ようやく旅の疲れも抜けてきました。一匹5万円のタラバガニは、一昨日小樽から届き、お土産に数軒お渡ししたせいもあって、昨日で全て無くなりました。あっけないというか、究極の贅沢というか・・・
本業となってきた「篆刻」も一昨日から再開しました。今のところ、以前彫って差し上げた人の印が、左右あべこべだったことに気づいてい彫り直し、書道チャットから雅号印・姓名印を彫ってと依頼があったのがお二人いて、都合7個の印を彫ることになりました。
勿論、すべて無料で引き受けるのは、自分の経験・練習になるし、そもそもワタシはアマチュアなので、お金を貰う立場ではないと考えているからなのです。この歳になって小銭稼ぎしてもしょうがありませんわね。
実は並行して公募展への作品制作を7月から継続していて、実用にはならない6~7㎝角の大きな石を彫り続けても居るのです。20個以上彫りました。今年最後の公募展「日書美展」用の印は彫りあがりましたが、紙に捺し、落款を入れるという大事な作業がまだなのです。
それで、朝だいたい4時過ぎに起きてブログ更新と篆刻に励んでおります。そうしないと一日にやるべきことやりたい事が終わらないので仕方ありませんね。
前日のブログで書いたように目下「抑うつ状態」で、体が疲れやすく薬のおかげで頭の働きも鈍っているのです。数十年前からずっと、腰から肩まで凝り固まっていて、持病となっています。そこで、火曜日は毎週「マッサージ師」が自宅に来てくれて90分もみほぐしをしてもらいます。これが楽しみで、はやく火曜日が来ないかと待っているのであります。先日小樽・札幌に旅行しましたが、三日間でどうしてもマッサージにかかる時間が取れませんでした。
ところが、今日はこれに加えて夕方4時に「新型コロナワクチン接種」の予約が入っています。また、数十年来の知己が「鍼灸師」でご夫婦で夕食を共にし、鍼を打ってもらうという予約も重なっているのです。昼過ぎには2件の宅配便が来ることになっているし、とにかく慌ただしいのです。そして昨夜の電話が、親戚のおばさんが亡くなって、本日夕方菩提寺で「お通夜」ですという連絡でありました。
とにかく、70歳近いワタシにとっては、無茶苦茶にタイトな一日になるのです。谷村新司さんやもんたよしのりさんが急逝しましたが、自分の実年齢とさほど変わらない人達の訃報を聞くと「他人ごとではない」と感じるようになりました。忙しくとも残り少ない人生、いつお迎えが来るかもしれないかもしれないと思うと、やれることは存分にやろう、濃厚で身が一杯詰まったタラバガニののような日々を送りたいと希うのであります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます