18年前モロッコでの自画像的ショットです。モロッコ紀行を編集していてなんと懐かしい。
壮麗な門を背にして広がる光景は、人々のエネルギーに満ち溢れている。絢爛たる装飾が施された門は、その美しさで訪れる者を圧倒するが、それ以上に目を引くのは門前に集う人々の活気だ。誰もが何かを語り合い、時には声を張り上げ、賑やかな喧騒が響き渡る。門の前には、商人たちが道具や商品を並べている。フードを被った伝統的な . . . 本文を読む
モロッコ紀行を編集していたら携帯電話の元祖を発見した。
ガラスケースの中に展示された1910年製の手動電話機は、その古びた革ケースと金属部品が時の重みを感じさせる。小型で持ち運び可能な形状は、野戦通信や遠隔地での連絡手段として使用されていたのだろう。もし軍事用途で使われていたとすれば、まさに「携帯電話」の元祖ともいえる存在だ。
1910年当時、モロッコにとって電話は近代化の象徴であった . . . 本文を読む
Digitale Vorrunde | International Piano Competition for Pianists Kronberg 2025
孫のDigitale Vorrunde | International Piano Competition for Pianists Kronberg 2025応募用演奏です。
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佐々木閑氏は繰り返し繰り返し我はどこにもないという。五蘊のどこにも我がないと繰り返す。死んだ後も仏教で説くところの輪廻はいわゆる魂のような実体?を伴った形では存在しない、従い、そういう意味での輪廻はないと氏は述べる。輪廻は当時のインドの常識であり、わかりやすくそれに従っただけだと。
では何が輪廻するのか、あるいは輪廻するように見えるのか。我なるものの実体がなければ一体何が輪廻するように見えるのか . . . 本文を読む
はじめに
2006年3月に訪れたベトナムへの旅はすでに19年が過ぎわたしは喜寿と呼ばれる年になりました。ようやく旅の記憶を遡行して紀行文としてまとめてみました。
2006年につれあいと出発した世界漫遊の旅の始めにベトナムを選びました。若い頃に毎日のように新聞を賑わしたベトナム戦争の記憶は消えることなく脳裏に焼き付いています。そのベトナムに平和が訪れてどうなったのかをこの目で見たい。
長い歴史 . . . 本文を読む
昨年11月11日にお風呂の王様でのぼせて転倒して翌日から腰痛を発症した。幾分ましになってきているが座った後の立ち上がり時にまだ痛みがある。そこで今日はスポーツクラブのプールで水中歩行とマッサージジャグジーを合計1時間やった。これって久しぶりで、バリ滞在時は毎日やっていたのに既に10年近く怠っていた。さあ会員になって少しばかり柔軟性を取り戻さねば。 . . . 本文を読む
紀野一義から学んだ法華経
宮本正男
頭を悩ます色即是空 空即是色の色について両氏の違いを覗いてみると興味深い。
佐々木閑氏は初期仏教を中心に研鑽を積んでこられた方であり色の解釈に非常に深く細かく説明をする。
色は二通りの意味があると言う。色かたちが . . . 本文を読む
写真167枚 紀行文50000文字
バルセロナ紀行
宮本正男
目次
ボローニャから列車で 3カサ・ミラ 7カサ・バトリョ 8バルセロナ大聖堂 40街角の食事 45カタルーニャ美術館 53ピカソ美術館 56さりげない風景 62カタルーニャ音楽堂 69カサ・レオ・モレラ 75グエル公園 77波型の柱廊 86パビリオ . . . 本文を読む
佐々木閑氏は初期仏教の学者でありたびたびタイなどに出かけて修行生活に参加されている。
托鉢と食事風景を詳細に話している。座る順序が仏道に入った順序で厳格に守られていることや午後になれば一切の飲食ができないことなど。
衣は糞ぞうえと言って元は死体から頂いたものを再利用していたことなどを。
紀野一義氏は法華経中心の伝道者だがやはりテーラワーダを日本 . . . 本文を読む
佐々木閑氏は「私は劣等感の塊みたいな人間だった」紀野一義氏は「人生は、ええなあ、ええなあ 超楽天主義で生きよう」と全く両極端のことをいう。
佐々木閑氏は仏教で救済を求めるのは無理筋という。初期仏教を信奉する氏はこの世での全ての欲望つまり煩悩を断ち切っていくことで再び輪廻しない涅槃に入ることが仏道修行の最終目標だと。だから万人向きではない、この世での成功や人生の喜びを断ち切ることが目標の病院だとい . . . 本文を読む
下記のパブコメを総務省に提出しました。インフラシェアリング会社にも公益事業特権を与える案に賛同しています。
長年の間企業サイドで通信政策に関与し、現在は企業に属さない自由な一国民として最終答申(案)に賛同いたします。
防衛費財源としてのNTT法廃止議論から端を発した通信政策の在り方議論が市場環境の変化に対応した本答申に結実しています。
NTTの市場支配力を抑制し、参入企業の育成を重視する . . . 本文を読む
佐々木閑氏はYouTubeで大量の阿含経講義を行なっている。実に大量だ。この努力は大変なものだ。
紀野一義氏もまたぜんしょうあんなどで生涯を通じて膨大な講義を行なっている。そして現在でもYouTubeでほとんどを視聴する事ができる。
紀野一義氏は没しての後もYouTubeでわたしの心を温めてくれる。佐々木氏は現役でやはり聴くことが楽しみに。
佐 . . . 本文を読む
お二方とも寺の息子だ。初期仏教と法華経をそれぞれがよりどころとされている。しかし共通点を探っていくと興味深いことが見えてくる。
今回は死をどう考えるかについて。佐々木閑は死、特に自死について、周りを悲しませることでありやらない方が良い。しかしブッダの弟子の一人の涅槃への道として自死をした人の逸話を引いて、仏教的には一つの選択しとしてギリギリの状況ではブッダも認めていると説く。
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愉快なコメディで、わたしと同年輩やそれ以上の年齢の仲良しじいさん3人が年金中止でパイが食えなくなることに憤慨し銀行強盗を思いつく。そして成功しめでたしめでたしで終わる。たわいのない筋であり毒にも薬にもならない、がははと笑い飛ばして以上終わりなのだが妙に後を引く。必殺仕掛け人をご存知だろう、藤田まことが闇の仕掛け人で、悪人を非合法にバッサバッサと始末していく。悪に悪を持って成敗していくのが痛快で、非 . . . 本文を読む