まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を語ります。競馬以外では男声合唱、野球観戦、ヘラブナ釣り、旅行等で余暇を楽しんでいます。

一口馬主の原点

2022年02月05日 03時57分01秒 | まさるの「この一頭」
私は古くから一口馬主に手を染め、1番の趣味として長年楽しんでいますが、そんな長い歴史の中でも忘れられない馬がいます。特にこの寒い時期になると良く思い出すのです。

『ルーベンスメモリー』です。

ルーベンスメモリーは美浦の高橋祥泰厩舎の馬で、事故で右目を失ってしまうハンデがありながらも懸命に走り続け、ついにはオープンにまでのぼり詰めた素晴らしいサラブレッドです。熱心な競馬ファンならば、覚えている馬だと思います。

私はこの馬がいなかったらこんなにも一口馬主にのめり込むことはなかったのかも知れません。


暮れの中山、幕張特別を勝ったその日の夜に、ルーベンスメモリーの出資者の方が運営していたホームページに出会ってから、いつかは社台で出資してみたいという夢を持ちました。このホームページには彼の出資者が多く集まり、皆さん暖かくも熱心にルーベンスメモリーを応援されていました。
私も非出資者でありながらも、メンバーの皆さまに暖かく迎えてもらい、一口馬主の原点と終着点とも言える競馬感を先輩方から教えて頂きました。私もルーベンスメモリーの初重賞挑戦に合わせて、生まれて初めて、しかも手作りで応援幕を作った思い出の馬です。いまでもホームページは残っているかなと検索してみたら、無くなっていました。残念。


そのルーベンスメモリーを管理していた高橋祥泰先生もいよいよ定年を迎えます。
そんな先生が東京新聞杯に送り出す「カラテ」はひょっとしたら先生の重賞制覇のラストチャンスかも知れません。
単勝を買って応援したいと思っています。


25年目の一口馬主。
自分の根っこにある、この競馬感を忘れずに、新たな気持ちで一口馬主に取り組んでみたいと思っています。