今年になり、文書改ざん問題が国会でとりあげられました。国の骨格をなす数字を自分の都合のいいように書き換えました。「うそからでたまこと」なんてありえません。うそはうそです。すると国民はどの数値を信じていいかわからなくなります。「嘘つきは泥棒の始まり」令和になってもウソがまかり通ります。文書改ざんから始まり関電事件まで隠くしていたことが表にでてきました。まだまだ出てきそうです。「ばれなければなんでもあり」正直者が損をする時代、針千本飲ませれたらいやなので、なるべくうそをつかないように生きていきます。
基幹統計どのようなもの改ざんがされたかリストアップしました。
基幹統計とは
国の公的統計のうち、特に公共性が高く、重要な56の統計で、政府が立案する際の根拠となる。毎月勤労統計のほか、国勢調査の統計や国民経済計算などがあり、調査手法や対象項目などを変更するには総務相の承認を得る必要がある。
2019年1月18日
厚生労働省、「毎月勤労統計」
2004年~2011年分、再集計は困難。
統計資料を紛失・廃棄、予算案やり直し、統計不正で6.5億円増額、過少給付2015万人、公的年金0.1%引き上げ、物価上昇で実質的には減。
調査の結果、基幹22統計に問題あり。
56統計点検、誤りと未集計
誤った数値を公表⇒訂正
建設工事統計 国交省
集計・公表漏れ
住宅・土地統計 経済構造統計
全国消費実態統計 総務省
法人企業統計 財務省
学校教員統計 文部科学省
毎月勤労統計 厚生労働省
建築着工統計 鉄道車両等生産動態統計 国交省
経済産業省 企業活動基本統計
都道府県の作業手順に誤り
国交省 建築着工統計
その他手続きに問題
経済産業省
商業動態統計 企業活動基本統計
ガス事業生産動態統計
国交省
建築着工統計2件自動車輸送統計2件
港湾統計2件 造船造機統計2件
鉄道車両等生産動態統計
法人土地・建物基本統計
文科省
学校教員統計 社会教員統計
厚労省
薬事工業生産動態統計
医療施設統計
農水省
牛乳・乳製品統計
農業経営統計