日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

明日より、「今日生きよう」、何かいいことがあるかもしれないね?

2020-09-20 13:23:30 | 日記
     今日の言葉

仕事と遊び両方とろうよ。生きる喜びとは、自分の楽しみと仕事をどうリンクさせるか、もう、そこに尽きると思うんです。
 北方謙三 Big tomorrow 1995.1月号

飲食店ご難の時代

コロナで閉店せざるを得ない飲食店のニュースを見聞きすると、ふと、現役で調理場で朝から夜中まで働いていたことを思いだします。35年、お客様商売に従事、生活の糧を得てました。

還暦を迎えた時に、借りていたビルの建て替えのため、一旦閉店しなければならなくなり、新しいビルで新装開店するかどうか決断を下さなければならなくなりました。

結論は、きっぱりと飲食店から足を洗うことにしました。一番の決め手となったのは後継者がいなかったことです。また、60歳過ぎて、借金を背負い、キケンをおかすこともないと考えました。厨房とホールの建築費はけっこうな額で、失敗したら、スケルトンにして返さないければならないので、プレッシャーを感じて営業しなければなりません。まして、コロナのように不意打ちをくらったら一貫の終わりです。あの時、飲食店卒業の断を下して胸をなでおろしています。

四連休も関係なく、今日も午後から仕事です。雇用する側からされる側になり6年、気持ちが楽になり、生活しています。

「天声人語」を読んで、ふと、昔を思い出し、ブログに綴りました。

ご訪問ありがとうございました。

(天声人語)ある中華店の廃業 https://www.asahi.com/articles/DA3S14629023.html


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