今日の言葉
知っていると思い込んでいる人が利口なのではなく、自分の知らないことを自覚した人が賢いのである
クラウディウス「アジアの講義」
ショックは周期的にやってくる
コロナの下に「ショック」がついた令和2年、世界、そして、日本、武漢コロナが現在も猛威をふるい、第3波になり、感染者数が連日更新しています。
「ショック」というのは、打撃を受けたということです。2020年は「コロナショック」、2008年は「リーマンショック」、1996年は「バブル崩壊ショック」、12年ごとにやってきます。予定として、次にショックが来るのは2032年になります。
現在起きていることを知るには、過去を振り返るれば理解できます。大打撃を受け、どん底から立ち向かう先人たちの苦闘の歴史、その知恵を学び活かす事により、V字回復可能になります。令和の人たちはそこのところを忘れています。バブル崩壊以降、日本は立ち直ることもできず、低空飛行を続けている原因はそこにあると思います。日本人のすばらしい長所「勤勉・やさしさ・正直」を思い出せば、明るい未来が開けてきます。「今だけ、カネだけ、自分のだけ」から卒業する時期にきているような気がします。
今年の干支は庚子で、庚は改める、子は十二支の始めで出発、という意味があります。現在、コロナショックが起こり、どん底に落ちています。そこからどのように浮上していくのか、12年後の子年まで踏ん張りどころです。
気学では、令和2年は七赤金星庚子になります。子は十二支、庚は十干、二つ合わせて干支と言われます。「庚子」はあと60年後にやってきます。「戊辰戦争」「辛亥革命」等、歴史に登場してきますが、干支をあたまにつけると、いつ起きたのかすぐわかります。
干支とは、干が「甲乙丙丁戊己庚辛壬癸」、十二支が「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」になり。干と支、この組み合わせで60通りの干支が出来上がります。60年後の2080年まで、庚子年はやってきません。では、60年前はどうだったのでしょうか?とりあえず、政治の主な出来事です。
60年前の政治の主な出来事 1960年(昭和35年)
岸内閣から池田内閣へ
1.19 日米相互協力および保障条約調印(新安保条約)施設、区域等の新協定事前協議に関する交換公文など調印
1.24 民主社会党結成(委員長西尾末広)
6.15 安保阻止第二次実力行動。全国で580万人参加。全学連主流派、国会構内突入警官隊と衝突、東大生樺美智子死亡
6.23 新安保条約批准書交換。発効。岸首相辞意を表明
7.15 岸内閣総辞職
7.19 第一次池田内閣成立
所得倍増計画掲げる
「もはや戦後ではない」高度成長の第一歩はこの年からはじまりました。この年の干支は庚子で、改めて仕切り直し、出発する年意味合いがあったのです。
バブル崩壊後『失われた30年』と言われ、デフレ脱却できずにいます。リーマン以上にコロナは経済社会に特大ハンマーで世界を奈落の底に突き落としました。厳しい時代の到来です。
失われた30年のことば、就職氷河期、ロストジェネレーションを載せました
就職氷河期とはgoo辞書より
日本のバブル経済的崩壊後、大規模な就職難が社会問題となった時期。特に平成5年(1993年)ごろから平成17年(2005)までを指す。長期的な冷え込みを氷河期(氷期)にたとえたもの。
ロストジェネレ-ションとはgoo辞書より
日本のバブル経済崩壊後、超就職難の時代に学校を卒業し、就職活動をした世代昭和40年後半から50年前半の生まれ。確かな就職先がなく、アルバイトや派遣社員などで職を転々する人が多くでた。安定した収入がなく、生活基盤を確立できないため将来への希望を失う人が多い。この世代をロストジェネレ-ションと呼んだのは朝日新聞
今日の一曲紹介します。いい時代がきますように。
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