えくぼ

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紫陽花をまとう雨引観音

2014-07-05 09:20:06 | 歌う

             ✿ 紫陽花をまとう雨引観音 ✿

♥ 紫陽花の花のさかりの寺に来て彼岸より來しあのひとに会う    松井多絵子

 昨日、雨引観音を訪れた。大雨の予報がはずれ、ありがたいと感謝しながら雨引山の中腹でバスを降り石段を上った。今までなぜ此処に来損なっていたのか、紫陽花の花の盛りに来たかったからである。しかも晴天の日ではなく、霧雨のふる平日に来たかった。昨日はまさに私の希望にかなった日だった。
 雨引観音は中国から帰化した法輪独居士が587年に開山したと伝えられる古刹。安産子育ての霊場として知られる関東屈指の寺である。坂東33箇所霊場第24番札所。茨城県桜川市にある。

♥ 紫陽花のうす紫のその泡にわれは溺れてわれを失う

 山門をくぐった辺りから紫陽花が泡だちながら私に寄せてくる。境内には約く3000本の紫陽花、傾斜地をなだれる紫陽花の花ばな。、紅あり青あり、白あり。ことに白の花々が泡のように私に寄せてくる。

♥ 聖堂の絵ガラスのようにその羽を孔雀はわたしに開いてくれた

 放し飼いの鳥たちが境内に遊んでいる。その中の女王のような孔雀がわたしに寄ってくる。檻のなかの孔雀しか見たことのないわたしはとまどう。孔雀はまるでファッションモデルのようにくるりと周り華麗な羽を私に見せる。 聖堂のステンドグラスを思わせる、ひらいて広がる羽根。紫陽花のようにも見える。

♥ あじさいの花を残してし寺を去る下りの石段踏みしめながら 

 この寺を去った後、桜川市の真壁の町を3年ぶりに歩きました。1時間余り。この町のことはいづれ書きたいです。昨日の歩行は11456歩。7.2km 277kcal、脂肪燃焼量585でした。

♥ 急雨に打たれていますかあの寺のあの境内の紫陽花の群れ  

                             7月5日  松井多絵子 

 

                                


1 コメント

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Unknown (さと)
2014-07-05 16:40:59
茨城県に住んで1年半になりますが 行ったことないので、興味がわきました

ありがと♪
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