今大会も、日本人選手が出る種目はだいたい観ましたが、印象に残る瞬間がたくさんありました。
ときには部下のおかげで仕事を休ませてもらったりして、じつに刺激的な1か月をすごすことができました。
スノーボード男子スロープスタイルの角野選手でソチは幕を開けました。
彼の生い立ちを知って観ると、決勝の舞台まで進めて、より多くの本数をすべることができたことがとても爽快に感じました。
モーグル女子の上村選手は、リアルタイムで観ていた人にとっては、最終ラウンドに進めた瞬間の興奮はすごかったはずです。
ジャッジスポーツなので、最後の4位判定はものすごく納得が行かないわけですが、あそこまで進めたことはさすがでした。
フィギュアスケート団体では、羽生選手の圧巻の演技に衝撃を受けました。
地元選手にも圧勝する強さ、何より演技中の表情がとても良いなと思いました。
ジャンプノーマルヒルは、予選免除からの葛西選手が入賞を果たし、得意のラージヒルでなくてもエースであることを見せつけました。
それから、清水選手の調子の良さも、このあとのジャンプに力強い印象を与えてくれました。
スピードスケート女子3000mは思った以上にふるわず、残念でした。
パシュート銀メダルメンバーを擁していても、それといかに違う競技であるかということを痛感しました。
スピードスケート男子500mの長島選手と加藤選手が2人そろってメダルなしに終わるとは思っていませんでした。
長島選手はレース前から厳しいのはわかっていたと言っていましたが、自分はやはり長島選手の冷静さ、加藤選手の前半が好きです。
スノーボード男子ハーフパイプは、平野選手と平岡選手が予選から絶好調で、最高の結果を出してくれました。
しかし、正直、それ以上にショーンホワイト選手の失敗がショックで、なかなか寂しい気持ちにもなりました。
スピードスケート女子500mの小平選手は、実際のレースを観ていると、5位入賞は大健闘だったのではないかと思います。
優勝した韓国のイサンファ選手の圧倒的なレースぶりは観ていて本当に気持ち良く、堂々たる金メダルでした。
ジャンプ女子ノーマルヒルでは、高梨選手がまさかのメダルなしに終わり、信じられない気持ちでした。
オリンピックは恐ろしい、というフレーズが彼女にはないだろうと思っていたので、今後の成長がまた楽しみです。
複合ノーマルヒルは、渡部選手が本当にやってくれました。この種目が自分は最も好きで応援してきた競技なので、一層うれしかったです。
最後の最後まで金メダルの夢を見せてくれた渡部選手、荻原兄弟が熱くなるのも当然です。20年前がよみがえりました。
スピードスケート女子1000mで小平選手が今度は入賞もかなわなかったのはとても残念でした。
バンクーバーでの記憶があるだけに、日本のスピードスケート界の復活を祈りたいです。
フィギュアスケート男子は、全員が記憶に残る演技を見せてくれて、楽しかったです。
羽生選手の金メダルはもちろん、高橋選手の笑顔、町田選手の強いインタビュー、忘れません。
ジャンプ男子ラージヒルで葛西選手がついに個人のメダルを手に入れました。最後で銀メダルだったことはくやしかったですが。
これも20年前がよみがえりましたが、彼の場合は20年前も本人の話なので、確かにレジェンド。いまだに現役で活躍しているとは。
女子のスノーボードクロスでは、藤森選手が今大会はスタートラインに立てました。
結果は、準々決勝で転倒してしまいました。それでも、バンクーバーの悲劇からのカムバックは見事でした。
ジャンプラージヒル団体は、終わってから数々のドラマがあったことが明かされ、すばらしい銅メダルをさらにすばらしくしました。
葛西選手の飛型の美しさ、清水選手の力強い将来性、伊東選手へのピョンチャンでの期待、竹内選手への祈り、すべてすばらしい。
複合ラージヒルは、加藤選手のアクシデントもある中、渡部選手も転倒がある中、最後まで魅せてくれました。
キングオブスキー、やはり複合。自分はこの競技がやはり一番好きです。これぞウインターオリンピック。
スノーボード女子パラレル大回転で竹内選手が勝ち抜きに勝ち抜いて、銀メダル。
虎視眈々と金メダルを狙う姿勢にいつしか引きこまれ、決勝2本目で転倒したときにみんなで大声を出したのは良い思い出です。
そして、複合団体。キャプテン加藤選手の不在もあり、メダルまでは手が届きませんでしたが、見事な総力戦でした。
複合団体を連覇した20年前の栄光が、いつの日かもう一度日本にもたらされることを願ってやみません。
フィギュアスケート女子の浅田選手は、これ以上にないものを日本にとどけてくれたと思います。
目頭が熱くなりました。神さまはいるのだと思いました。特別な緊張があり、不思議な心の揺さぶられ方でした。
スキー女子ハーフパイプでは、新設の種目で小野塚選手が初代メダリストになってくれました。
大会最後まで山場をつくってくれて、爽快なメダルを持ってきてくれて、ソチの終わりを飾ってくれました。
スピードスケート女子パシュートはもしかしたらメダルをまた獲得できるのではないかと期待しましたが、残念でした。
高木選手のお姉さんの方や、大健闘の田畑選手、3位決定戦で心意気の感じられる終わり方をしてくれたと思います。
フィギュアスケートのエキシビションは、町田選手を最も楽しみにしていましたが、期待以上に良かったです。
自分の好きな曲で、その演技のストーリー設定も明快で、最後に笑顔をありがとうという感じでした。
楽しかった、睡眠不足の2月のソチもいよいよ終わってしまい、とても寂しいですが、すばらしい大会でした。
ピョンチャンにまた期待しつつ、まずは今年のブラジルワールドカップに備えることにしたいと思います。
ときには部下のおかげで仕事を休ませてもらったりして、じつに刺激的な1か月をすごすことができました。
スノーボード男子スロープスタイルの角野選手でソチは幕を開けました。
彼の生い立ちを知って観ると、決勝の舞台まで進めて、より多くの本数をすべることができたことがとても爽快に感じました。
モーグル女子の上村選手は、リアルタイムで観ていた人にとっては、最終ラウンドに進めた瞬間の興奮はすごかったはずです。
ジャッジスポーツなので、最後の4位判定はものすごく納得が行かないわけですが、あそこまで進めたことはさすがでした。
フィギュアスケート団体では、羽生選手の圧巻の演技に衝撃を受けました。
地元選手にも圧勝する強さ、何より演技中の表情がとても良いなと思いました。
ジャンプノーマルヒルは、予選免除からの葛西選手が入賞を果たし、得意のラージヒルでなくてもエースであることを見せつけました。
それから、清水選手の調子の良さも、このあとのジャンプに力強い印象を与えてくれました。
スピードスケート女子3000mは思った以上にふるわず、残念でした。
パシュート銀メダルメンバーを擁していても、それといかに違う競技であるかということを痛感しました。
スピードスケート男子500mの長島選手と加藤選手が2人そろってメダルなしに終わるとは思っていませんでした。
長島選手はレース前から厳しいのはわかっていたと言っていましたが、自分はやはり長島選手の冷静さ、加藤選手の前半が好きです。
スノーボード男子ハーフパイプは、平野選手と平岡選手が予選から絶好調で、最高の結果を出してくれました。
しかし、正直、それ以上にショーンホワイト選手の失敗がショックで、なかなか寂しい気持ちにもなりました。
スピードスケート女子500mの小平選手は、実際のレースを観ていると、5位入賞は大健闘だったのではないかと思います。
優勝した韓国のイサンファ選手の圧倒的なレースぶりは観ていて本当に気持ち良く、堂々たる金メダルでした。
ジャンプ女子ノーマルヒルでは、高梨選手がまさかのメダルなしに終わり、信じられない気持ちでした。
オリンピックは恐ろしい、というフレーズが彼女にはないだろうと思っていたので、今後の成長がまた楽しみです。
複合ノーマルヒルは、渡部選手が本当にやってくれました。この種目が自分は最も好きで応援してきた競技なので、一層うれしかったです。
最後の最後まで金メダルの夢を見せてくれた渡部選手、荻原兄弟が熱くなるのも当然です。20年前がよみがえりました。
スピードスケート女子1000mで小平選手が今度は入賞もかなわなかったのはとても残念でした。
バンクーバーでの記憶があるだけに、日本のスピードスケート界の復活を祈りたいです。
フィギュアスケート男子は、全員が記憶に残る演技を見せてくれて、楽しかったです。
羽生選手の金メダルはもちろん、高橋選手の笑顔、町田選手の強いインタビュー、忘れません。
ジャンプ男子ラージヒルで葛西選手がついに個人のメダルを手に入れました。最後で銀メダルだったことはくやしかったですが。
これも20年前がよみがえりましたが、彼の場合は20年前も本人の話なので、確かにレジェンド。いまだに現役で活躍しているとは。
女子のスノーボードクロスでは、藤森選手が今大会はスタートラインに立てました。
結果は、準々決勝で転倒してしまいました。それでも、バンクーバーの悲劇からのカムバックは見事でした。
ジャンプラージヒル団体は、終わってから数々のドラマがあったことが明かされ、すばらしい銅メダルをさらにすばらしくしました。
葛西選手の飛型の美しさ、清水選手の力強い将来性、伊東選手へのピョンチャンでの期待、竹内選手への祈り、すべてすばらしい。
複合ラージヒルは、加藤選手のアクシデントもある中、渡部選手も転倒がある中、最後まで魅せてくれました。
キングオブスキー、やはり複合。自分はこの競技がやはり一番好きです。これぞウインターオリンピック。
スノーボード女子パラレル大回転で竹内選手が勝ち抜きに勝ち抜いて、銀メダル。
虎視眈々と金メダルを狙う姿勢にいつしか引きこまれ、決勝2本目で転倒したときにみんなで大声を出したのは良い思い出です。
そして、複合団体。キャプテン加藤選手の不在もあり、メダルまでは手が届きませんでしたが、見事な総力戦でした。
複合団体を連覇した20年前の栄光が、いつの日かもう一度日本にもたらされることを願ってやみません。
フィギュアスケート女子の浅田選手は、これ以上にないものを日本にとどけてくれたと思います。
目頭が熱くなりました。神さまはいるのだと思いました。特別な緊張があり、不思議な心の揺さぶられ方でした。
スキー女子ハーフパイプでは、新設の種目で小野塚選手が初代メダリストになってくれました。
大会最後まで山場をつくってくれて、爽快なメダルを持ってきてくれて、ソチの終わりを飾ってくれました。
スピードスケート女子パシュートはもしかしたらメダルをまた獲得できるのではないかと期待しましたが、残念でした。
高木選手のお姉さんの方や、大健闘の田畑選手、3位決定戦で心意気の感じられる終わり方をしてくれたと思います。
フィギュアスケートのエキシビションは、町田選手を最も楽しみにしていましたが、期待以上に良かったです。
自分の好きな曲で、その演技のストーリー設定も明快で、最後に笑顔をありがとうという感じでした。
楽しかった、睡眠不足の2月のソチもいよいよ終わってしまい、とても寂しいですが、すばらしい大会でした。
ピョンチャンにまた期待しつつ、まずは今年のブラジルワールドカップに備えることにしたいと思います。