前回に続いて、ホタルの話を今から記述します。
私の住んでいる山口市内の一の坂川は、全国的にも
市街地でゲンジボタルが見られることで有名な川である。
この川は、昭和40年代に大雨による水害が発生して、
大きな被害が生じた。この川の復旧は、最初はコンクリート
三面張工を行政が地元へ提案したが、住民は川が共生できる
工法(今でいう多自然川づくり)を希望して、当初のコンク
リート張りに反対したため、当時の知事の判断により、空石積
み工法による住民に身近な川づくりが行われた。
さらに、この川が、昔からゲンジボタルで有名な川であった
ため、多くの人の尽力にゲンジボタルの幼虫の放流が行われた
きた結果、今では、全国的に有名な川になったのです。
今、一の坂川は、春は桜やツツジ・6月のホタルやアートフ
ル山口の舞台となっています。
このように、河川改修の考え方が時代ともに変わってきてい
ます。
治水の考え方の変遷に興味のある方は、最近、平凡社から出
版された「洪水と治水の河川史」(大熊孝著)が参考になると
思います。
私の住んでいる山口市内の一の坂川は、全国的にも
市街地でゲンジボタルが見られることで有名な川である。
この川は、昭和40年代に大雨による水害が発生して、
大きな被害が生じた。この川の復旧は、最初はコンクリート
三面張工を行政が地元へ提案したが、住民は川が共生できる
工法(今でいう多自然川づくり)を希望して、当初のコンク
リート張りに反対したため、当時の知事の判断により、空石積
み工法による住民に身近な川づくりが行われた。
さらに、この川が、昔からゲンジボタルで有名な川であった
ため、多くの人の尽力にゲンジボタルの幼虫の放流が行われた
きた結果、今では、全国的に有名な川になったのです。
今、一の坂川は、春は桜やツツジ・6月のホタルやアートフ
ル山口の舞台となっています。
このように、河川改修の考え方が時代ともに変わってきてい
ます。
治水の考え方の変遷に興味のある方は、最近、平凡社から出
版された「洪水と治水の河川史」(大熊孝著)が参考になると
思います。