1月中旬の仕事休みの午後、突然の発熱。身体の熱っぽさと喉の痛み(今思えば前夜から違和感があった)に始まり、くしゃみ、鼻水も…「これはヤバい」(汗)
野鳥たち(写真はキジバト)が愛おしかった。
世情が世情だけに、この体調不良の原因がわからないと「これからどう動くべきか」判断できない。考えた結果…まずPCR受検を決めました。
地元のかかりつけ医に電話。
→かかりつけ内科医「こちらではやっていない。H病院ならやっている」
→地元の中核H病院「今日はもういっぱい。明日朝一番なら」「市民病院か救急相談センターへ」
→市民病院(何度コールしても話し中)
→消防の救急相談センター「こちらでは紹介できないので保健所へ」
その時の体温は37℃台前半で、保健所では話を聞かれて自宅待機になる可能性が高いと考えてパス。
結局ネットで検索し、都福祉保健局のホームページ「発熱等診療・検査医療機関一覧(市部)」(PDFデータ28ページ!)に以前お世話になったことのある呼吸器系S内科の名を発見。
→S内科「現在の熱、症状、濃厚接触の有無、思い当たる経験…を教えてください」受付の女性(看護師さん?)の穏やかで、丁寧な対応に救われました。(オミクロン株急増により)「検査人数を限らせてもらっている」とのことでしたが、滑り込みで当日夕方の受検が叶ったのです。
万が一のケースを考え、自宅(の自分が触れた場所)をアルコール消毒して自家用車で病院へ。仕事中の妻には、(不安な気持ちを最小限にしてもらうために)病院から直前に連絡しました。
結果は、同時に受けた溶連菌検査とともに陰性。「風邪だと思ってください」…医師の言葉に全身の力が抜けるような安堵感に包まれました。解熱剤や抗アレルギー薬など複数の薬を処方されて帰宅。
もしこの日に検査を受けられなかったら…自身が精神的にキツいのはもちろん、家族や職場など周囲に大きな不安と負担を与えることになっていたのではないか。発熱外来がさらに逼迫している今は同じようにいかないかもしれませんが、この時「最悪を想定」して、PCR受検にこだわって動いた判断は誤りではなかったと思います。
職場の上司に経緯の報告と翌日の欠勤をお願いし、あとは安静にして回復を待つだけと思っていたら…それからが大変でした💦 処方された薬を飲みながらの布団生活で、熱は37〜38℃を行ったり来たり。最初は鼻水鼻詰まりとくしゃみに悩まされ、やがて咳と痰が酷くなり…で、起きて動けるようになったのは4日後。この間「もしかしてインフル?やっぱりコロナかも?」とつい悪い方に考えてしまい、念のため寝室やトイレを分けての生活に。妻にPCR受検をお願いして「陰性」と判明するまでは、心休まりませんでした。
そんな中、食事が3食きちんと摂れたこと(量は少ないけど)、何よりも妻が変わらず元気にいてくれたことがせめてもの救いでした。
二階の寝室、布団の中から見上げる冬の空。
たかが風邪?でこんなにも自由に動けない辛さと情けなさ。若い頃は熱い風呂に入って一晩寝たら治ってたのに…(涙)
4日目に布団から抜け出し、「このまま家に籠ってたらホンマに病気になる」と5日目、リハビリを兼ねて近所の散策へ。
数日ぶりの…
太陽の温もりと…
美味しい空気に、身体の中から生命力が湧き上がってくるのを実感。
見慣れているはずの…
野鳥たち(写真はキジバト)が愛おしかった。
2月から…こそ!良い年にしたいなぁ。