gooブログはじめました!散歩写真の達人 石ちゃんのフォトエッセイ ーーー30年の私写真散歩 少しずつお見せしましょう。

「東京原色図鑑」散歩とスナップ写真1万点。
80年代の東京も。大好きな写真家に、濱谷浩、石元泰博、森山大道氏等。

カメ漫だらだら石ちゃん散歩  ポストコロナの社会を生き生きと生きてゆきたい。

2020年06月06日 | 散歩 余暇 趣味 健康 デジカメ
今、たぶん怖ろしい時代にぼくらは生きているんだと思います。
ウィルスの蔓延それから来るえも言われない恐怖、そして経済が縮小することから多分来る仕事がない社会・・・仕事についている人々だっていつも安泰というわけにはいかない?人は、いつでも簡単に鬼になるのかもしれない、雇用主が首を切れというなら同僚や部下の首を簡単に切るのかもしれない。ぼくは年齢的にも労働にオンタイムというわけではないから、リタイアしているからそういうつらいことにはきっと会わないだろうと思いますが、まあせいぜいこれまで以上にぼくの好きなことをとことんやることだけに残りの人生を充ててしまうつもりです。

もともと40年も前に、フリーランスの仕事を選んだ時からそういう覚悟はできているつもり。

でも、カミュの「ペスト」という本が売れているような時代に、または、大昔に、「スペイン風邪」という病気が流行って、大勢の人が亡くなったという事実もすっかり忘れておりました。今にして知るほど恐怖とか恐慌に無縁に生きてまいりました。
もし危機が起こりうるとすれば、また多くの人民を苦しめる戦争かと思っていました。戦争時に、多くの若い人々が命を奪われ、無茶苦茶な戦争に命をとられた時代への反省から、戦後に生まれたぼくの時代、平和憲法を血と肉にするように身心に刻みこまれるように教わり、またそんな新しい憲法こそ世界で最も進んだ内容であったと聞けばますます誇りに思えるような70余年を生きてきたと思います。でも、まったく今回のような新型のウィルスの蔓延、こんな事態は想像もできなかったですよ。
まったく、人生、何が起こるか分かりません。
今でも時々夢のように思う事、それは学生時代に、具体的に強い思い出として残っているのは、1969年のフランスデモ、をぼくのようなおっとりした学生でも、やっちゃったんですねえ。あの頃は、安保反対、ベトナム戦争反対という事だったと思います。でも、命の危機を具体的に感じ取っていたわけではなかったかと思います。

今は、違う。本当に危ないと、どうか無事でいてくれと祈るようにして毎日を送っておりますんです。

どうも、世界の中で日本で、新型コロナで命を落とす人々が、あくまで相対的ですが少ないほうだといわれているようなんですが、きっと湿度の高さが良かったのではないかという説を見たような気がします。それでも依然として怖さは今でも進行中でしょう。
あまりカリカリしないで、おおらかに生きようと思っております。
まとまらないまま、いったんここでペンを置きますが、皆さんもリスクのある所は上手によけられながら、この時代を生き抜いてゆきましょう。お酒を飲む人もタバコを喫う人もほどほどに願います。志村けんさん、こんな有能なコメディアンだとは、思ってもおりませんでした。迂闊でした。( ここ十数年、テレビを全く見ない生活を送ってきましたから。 )

せめてぼくならとことん好きなことを、つまり写真を撮るという事ですがそんなことをとことん突き詰めたいと思って日々を暮らしているような塩梅です。

文・フォト 石郷岡まさを