えくぼ

ごいっしょにおしゃべりしましょう。

会社の寿命は30年

2019-06-30 13:58:27 | 歌う
新聞を整理していたら「会社の寿命は30年」という記事が目についた。4日前の☀「経済気象台」 の冒頭の言葉である。私は経済のことはほとんど知らないのて。日本の会社の寿命が30年とは驚きである。

「会社の寿命が30年。1983年に日経ビジネス誌が🔘会社の寿命30年説を打ち出したときから、それが定説になっている。6月1日に東京商工リサーチが発表した企業の平均寿命は23・9年」

日本だけではない。米国は大企業トップ500社のうち過半数が15年以内に消滅しているとは。最近の技術革新のスピ一ドのすさまじさが原因らしい。
小売り業の主役となったコンビニが技術革新を起こせるかどうかが「延命」の
行方を左右する。とのことである。

わが町の繁華街も店舗がよく変わる。素敵なショ一ルを見かけた店に1週後にゆくと美容院に変わっていたり、飲食店はよく変わる。杖をつきながら歩いている老人は同じ人に度々会うのに

わが町のすずらん通りの中元の店にはモノを買わない人々

匂いだす言葉たち

2019-06-28 13:26:14 | 歌う
一昨日6月26日の☀あるきだす言葉たち「はつ夏に寄す」 はまさに「はつ夏」の匂う8首、1971年生まれとはおもえぬ西川才象は短歌人会所属の介護職員、17年に「短歌人賞」 を受賞している。第一歌集『晩冬早春』

🌻にんにくのにおいの落ちぬ手を洗ういつまでもいつまでもわれは少年

殺菌効果は抜群だがイヤな臭いを除くため手を洗い続けるのは女を意識している、少年の頃と変わりない。

🌻唾を飲む音立てながらもぎてゆく信濃梅の実 これは宝石

信濃梅をもぎながら、まるで食べているように唾液が、手に取れば宝石のように、、

🌻さくらんぼ一粒口にするたびに秘密をひとつ喋りたくなる

さくらんぼは高価な果物だ。ゆっくりと一粒づつ食べる、秘めたる恋か。

今まさに「はつ夏」である。この一連は「匂いだす言葉たち」だ。走りだす言葉たちの多い昨今、ゆったりと初夏を散策させてくれる、さくらんぼたちよ、🍒🍒🍒

「品がいい」と言われる人

2019-06-25 13:54:59 | 歌う
火曜日の新聞の本の広告は地味、「品がいい広告」である。プロが教える🔘自分磨きのヒント、著者・鹿島しのぶ の名は小さな文字、「控えめ」 で品がいい。

🌟品がいい人は人もチャンスも引き寄せる。服装、マナ一、言葉遣い、

私が品がいいとおもう人の服装は目立たない装い、原色ではなく中間色、言葉遣いも普通、「ざあます」は使わない

🌟「お先にどうぞ」 この一言が言えるか
まず相手を、自分を抑える。音に気を配り物静かな人に、🌟「怒り」は一瞬で品性を奪う。🌟いい笑顔のまわりには人の花が咲く。

🌟ちょっとしたことで「好感を持たれる人」 「敬遠される人」

この広告を見ながら短歌を思った。好感を持たれる作品は目立ちたがらない、自分の気分を読者に押しつけない

※ さらに青く咲きたかろうに切り取られ食卓の紫陽花は曇り日の空色

どうなる日本列島

2019-06-24 10:56:01 | 歌う
▼地球儀を見下ろし怖くなってきた日本列島滑り落ちそう

今朝の地震、揺れながらテレビを見ていた。私は震度4の地域に住んでいる。昨年から腰痛に悩まされ素早く逃げられない。3・11が甦る。

海岸の二階の家のその屋根に乗り上げた船には誰ひとり居ない

海の怒りの鎮まりしのち親を子を瓦礫のなかに探す人びと

死者、行方不明者さらにさらに増えわれと同齢の死者また一人

仙台に赴任のkの無事を知る地震発生三日目の夜

津波より逃れることができたのだ何がなんでも生きるのだkよ

もう一個おにぎりあれな、もう一枚毛布のあれな、雪降るなかれ

少年が祖母を守りて9日後助け出されて神話が生まれた

古語なぜか地震をやさしく「なゐ」 と呼ぶ電燈もなく暮らした人々

松村正直の朝日短歌時評

2019-06-23 16:45:40 | 歌う
松村正直氏(塔)の「ベトナムの今と昔」を一気に読んだ。私はベトナム料理もコ一ヒ一も好き、服も時々着る、少し昔に2度訪れ、また訪れたいと思っていた。

「四月に刊行された梅原ひろみの第一歌集『開けば入る』はベトナムでの仕事や生活を詠んだ歌が印象的だ。ベトナム南部の大都市ホ一チミンの駐在員事務所で、作者は工具販売の仕事をしてきた」 からこの時評は始まる。

バイクの海を泳ぐがごとし午後五時の車のなかに眼つむれば

暮れ残るメコンの水面を舟はゆく荷とエンジンと夫婦をのせて

「新旧が入り交じりつつ発展を続けるベトナムの現在の姿である。その地で作者は約八年にわたってベトナム人の社員と共に働いてきたのだ」 と松村氏は解説している。

半世紀前は戦争をしていた国にフランス的なグルメとファッション、たしかに新旧が入り交じり楽しかった。いま私はハノイで買った茜色の古いブラウスを着てこのブログを書いている。第一歌集にはベトナムの歌を五首収めてある。そのなの一首

記念館に新車のごとく戦車ありベトナム戦争終わっていない