日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

今度の衆院選も組織票がものをいうのでしょうか?もし、そうであるならば、対抗措置は投票率のアップしかありません!

2024-10-16 12:20:00 | 政治
はじめのことば

絶対に消極的な言葉は使わないこと。否定的な言葉を口に出さないこと。悲観的な言葉なんか、断然もう自分の言葉の中にはないんだと考えるぐらいな厳格さを、持っていなければだめなんですよ
          中村天風

旧統一教会と自民党

ネット検索すれば、たいていの情報を得ることができます。きょうは、自民党が旧統一教会とのズブズブな関係の源を探ってみました。

その前に、政治と宗教の関係は憲法ではどのように定められているのか調べてみました。久しぶりに条文を読んだら、抽象的でわかりずらいんだな、解釈はいく通りもできるのではないかと思いました。

豆知識 
憲法第20条
信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の特権を行使してはならない。2 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
3国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教活動もできない。

憲法89条
公金その他の公けの財産は、宗教上の組織若しくは維持のため、又は公けの支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない

宗教分離の法則
国家は宗教に干渉すべきでないとする国家の宗教的中立性の原則のことです。国家と宗教の分離の原則とも言われます。日本国憲法では20条1項後段20条3項、89条前段において規定されています。

本文に戻ります!

岸信介元首相と旧統一教会の文鮮明氏は、住まいが隣同士で親密なおつきあいをしている様子が記録されていました。岸氏の足跡はコトバンクからお借りしました。

https://kotobank.jp/word/%E5%B2%B8%E4%BF%A1%E4%BB%8B-16082

安倍晋三元首相の祖父は岸信介元首相、父晋太郎氏をはさんで旧統一教会と自民党と相互依存体制は、70年以上にわたり、築かれてきました。その結果、現自民党議員の大半が旧統一教会との関わりが問題視され、衆院選を闘うはめになりました。憲法に定められている"政治と宗教の分離"法則は彼らには関係ないようです。

議員は選挙に勝つには清き一票の積み重ね、その結果最高得票数獲得者が当選になります。街頭演説で、声を枯らして政策を訴えても、聴衆がその人に投票するとは限りません。一番効率のよいやり方は、組織票が期待できる団体に頭を下げることです。直近では、萩生田光一氏と一緒に生稲晃子氏が旧統一教会へ、その結果、当選しました。現在、彼女の国会における存在感はありません。

旧統一教会信者「萩生田さんとの絆は深い」 政界復帰は「神の計画」 https://www.asahi.com/articles/ASQ9P6DFZQ94UTFK00D.html

選挙でお世話になったら見返りを期待するのが世間一般の常識です。教会は、日本の政治家に恩を売り、自分たちの操り人形として利用、間接的に国民を洗脳することにもなります。現在の自民党には、政教分離を推し進める気力、自浄能力は期待できません。

各党代表が選挙公約を掲げ、27日の投開票日まで選挙戦を繰り広げます。口先だけの議員ばかりで期待はしていません。それよりも、裏金、教会で引っかかった議員の節操のなさにはあきれるばかりです。政界浄化の第一歩は、彼らの当選阻止です。

参考資料載せましたので、ご覧いただけたら幸いです!


自民党と旧統一教会、共鳴の半世紀 岸信介元首相から続く歴史 https://www.asahi.com/articles/ASQ865F5CQ82UTFK01L.html






きょうはこれでお仕舞いです。ご訪問くださいまして誠にありがとうございました。

コメント
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