この間のブログでは、外出先で、暖かくなったので、ジャケットを1枚脱ぎました、と書きました。
あの時のジャケットとは、冬場に着る いわば防寒用コート。といっても重いものが苦手なので軽い軽いアウターを2.3種類とっかえひっかえ着ているにすぎませんが。一番気に入っているのは 60年代70年代のアメリカ製 マウンテンパーカー シェラデザイン製のものやそれより新しいものなんだけれども、同じメーカーのゴアテックス仕様のものなど。イギリス製のロイヤルの方々が着るという防水のフィールドコートも持っているけれど、重いし、じめじめしているしだんだん着なくなったコートもある。コットン素材でいいんだけれど、重いんだよねえ。どうもブランドだけで人気があるのはぼくの好みに合わないようだ。肩がこるから重いのは絶対にダメ。革ジャンなんて、ガッツリ厚くって重いものも持っていたんだけれど、どこに行ったかなあ。哀しいかな、あったかいんだけれどもメルトン地のVAN のダッフルコートも一冬に1回くらい着るかなあ。
シェラデザインのMパーカーは60/40の微妙な縦糸と横糸の素材の混ぜ具合に秘密があるのか、 軽くてかさばらずに暖かい そんなウェアが気に入っていてちょくちょく愛用するのだが、ベルクロの部分からほつれてきて最近は出番がやや少ない。古着としては値段が上がり過ぎちゃって、ファンとしては昔から着ている自分のものを愛用するしかないわけなんですね。
アメリカって国はだんだん嫌いになることが多いけれども、大丈夫かなあこんなこと書いて、
GM の欠陥車が10年間もホッポり出されていて、リコールもホッポり出されていたとかいうニュースには心を痛めますねえ。アメリカのモノ作りがいよいよ危うくなってきた何よりの証拠ではないんでしょうか。トヨタは 胡散臭い摘発とやらで 巨額の賠償金、ていうのかな、を払わされたんでしょう?トヨタの車は実は丈夫で長持ちするってアメリカ人の多くは知っていて、だからあんなに売れるんでしょうから、そのことに対する報復の意味もあったとしたらもしかしてですよ、ますますアメリカという国が分からなくなりますね。
でも、カジュアルなファッションや靴やバッグの類にぼくの大好きなものも多いんだよね。
それが、せいぜい1960年代や70年代で止まっているように思えるのが残念であるけれどもね。
靴?いっぱいいいモノがあると思うけれども、ダナーズのゴアテックス付の靴、いいですよ。
L.L.Bean の ガムシューズも雨の日には重宝します。ほかにも、初めて旅したニューヨークの街角で買ったナイキのシューズは、夢でも見ているのかという風に軽かった。
最初に書いたように、今日は本当に暖かい日で、シャツの上に着ていたウールのジャケットまで脱ぎたくなった。アウターじゃなく その下に着ているジャケットまで脱ぎたくなるほどのあたたかさはこの春初めてであった。
フォト・文 石郷岡まさを