22日、西多摩郡檜原村・本宿(もとしゅく)の「ふるさとの森」へ。標高300m(国土地理院地形図より、以下同)。本日のふるさとの森は、初夏の陽気。昨日のダンコウバイに続き…同じ仲間アブラチャン(油瀝青/クスノキ科)の開花を確認。足元には…スミレが満開。ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛) エイザンスミレ(叡山菫)も!例年なら、4月上旬~5月上旬に見ごろを迎える種類。愛らしいヤブレガサ(破れ傘/キク科)は、春の若葉が、破れた傘をすぼめたような姿からのネーミング。(笑)そして…カタクリ(片栗/ユリ科)登場。言わずと知れたスプリングエフェメラル(春植物)の代表選手。 檜原村は、もう春爛漫です。
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ヤブレガサはそのまんまの名前ですね。草花の中には見た目などで名前を付けている物や、そこの主の名前などが付けられているものが多いですよね?
「カタクリ」...。見た目もユリ、ユリ科なのに、なんで「栗」なんでしょう?「カタユリ」ならまだ分かるんですけどね(笑)
そう、日本では植物も動物も、見たままの印象を名前にしているものが少なくありません。「ヤブレガサ」「ニリンソウ(二輪草)」「オナガガモ(尾長鴨)」「セグロセキレイ(背黒鶺鴒)」などなど…。
ただカタクリ(片栗)の場合、確かにYuunaさんがおっしゃるように「カタユリ」の方がしっくり来そうですね~名前の由来には諸説あるようですが、「日本の野生植物/平凡社」によると、古名の「固香子(かたかご=傾いた籠)」が「かたこゆり」となり、さらに転じて「かたくり」になったのでは?とのこと。つまり、「籠のような花が傾いて下向きに付いている」そうですが、いかがでしょうか?(笑)