1980年代、思い起こすたびに豊かな時代であったなあ、と。
これって悲しいことですよね、一種昔の方にしか目がいかないなんて。
最近、また夢中で、「全東洋街道」 上・下 を読んでいます。
藤原新也著 1982年刊 集英社文庫
面白いし、・・・一般的に旅の紀行本は大好きなんですが これは写真が全く素晴らしい。
30年以上も前の本が、今もって新しいし面白いということをどう考えたらよいのか?
ところで、1982年という年は、じつはサラリーマンからフリーのカメラマンになった年なんですよ、このぼくが。当然、藤原新也の本も面白いなあと読んでいたのです。断然、写真が面白かったなあ。今日アップした1枚の写真が撮影されたのも、1983年ごろなのです。
30年近くのぼくの散歩写真 中、たしかに手ごたえがあった写真の1枚なのですね。
(どなたも褒めてくれないから、自分で自分の写真を褒めるしかないなんて、格好悪い)
「東京原色図鑑」の中の1点です。
写真・文 石郷岡まさを
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