日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

笑顔の出る社会はどんなものだろうか?とうの昔で忘れてしまいました。2021/11/30

2021-12-01 00:19:15 | 社会
    今日の言葉

仲間の中にただ一人の賢者がいればよい。しからばすべてが賢くなる。それほど伝染は速やかである  エスマン(アメリカの思想家・詩人)


11月30日(火) 晴後雨 B勤

今日は

「本みりんの日」
本みりんのメーカーで構成される全国味醂協会(東京都日本橋茅場町)の「本みりんの日」事務局が制定。日付は「(11)いい(3)みりん(輪=0)」と読む語呂合わせと鍋と煮物などで「本みりん」を使うことから

「絵本の日」
福岡県福岡市などでこどもの歯科医院を運営する「医療法人 元気が湧く」が開設した民間図書館「絵本と図鑑の親子ライブラリー」(ビブリオ)が制定
日付は近代絵本の魁けとなる考え方を示した児童文学作家・瀬田貞二(1916~1979年)の『絵本論』(福音館)の初版が発行された1985年(昭和60年)11月30日にちなんで
      zatuneta.com より

新しい職業ギグワーク

ギグワークを行う人をギグワーカ-と呼びます。その意味は
『インターネット上のプラットホームサービスを介して単発の仕事を請け負う労働者のこと。多くは企業に属さないフリーランスや個人事業主だが、企業に雇用されながら副業として取り組む人も一定数いる』   シマウマ用語集より

"ギグワーカ-"という新カタカナ文字の登場です。自分のスタイルで仕事ができるのが一つの魅力です。代表的なものが、食事を運ぶウ-バ-イ-ツです。通勤途中の店先には乗り物と配達用のリュックを置いて、スマホを真剣にみている人がいます。届ける料理を待っているのでしょう。そうです。配達する個人事業主です。

今日は、早番出勤、勤務先のマンションに7時半に着きました。その時、入口でウ-バ-配達人とすれ違いました。すでに料理を届けたあとのようです。自転車に乗る前にスマホをみています。次の仕事の確認しているのでしょう。ギグの仕事にはスマホは必需品です。

あらゆるところで、リュックを背負って、忙しなくチャリンコのペダルを回転よくこいでいるウ-バ-の配達人をみかけます。新しい"Wolts"という水色のリュックも目につくようになりました。あと、赤いバイクで配達する"出前館"です。宅配ご三家になります。

三社でこれから競いあっていくのでしょう。ギグワ-カ-は、引く手あまたになり、争奪戦が繰り広げられそうです。しかし、下記の記事を読むと現実は厳しいんだなと実感します。

企業は希望退職者を募集、退職金も支給、終身雇用は勘弁してね、という意思表示をしました。その前は、正社員ではなく非正規採用に力を注ぎ、社会保険もないがしろにし、いつでも解雇できるような体制づくりに励んできました。そして、内部留保を溜め込み、社員より経営者自身、株主への分配に重点をおきました。

そんな雇用情勢ですので、企業によりかかるのは危険で、自防衛を考えます。そこに、心の隙間が生じ、“個人事業主“いわゆる小さな会社の“社長“になる、なれると天使のささやきが入ってきます


近所のアパ-トの玄関前に薄汚れたウ-バ-のリュックが置いてあります。早朝散歩の途中のアパ-ト、階段下、原付バイクの荷台に乗っけぱなしのリュックもありました。二つのリュックはすべてを表現していました『「個人事業主」は、夢があるけれど、そんなに甘くない。自助独立なんて絵に描いた餅だ』切ない気持ちになりました。

ギガワーカ-、カタカナだとなんとなくいいイメージがわいてきます。しかし、日本語に訳せば、『終わりなき仕事に従事する労働者』将来の希望も夢もありません。


今日の曲は



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