gooブログはじめました!散歩写真の達人 石ちゃんのフォトエッセイ ーーー30年の私写真散歩 少しずつお見せしましょう。

「東京原色図鑑」散歩とスナップ写真1万点。
80年代の東京も。大好きな写真家に、濱谷浩、石元泰博、森山大道氏等。

カメ漫だらだら石ちゃん散歩 もうすっかり春みたいでうれしいな。

2020年02月17日 | 散歩 余暇 趣味 健康 デジカメ
もう、すっかり春のような温かいよく晴れた日でした。
街を歩いてうれしいのは、ホンのちょっとしたことであることが多いのですが・・・

今日ちょっとしたことで、いいなと思うことがありましたん。

それはエレベーターで乗り合わせた、おそらく20代かなあ、数人のビジネスマンスタイルの青年を見まして、東南アジアの、例えばマレーシアとか、インドネシアとかの国から来た人たちかなあと勝手に思うていたんですが、念のために聞いてみたんです、そしたらなんとビックリ、ブータンから来た青年たちでした。皆びしっとビジネスファッションが決まっているように嬉しそうに、元気に話し合っているようでした。ブータンといえば確か、皆さん、マニといったかなあ、とにかく仏教に篤い国だそうでして、そんな微かな記憶があったものですから、なぜかぼくはうれしくなっちゃったんですね。生活の中に仏教が生き付いていて、確か多くの国民が仏典を記したものを回しながら見ている、そんな旅のルポを読んだ記憶が微かにぼくにはあったんですね。

確か、高地で、いつか行きたい、行ってみたいけれども、高山地帯ならぼくの体では無理だろうなあとなんとなく思っていたのですね。呼吸器系がちょっと弱いもので・・・。

親日的な国であるという記憶も確かにあったと思います。

ビシッとおしゃれを楽しんでいるように見えましたけれどもでも、本当にいい感じの青年たちでした。

その後、別の青年でしたが、ドアを引いて開けて、どうぞと前を行く一人の老人に80代くらいの人でしょうか、に言っているよに見えました。こんなささやかな年長者を大事に思うサービスって普段から行っていないと、急にはできないと思うんですね、で、この白人の青年はいとも何でもないかのように、ごく自然にこういう行動をやっているように見受けられましたのでううむいいなあとつい思ってしまうのでした。つい流れで、ぼくもそのようなご親切を受けまして、軽く会釈をしながらそのような優しい行いについ甘えてぼくも重いガラスドアを押して開けることなく、スムーズに歩を進められたのでした。

日本の青年たちも、そろそろこういうスマートな行いを身に着けても悪くはないか、と思ったことは事実その通りです。なにも、スマートフォンをいつも使っていることが、スマートな生活ではないはずでしょうからね。逆に、スマフォなんぞまず使わないよなどという人がいたら、ぼくはそういう人が実は大好きなんです。

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文・フォト 石郷岡まさを