久しぶりに郊外の温泉に。
嗚呼、いいなあ、温まるなあ。身体が楽である。
で、お湯から、ある人を思い出していた。
それは、某さんでぼくはある旅で親しくなったのであった。ぼくよりも少し年上のジェントルマンであった。はっきり書くと、船旅で偶然知り合ったのであった。
で、話を端折って書くと、ぼくはあまり湯に入ることをマメにする方でもなくどちらかと言うと、ああ、今日は湯に入らなくともいいや、という日もあるのですね。そんなことがありましてその船にも大きな湯がありましてね( 日本の船だからなのか )とにかく今日は湯に入らないとまあぼくが決めたとお思い下さいな。
そしたらですねえ、その知り合ったばかりの某さんが、「それでも君は日本人か」と仰られたんですね。正直、その一言に、ビックリしたのでした。
今ならお湯に入るのも大好きになりましたんですが、めんどくさいというだけで・・・実はお湯に入って、やっぱりお湯っていいなあと思う事、以前からそうなんですよ。でもその時はちょっぴり驚きました。
まあ、その方は特にお湯に入るのが大好きだったんでしょうね。
脈絡もなく書きだしまして・・・ごめんなさい。
嗚呼、あの方はとても立派な方だったんですが、残念ながらその数年後お亡くなりになったんですね。
今日、郊外の湯に偶然入って、このようなエピソードをつい思い出しまして。
もっと湯に入るような日々にしようと思いましたんです。
この頃のぼくは、ちょっぴりとでも体重が増えるととても嬉しいんですね。
西洋式にシャワーで、となるとやっぱり厭ですねえ。
となると、湯船につかって・・・となるのが、温まるのがいいんですね。
今日日、食事は和食が最高と思います。事実、海外から来られる多くの観光客の方々も、「和食は最高」との評判のようですし、お寿司、しゃぶしゃぶ、すき焼き、天婦羅、お蕎麦、もう我々日本人以上に詳しいようにお聞きします。
嬉しいですね、とてもうれしい。
と同様、日本式お湯も、結構人気が出るのではないかと思うんです。
和室に、布団を敷いて休むというのも人気あるようですし・・・
間もなくコロナが落ち着いたなら、世界中から多くの観光客がお見えになるだろうと思うと、最高にうれしいんです。
和 がいいんですね。
フォト・文 石郷岡まさお