首兎憂う。 前編

申し上げます！！


なに！！！？

また『ウサギ狩り』だと！



信じられん・・・。


わがウサギ族の耳と、足がありながら
なぜ・・・
童女ごときにそうやすやすと捕まるのだ。


そして、なぜやつは我々を狙うのだ・・・。


首兔よ。
私に考えがあります。

おお、『ラッパ吹き』よ。


私はぜひ、やつに仕掛けてみたいことがございます。
どうかお任せ願えませんでしょうか。


お前に何か策があるというのか。


よかろう、お前に任せよう。





＜中編へ　つづく＞

※「中編」は明日アップにはなりません。
　　　　　↑　まだ撮ってない（゜▽゜）


プチブライス：ジェレミーマッキントッシュ、パラディバイモノコムサ

全兎震撼のアリス 後編

わたしがあの物語のアリスと違うとすれば

「必ず追いついてみせる」こと。


決して


逃さない。


兎穴に落ちる前にカタをつける。


「不思議の国」はこちら側にある。



私をこう呼ぶ人もいる。


『兎狩りのアリス。』　

と。





＜終＞


プチブライス：シャーロットシャンピニオン、スケートデート

全兎震撼のアリス 中編

私の目の前を行く耳の長い生き物。


私はそれを見逃せない。


なぜならわたしは『アリス』だから。


あれが私の前を行く限り
私は追い続ける。


追わずにはいられない。


その衝動。


それが運命(さだめ）。




＜後編へ　つづく＞



プチブライス：シャーロットシャンピニオン、スケートデート

全兎震撼のアリス。前編

私はアリス。


あなたは私を知ってる?


私のことを知りたい?


だったらついてきていいよ。


さあ見ていて。



私の中の、血が騒ぐ。



アリスという名の血が。




＜中編へ　つづく＞


プチブライス：スケートデート

白兎きどり

プチブライス：シャーロットシャンピニオン