だ!
日本最北の私鉄“津軽鉄道”の終着駅「津軽中里」
何もない駅だったが、前々から一度は来てみたかった。
夏真っ直中の芦野公園
太宰治像 この暑さでも太宰は二重マントを羽織っている。
深緑に囲まれた太宰文学碑
夏色がムンムンの「芦野夢の浮橋」
太宰治の小説「思ひ出」の一章に出てくるお寺「雲祥寺」
太宰が小さい頃、女中たけに連れられて地獄絵を見せられたという地獄絵を実際
に見たが、悪いことをしてはいけないと思うほどに大変怖い絵図でした。
太宰の生家“斜陽館” 国指定重要文化財です!
館内は大変な混雑だった。
土間で呼び止められて振り向くと芦野公園駅の喫茶「駅舎」で働いておられた女
性。「その節はご迷惑おかけしました。」とお詫びの言葉に恐縮した。この斜陽
館も駅舎も現地NPOが運営している。
斜陽館の中庭
夕暮れの金木駅
この期間、特別に運行されているストーブ列車に乗車
見てのとおり大変懐かしい「だるまストーブ」である。
津軽鉄道のトレイン・アテンダント(とても美人さんでした。)
この列車にも風鈴が吊されていた。
今乗ってきたストーブ列車の全景 津軽五所川原駅で
JR五所川原駅ホーム向こうに見える「ねぶた小屋」
「立佞武多」の出陣1 高さ約22m 重さ約17t
「立佞武多」の出陣2 どっちが正面?
祭り前の静けさ 夕暮れ時の岩木川から見える岩木山の遠景
この後、コンビニでビールと弁当を調達して市役所近くに席を構えた。
ゴロゴロ石の上だったが先週、弘前で購入した簡易イスが役立った。
「立佞武多」を先導する大太鼓
この前を吉幾三が自身が作詞・作曲した「立佞武多」を唄っていった。「ヤッテ
マレ!ヤッテマレ!」の掛け声が祭りを盛り上げていた。
さすが高さ約22mの威勢である。こんなのがたくさん行き過ぎていった。
絵も迫力満点
遠くに角を行き過ぎる山車が見える。
アップ!
私が携帯電話で撮影した史上初動画投稿(各画像をクリック!)。
立佞武多1 立佞武多2 立佞武多3
帰りはもう大変だった。こちらはJRで五所川原から弘前へ移動したいが、駅ま
での道が大混雑であちらこちらから悲鳴が聞こえるほど押し合い圧し合いの様。
途中あきらめて路地に入るもここも大混雑で身動きできずマイッチングだった。
駅になんとか到着するも乗りたい列車が既に出発済みで次の列車まで1時間ぐらい
待たされたが、缶ビールを飲みながら祭り見物の余韻を駅前で噛みしめた。よう
やく弘前に着いて、ホテルの部屋に入った時には既に日が変わっていた。祭り見
物を終えた今、なんだか満たされた気分で一杯である。津軽の夏は
本当に清々しい夏だった。万歳
明日は何しようか?とりあえず明日起きてから考えよう!