嫌な事件がジャカルタで発生した。5歳の男の子がジャカルタ・インタナショナル・スクールの校内のトイレで外部委託の清掃員男性二人に性的暴行を受けたと言う。なんともやりきれない。
http://www.smh.com.au/world/jakarta-international-school-child-rape-claim-shocks-expat-community-20140418-zqwf0.html
こうした学校は外部からの侵入者に対してはIDカードをチェックするなど割合ガードが堅いのだが外部委託とはいえ内部者としてみなされるものによるガードはほとんどないと言ってよい。こうした事件に対するガードの甘さは開発途上国特有の問題とは云えず、先進国日本でも恐らく同じような事情だろうと思う。
学校関係者の異常な性的嗜好までチェックできる方法があるとも思えないが、せめて身元調査などがしっかりされていれば防げたのかもしれないが、あくまで「かもしれない」程度だろう。
気になるのは学校側の感度の低さで、事件発生から1週間ほど経ってようやく公表されている。学校運営者の側にも大きな問題がある。バリの学校関係者も対岸の火事ではなく他山の石として真剣に対策プログラムを練ってほしい。