はじめのことば
むずかしいのは愛する技術ではなく愛される技術である
ド-テ「女と恋愛」
懐かしい相棒
スマホのフォットをめくっていたら、懐かしい写真がでてきました。16年間、共に過ごした犬の写真でした。“なな“と名付けられました。亡くなったのは6年前、現在は我が家の墓があるお寺のペット墓地に安置されています。飼い主を待ってくれていますが、もう少し、この世に未練がありますので、夢に出てきたとき、「ジャストモーメント」と言うと、「ワン」と言って寂しそうにしていました。たくさんの思い出がありますが、そのなかでも永遠のお別れの場面が私とななの関係が凝縮されていました。
ななが亡くなった日は、仕事で、夜帰宅、玄関の廊下にべったりと床にはいつくばっていました。昨日から体調すぐれずに目を開けたり閉じたりしていたそうです。家に入った瞬間、ななと目が合いました。わたしの帰りをまっていたようです。ななの頭を撫で、「只今」声をかけたら、右足を前に出し、わたしの目を見つめ、「握ってパパ」、右手で握手しました。安心したのでしょう、ゆっくり眼を閉じ、安らかな表情で天国へ旅立ちました。今でも思い出すたびに胸にこみあげてくるものがあります。感謝の気持ちをいうために、帰りを待っていてくれていたのでしょう。犬の律儀さは何と素晴らしいものか、改めて思い返しています。
初めて、ブログにアップしましたので、よい供養になりました。
きょうはこれでお仕舞です。ご訪問くださいましてありがとうございました。
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