gooブログはじめました!散歩写真の達人 石ちゃんのフォトエッセイ ーーー30年の私写真散歩 少しずつお見せしましょう。

「東京原色図鑑」散歩とスナップ写真1万点。
80年代の東京も。大好きな写真家に、濱谷浩、石元泰博、森山大道氏等。

カメ漫だらだら石ちゃん散歩 毎度お騒がせ・・・散歩とデジカメ、これが喜び。

2020年06月08日 | 散歩 余暇 趣味 健康 デジカメ
 これがぼくの喜びであり、生きがいであり、そして健康の基。
しょうがないもの本当にそうなんだから。

しっかし世の中の半可通の、写真嫌い、特に撮られることが大嫌いな方に知ってほしいことがあります。決まって写真を撮られることが大嫌いな方は、「肖像権」うんぬんとおっしゃる。
しかし、おおらかに行こうではありませんか。がちがちの自分の権利をおっしゃるなら、こういう事実を上げましょうか。日本列島、高速道から、主要な道路から、ぼくたちほとんどの国民は
カメラで撮られているのであると聞く。でも、犯罪を抑止するために、犯罪を摘発するために実に有効なことを知っているから、ぼくなども我慢してあえて、酷い、許せない犯罪の抑止に有効だと聞くから路上の数多くのカメラに協力して撮られている。

たとえは、違うかもしれませんが、世界から高い評価を受けている写真家に、森山大道という方がおられます。今でも東京の路上をスナップ写真を撮っている方です。撮られる方からしたら、気持ちの良いものではないかもしれない、でも、ぼくならこう思いますね。この写真は、こういう風に撮られて余り好きな写真となってはいないが、なるほど現代の日本をこういう風にこの人は見ているのか、こういう風景に何かを感じたのかね。そんな作品に参加できてうれしいよ、ありがとう、と。
興味本位の、人を貶めるスナップ写真と、芸術性とか、社会性を持ったスナップ写真とどこが違うのであろうか。
まあ、森山氏なら、記録という風に、現代という時代を記録しているだけだよ、複写しているだけだよ、とおっしゃるかもしれないのだが。
やっぱり、誰かが記録しておいてくれなきゃあ困る。
ぼくなら、東京の路上で、森山大道氏にスナップされて、それがどこかで発表されていたことを知ったなら、ラッキー、と思うでしょうね。

さて、話題は変わって・・・
昔、「Focus」という、写真週刊誌がありましてねえ、どんどん発行部数を増やしていった。
そのころ、このまったく新しい写真週刊誌を嫌ったのは、なんと一部の政治家や、高級官僚などと聞いたことがあります。その後、似たような写真週刊誌は数種類出たと思うけれども、結局部数が一番だったのは、新潮社の、Focus だったとおもいます。なぜ?面白いからだと思いますよ。同誌の編集者にきいたことがあるんです、じつは。もう、新聞の部数だよ、と言っていたと思います。何百万部?まさか。でも、百数十万部は売れていたのではないでしょうか。ジャーナリズムの王道を行っていたとぼくは思っております、でもなぜか突然廃刊に。それがぼくにはわかりません。何か禁忌に触れたんでしょうか?ぼくはあの頃の、編集者は偉かったと思います。きょうはここまで。

フォト・文 石郷岡まさを