以前ブログで取り上げたメイナード・ファーガソンのCD、残念ながら聴きたかった曲は入っていませんでしたが、なかなかファンキーなそのブラス・サウンドが気に入って、よく聴いております。血管が切れそうなトランペットが鳴り響く、ハーブ・アルパートをビッグバンド・ジャズ寄りにしたような感じ?(ようわからん)2枚とも80年前後に発表された作品なのですが、こんなに緻密でかっこいい音楽が、すでに27年も前に作られていたのですから、現代の音楽が多様化するのもわからなくもない。ジャズ一つをとっても、ほんと色々あって奥が深いです。
話は変わって、きのう久し振りな方と会ってお昼を食べて来ました。以前娘がお世話になっていて、今度のクリスマスに私が2回目のミニ・コンサートを開かせていただく予定の地元の児童館で、この春までお勤めされていた若い女の先生です。娘がまだ0歳の時からお世話になっていて、昨年ちょうど「音楽をやろう!」と決めた直後に、児童館でコンサートをやらせてもらえないかをその先生に聞いたところ、たまたま先生もお仕事とは別に歌を習っているという話を聞き、音楽つながりで意気投合したのですが、春に違う施設に転勤になってしまわれて、このままさよならは寂しいと、メールアドレスを交換させてもらっていたのでした。
一度ランチでも、と春から言い続けていたのが、やっときのう実現し、両方の住まいの中間地点で合流して、いろいろとお話を聞くうちに、実はプロの歌い手を目指している方だと知りびっくり。所属する事務所が出したインディーズのコンピレーション・アルバムが3枚出ていて、それぞれ1曲ずつ自作曲を歌われているそうで、(次回CDを持ってきてもらうことを固く約束しました)原宿のライブハウスで定期的に何人かのボーカリストが出るライブに出演されているとか。あとその事務所が開いたオーディションに合格した人だけが出られるZEPP東京でのライブにも出演されたそうで、大きいところで歌えて感動したそうです。ジャンル的にはアコースティックとのこと。私はあまりくわしくないジャンルなのですが、優しくてほんわかしたお人柄なので、イメージとしては合ってる感じだと思います。
現在27歳で、24歳のときに「歌で自分の気持ちを伝えたい」「プロになりたい」と兼業を決意したそうで、ゆっくりでいいからとにかく歌うことをやめないで、カメのように地道にがんばろうと思ってやっているそうです。
実は私も兼業主婦ができたらいいな、と思っていて、身近に同じようにがんばっている人がいたことに、とても感動しました。(いや、同じようではなく、先生のほうがずっと前を行ってると思いますが)自分の音楽が少しでも聴く人の心に何かを伝えられたら・・・。そんな気持ちを持って音楽をやっているのは、年齢が一回り以上違っても同じなんですね。いつか先生の歌に私がピアノで曲をつけて、コラボを実現させましょう!そんなことを話して、次回また会うことを約束しました。
それにしても、若者?(私の場合10歳以上年下の人は若者です)と話したりメールやブログで交流を持つのは、本当に楽しいです。今度はぐんと年上の人とも知り合いになってみたいものです。