先日水彩画として着色した風景画がこれです。石垣島やら沖縄等に観光で出かけて写真を撮り自宅でその写真を参照して絵を描くということをいたしました。これがその時のペン画です。
そうして、30年ぶりに頭の中で色を空想しながら色付けしたのがこれです。↓
水彩画としてはなかなか合格点には届きません。その一番の気になる箇所が屋根瓦でした。この絵を見て知らない人は木で屋根を葺いたと勘違いしかねない。茶色が強く紫に近い赤色絵具が無かったのです。
どうしても気に入らず先ほど屋根瓦を一部書き直しました。これです↓
2作をよく比べてみると屋根瓦他、何か所か手入れしているのがわかると思います。屋根の暗い部分を、色を薄め少し明るくし、茶色から赤に変えました。あとはいくつかの木に濃淡をつけた事です。30年前の写真など残って無いので色合いは、想像で描くしかありません。
これで、少しは焼き瓦の雰囲気を出す事が出来ました。これ以上手を入れると絵具が濁って収拾がつかなくなるのでもう出来上がりといたしました。
この絵は30年ほどブランクがあった絵画を復活したという、一応の分岐点の絵として保管して置こうと思います。
まだ未着色のペン画が10枚ほどありますが、これを機に、近場の名所に行って絵に描きたい場所を撮影してきたいと思います。写真をなっていればゆっくり時間をかけて下絵を描くことができますから。さてそれでどこに行きますかな。
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