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第2位はグリーンファーム愛馬会です。最近見直して改めて良いクラブだなと思っています。
私はグリーンで勝てなかった馬は記憶にはありません。確かに出資頭数は極めて少ないのでサンプルは少ないかもしれませんが、回収率が他のクラブと比べて著しく高いのです。この理由は馬代金が安いからに他なりません。とは言え最近はこのクラブも一口10万超えはザラになりましたから、今後の回収率は落ちるとは思ってます。
グリーンはえらく地味です。
勝負服も地味です。トキノミノルの勝負服。
募集馬の血統は時代遅れの馬が大半。
会報も群を抜いて質素だし、近況情報のクラブサービスは最低レベル。情報はいつ更新するか不明です。こんなクラブ、今どき珍しいかもしれません。
ディープインパクトやキングカメハメハなどの馬はいません。殆どの馬は即満口にはなりません。残り10口を切っても1ヶ月2ヶ月しぶとく残っているクラブです。従って、売れ残ってしまう馬も半分くらいいます。
メインは社台Fの馬が10頭くらい。ノーザンFの馬が3〜4頭、残りはグリーン母体の那須野牧場の馬などのラインナップ。
母高齢はやたらと多いし、古い血統も多いし、母優先も存在しますが、あまり惹かれる活躍牝馬はいません。
カタログを見て心ときめくような馬はあまりいないのも事実です。まぁ、ここだけの話、グリーンでG1を狙っている人はあまり居ないと思いますが。かく言う私もこのクラブで重賞が取れるとは思っていません。
でも、ちゃんと馬を選べば安くて丈夫で長く走れる馬が結構います。何だかんだで1つ2つ、頑張ってくれる仔は4つ5つと勝ってくれたりします。
クラブの温度は実に心地よく、ベテラン一口馬主ならば満足できると思います。ファーストクラブにはお勧め出来ませんが、セカンド、サードのクラブには強くお勧めしたいのが、このグリーンファーム愛馬会。
会員の皆さんは凄くフレンドリーで、仲間感は他の追随を許しません。今は分かりませんがレクチャーも地味にやっています。キャロットが6〜70人集まっている中で、グリーンは10人程度かな?
会員の方は愛馬を追いかけて西へ東への観戦を厭わずに熱心に応援されている方もいます。
あとはご夫婦で楽しまれている方も複数見かけました。そんなクラブですから会員同士も仲良く、お互いの馬を応援しています。というかクラブの馬は全部応援しているかのように感じます。
私も初めて会った方に、前回関西で走った私の愛馬の写真を見せてもらった事もあります。
そうです。グリーンの馬は自分の出資馬でなくとも写真を撮ったりして応援しているようなのです。
そして初めて会って10分くらいで私のように軸足は別クラブの会員にもわざわざ見せてくれたりします。
この雰囲気は入ってみればわかります。
クラブには文句も言いたくなる事もありますが、グリーンだからと許せてしまう事が大半。
不思議な魅力がありますわ、
ベテラン一口馬主さんにお勧めしたい1番のクラブです。
入厩直前まで様子見が出来る場合があり、レインボーフラッグは出資した3週間後くらいの新馬戦を勝って、重賞でマカヒキと0.4秒差を演じるような掘り出し物が居るクラブなのです。
ちなみに私はこのクラブでは現役のレインボーフラッグの876%を筆頭に、グリーンラヴの502%、バラードソングの400%などかなりの馬代金を回収しています。2〜3年に一頭とかでは無く、毎年出資していれば良かったなと思ったりもします。
入会を考えた方はこのクラブは200分の1出資なので維持費等の経費は倍になる事だけは承知おき下さい。
追記:今日の有馬記念も勝ったし、今年はシルク大爆発の年でしたね。時代はシルクなのかな?