まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を語ります。競馬以外では男声合唱、野球観戦、ヘラブナ釣り、旅行等で余暇を楽しんでいます。

シルクウィザードOP入りに寄せて

2008年06月28日 19時16分27秒 | 今日の日記
絶好調のシルクを象徴するかのようにシルクウィザードが準オープンを見事に突破しました。
シルクにもメインレースで1番人気で勝つ馬が現れました。
私は出資者ではありませんが、この馬の近況を毎週のメールサービスで取得しています。
菊花賞をパスしてダート路線で行く事を表明して以来、追いかけています。


あまたの強い馬と戦い、厳しいレースの連続で脚を痛めたウィザードは、もうダメかとも思われる腱鞘炎にかかってしまいました。
長い長い休養。出資者の気持ちを考えると実に長い1年でした。
のちに動ける状態にまで回復し、京都の宇治田原優駿ステーブルや栃木県の芳賀牧場などの育成場に送られて、じっくりとじっくりと長めを乗られていました。
一向にペースを上げずに長めを中心にトレーニングを積まれ、私などはあまりのじれったさに、実は復帰できないのではないか、とまで考えていました。
今日、見事にシルクウィザードはオープンの高みにまで上り詰めました。

宇治田原優駿ステーブルの人も芳賀牧場の人も今日のレースも見ていたことでしょう。
おそらく手を叩いて喜んでいることでしょう。
競馬場では決して見えない人々の影の努力があって我々の馬は走っているのです。決して厩舎だけの力で先生の力だけで競走馬がデビューできるわけではない事を我々はもっと見ていかないといけませんね。


生産牧場の人、育成場の乗り役さん、担当厩務員さん、厩舎スタッフなど多くの見えない力が馬を支え、走らせているのです。
そして最後託されるのが騎手です。

サラブレッドは多くの人の思いが乗って走っていると言う事をもっと考えないといけませんね。
今日の最後の直線に私は芳賀牧場で復帰に向けて汗をかきながら乗り込みを続けていたウィザードの姿を見ました。

これからもクルセイダーと共にダート戦線で大暴れしてもらいたいものです。