夏至の極み

『テレビが政治をダメにした』（鈴木寛）を読みました。
多くの日本人がテレビに対して感じていて、しかしあまりにテレビ漬けにされた体がそれに反応できない問題を説明してくれています。
仕事をしていく上で、マスコミと正面切って戦っていくのか、いっそ組んでいくのか、自分にとって大きな分かれ目です。

15年ぶりぐらいに虫歯ができ、職場近くの歯医者さんに治療してもらいました。
いま世の中には歯医者さんがあふれかえっていて多すぎるなどと言いますが、そんなこと言うものではないです、じつに頼りになります。
それにしても、どこか少しでも調子が悪くなって、それが治ると、働けることがとてつもなくしあわせなことだと気づきます。

サザンオールスターズの復活、ファンクラブ会員、正確には応援団員の自分にとって、熱い夏がやってきます。
復活の日のライブのチケットもしっかり獲得したはいいものの、普段いっしょにライブに行く仲間たちがことごとくまさかの多忙です。
その価値を身にしみて感じてくれる人と行って感動を分かち合いたいとの気持ちを追求し、親と行こうという結論に達しました。

ケーキ対策

恵比寿にあるGrillマッシュというハンバーグ屋さんに行ってきました。
うちの班員の猛烈なプッシュを受けて行ってみたのですが、かなりレベルの高い料理のオンパレードでした。
お昼に行って大正解、夜もワインなどを飲みながら良いかもしれませんが、お昼に行くのがベストだと思います。

代官山のTSUTAYAに初めて行きました。蔦屋書店と書いてありました。
オープンして以来、ずっと行きたかったことを忘れていたのですが、とうとう日本一先進的なTSUTAYAを体験できました。
家が近かったら、開店と同時に並ぶと思います。そうしないと、恐らくあのスターバックスの席は夜中まであかなさそうです。

ひさしぶりに渋谷のESTでブラックライトボーリングをしました。
ESTはボーリングをすると、カラオケが30分無料になる券をくれるのですが、ぴったり30分だけ完全無料で歌いもしてきました。
渋谷唯一のボーリング場、学生時代からお世話になり、おとなになっても銀座にボーリング場がないので、ときどきお世話になっています。

表参道に行くとほぼ毎回立ち寄るロータスカフェに行ったあと、望洋樓に行きました。
望洋樓は、自分の知っている人が料理をつくっているのですが、福井の和食屋さんで、非常に良いお店です。
上司など年上の人を連れていけるお店はなかなかなく、望洋樓は数少ないそうしたお店ということで、愛用しています。

『旅の窓』（沢木耕太郎）を読みました。
旅とはまさに非日常であり、非日常を日常の中で短編を通じて感じることができることは、精神衛生上じつにすばらしいことです。
彼の作品に触れて、ひさしぶりに新興国に行きたくなりましたが、この夏は海外は先進国に行く予定にしてしまっています。

それにしても、全英オープンの松山プロはほんとにすごかったと思います。
ほぼ毎晩観ていましたが、精神的な強さをあらためて見せつけられ、ますます好きになりました。
中継していた青木プロをはじめとした解説陣もみな脱帽といった感じで、これからがとても楽しみです。

ぼけ休み

『劇的紀行 深夜特急』のDVDを買って観ました。
本のほうの大ファンですが、映像化されたものもまたすごく良かったです。特に男は読むまたは観るべきです。
人間は新しいもの、新しい世界に必ずどこかで魅力を感じる本能を持っていると思います。毎日が冒険、旅なのです。
このDVDでは沢木耕太郎さんのインタビューがあって、物事をすごく考えながら話す人だということが感じられて、興味深かったです。

『諦める力』（為末大）を読みました。
コメンテータとして見る彼のロジカルなところが気になって読んだのですが、思ったほどは衝撃はなかったです。
ただ、何事もドライに分析して自分なりの考え方を言葉に落とせる点はおもしろく、今後もやはり彼には注目したいと思いました。

この連休は、自業自得で体調を崩し、ほぼ横になってすごしていました。
ドラマ化されて初めて知った『半沢直樹』の興味深さ、年齢のせいなのかなかなか戻らない体調へのもどかしさ。
真夏の飲みすぎは、脱水症状を伴うことを忘れてはいけないと肝に銘じました。

全身あるのみ

前職でお世話になった課長が異動したので、その歓送迎会に出席し、一つの時代の終わりを感じました。
先週の同じく前職でお世話になった局長の退官懇談会のときにも似た気持ちになりました。
むかしが懐かしくなっても結局は時間の流れは万人に平等で、宇宙船にみんなで乗っているようなものだなと思います。
過去の世界が楽しそうに思えても、結局はもうそこには誰もいないのです。

『アメリカは日本経済の復活を知っている』（浜田宏一）を読みました。
アベノミクスは、第3の矢である成長戦略がうまく行ったためしがほぼないこと、産業政策自体が非常に立ち位置が難しい現代を考えざるを得ません。
やはり、金融政策と財政政策こそが国の真髄であり、経済官庁に勤める役人はマクロ経済学を習熟していなくてはならないです。
ちなみに、シンプルなメッセージを全編にわたって繰り返すスタイルは、著者がアメリカの人であることを表していると思いました。

『モンスターズ・ユニバーシティ』を、なんと一般公開初日に観ました。
自分はピクサーファンで、恐らくほぼすべての作品を観ていますが、モンスターズインクが最も好きで、これも大満足でした。
ピクサーアニメはいままで必ず日本語版で観てきたのですが、今回は英語版で観て、今後は普通の映画同様、英語版でもいいかもしれないと感じました。

ひさしぶりに休日に銀座に出たので、黒船屋に行って食事してきました。
6丁目の裏通りのとあるビルの2階にあるお気に入りのこのお店は、バラエティ豊かな9品に飲み放題がついて2980円の破格ぶりなのです。
少々のおしゃれさに、とにかくおいしいので良いのですが、ものすごく量があるので、だいぶおなかをすかせて行ってもいつもぱんぱんです。

新年度になってから、大学のプールに週末泳ぎに行く習慣を意識的に復活させました。
毎週少しずつでも運動する体にしておくと、食べすぎたり飲みすぎたりしてもあまり体重などに影響しないように思います。
いま、泳ぎながら聴けるソニーの新しいスポーツ用ウォークマンを買おうかどうか迷っています。