また、ひと月以上も前のことになってしまいましたが…^^;
開業150周年を迎えた…
鉄道(新幹線含む)を…
乗り継いで…
路線バスに乗り換えて…
10月16日15:00山麓着。
ずいぶん垢抜けたなぁ…。
天台宗別格本山の古刹に参拝。
着いたころはガスに包まれていましたが…
見えて来ました*゚▽゚*!
今宵の宿は国民宿舎。
名水仕込みの地ビールと…
郷土料理のもてなしに、長旅の疲れが癒されました♪
17日4:45発、気温8℃。
今回の目的地は…
元谷(もとだに・1040m)!
大山北壁のビュースポット、そしてベースでもあります。この風景に会いたくて、遥々やって来ました。
大山(だいせん・1729m=剣ヶ峰)は、鳥取県西部に位置する中国山地の最高峰。伯耆富士(ほうきふじ)などと呼ばれ親しまれていますが、それは西側から見た姿。老年期に入った山体の崩壊は激しく(元谷にはいつも落石の音が響く)、その他三方は北壁、南壁、東壁となってなだれ落ちています。
古より、神の住まう霊山として信仰を集めてきました。『出雲国風土記』には「大神岳(おおかみのたけ)」「火神岳(ほのかみだけ)」の名で登場し、有名な「国引き神話」の舞台に。奈良時代には、富士・熊野・白山と並ぶ山岳修験道の行場になっていました。出雲国玉造(たまつくり)の金蓮上人(きんれんしょうにん)が拓いた庵が、現在の大山寺の前身とされています。
(『天台宗別格本山 大山寺』他参照)
右から…
別山(べっさん=台形状ピーク)、弥山沢(みせんさわ)を挟んで弥山尾根と滝沢リッジ。
思えば広島時代、2003年5月(他の山域でのクライミング中)に事故するまで、この冬壁には20回近く通いました…といいますか、そもそもこの壁を登りたくて、岩登りを始めた私でした。
お世話になった…
元谷避難小屋。
当時と変わらず、きれいに利用されていて嬉しくなりました。
霊山、山岳信仰の対象としての長い歴史、2000mに満たない標高ながら屈指のアルペン的景観、そして…
西日本最大を誇るブナの原生林。
日本海から一気に立ち上がる独立峰ゆえの気象条件の厳しさ、冬季の豪雪がダイセンキャラボクの純林(国指定天然記念物)、ダイセンミツバツツジ、ダイセンクワガタ、ダイセンオトギリ等の固有種を多く生み出し、豊かな自然を育んで来ました。
30年前、私が本格的な山登りに目覚めた地。そして今でも一番好きな山*^^*
今回は、広島への里帰り途中の寄り道?のため元谷まででしたが…19年ぶりの訪問は懐かしくて、嬉しかった。「私も行ってみたい」と賛成してくれた妻に感謝します。
7:35下山。宿の朝ごはんの美味しかったこと!(笑)
ちなみに、初めて訪れた彼女の大山評は…
「のびやかさと荒々しさを併せもつ不思議な山」-まさに😊
☆10/17のデータ:距離6㎞/最高高度1038m/累計高度(+-)389m/行動2時間50分☆
再びJR米子駅から…
山陰本線に揺られて…
日本海側から…
広島へ^^
昨年手術を受けた高齢の母と約5ヶ月ぶりに再会し、元気になった姿を見てひと安心。
大山寺でいただいた…
お札も渡すことができました。
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