たびたび、外撮影が堂々とできてすごい!というようなコメントをいただきます。
外撮影されている方はたくさんいらっしゃるし、デジイチでセンスいい写真を撮ってるとかでもなく
やっすいデジカメでピントも光も気にしないスナップ写真を撮ってるだけの私になぜ?と思いますが
コメントを下さる人はきっと、外で撮る画像の魅力を感じていて、自分も気軽に撮ってみたいけど撮れない。という
気持ちからそう書いてくださるんだと思います。
それで、私は「一体自分がどういう(恥知らずな)人だから撮れるのか」、を考えてみました。
このごろ、文章がしつこくて申し訳ないですが、今回もねちねち長いです。(つд`)
私は好きで普段着用の着物を休みの日に着たりします。
(とはいえ、このごろはおニンギョさんの外撮影をするのに、動きづらいので
あまり着なくなってる。)
あと、着物を着ていると試着が出来ないので、街で「服を試着して衝動買い」ということが出来ない。
足袋をはいていると、靴も試せないので買えないw
(タビックスならOK)
あ、いきなり話がずれた。
で、
以前書いたことがあるのですが、
着物は着たいんだけど、用もないのに一人で着歩くのが恥ずかしいから、何人かで着物着て集まってランチでも・・・
という人がいますが、私はそっちのほうが恥ずかしいのです。
絶対 複数で着物のほうが目立ちますよ。何の集まりだ?と注目を浴びますよ。
それが恥ずかしい。
一人で着歩く分には平気です。道行く人もさして気にとめないと思う。
ああ、きものだな。という程度にはチラ見されるかもしれないけど。
そうそう、
自分で「ごめんね」と内心思うのですが、肌の色の違う人、言葉の違う人をみかけるとついじっと見てしまうことがあります。
失礼なことだなとは思うのですが、これはたぶん本能的なもんなんだ。
見慣れないものを見ると、見極めようとしてしまうもんなんだと思う。なんにも他意はないの。
それと同じことなんじゃないかと。
私はおにんぎょ撮影を外でする派(家の中は暗いし、撮影小道具もないので外で撮りたいのです。w)
ですが、一応人目は気にして、人が見てない角度とかスキとかを選んではいます。
周囲の好奇な目に触れたくないとは、私だって思ってるんだ。
それでも見つかったときは決まり悪いですが開き直るしかない。
そいういうときはこそこそしないで、コレを撮ってるんですよ的に胸張ってみせたほうがいい。
だいたい、「写真を撮ってること」自体が目に付くことなんだと思います。
何を撮っているのだろう、と 道行く人は思います。
そして、ああ、あの辺をとってるんだな、とぼんやり認識することで道行く人は安心します。
カメラを構えていることこそがそもそも恥ずかしいことなんです。
それが恥ずかしくないことなら人形を撮ってることなんてプラスいくばくかで、たいしたことじゃない。
ただ、腕を伸ばして、何かを持っていて、それを撮ろうとしてる様子の人を見たら
私だって「撮ろうとしているものはなんだろう?」とじっと見てしまうと思います。
見せてあげたらいいんです。
人はわからないものには恐怖を覚えます。
それは公衆の中で変な物を持っているものとしての義務ですよ。
あ、でもたまに、「もっと知りたい」と思うのか、えへへと笑いながら、やたら近づいてきて、
親しげに話しかけてこようとするおばちゃんとかいる。
純粋に、おニンギョが可愛いと思ってくるのかもしれないですが、そういう人には見せてあげない。 しっしっ。
↑と、いうのも そういう人は ブライスとは知らないが、この人は「でかい頭の人形」を撮ってるんだ
と 認識できた上で、近づいてくるわけで、こちらにはそれ以上応える義務はない。
私は可愛い子供や、ペットを撮る様に、これを撮っているわけじゃないんだと説明が必要だが向こうにはまったく必要ない。
よもや聞かれてもないのに弁明のごとく説明できたとしてもこの人には理解できるまいと、面倒くさい。
そういう人にもとおりいっぺん愛想良くしておけば、皆さんのためにもなるのかもとは思いますが
私はそこまで人間できてないのっす。
それともうひとつ、
人の趣味はいろいろで、人は自分の興味ないことは理解できないだろうけど、
自分にも人にもそれぞれ、価値の重いものは同じようにあるということ。
例えば何か買ったときに「そんなことにお金使ってバカじゃないの?」って切り捨てるだけの人間なのか、
「自分も別のあのことに関しては金も手間も時間も惜しまない。この人にとってそれは同じなんだ」と理解できるのかです。
趣味は違えど、趣味の重きは同じこと。
それぞれの趣味を尊重できるか、自分のことは棚に上げて理解できない他人の趣味にはただ眉を潜めるのか。
もし後者のような人の目を恐れているんだとしたら別に、気にする価値もないと思う。
なんてえらそに言うけど、
興味を持てるもの、価値を置くもの、それぞれ違うのは当たり前なので
自分だけを考える(人と比べてではない)場合、
「あんなことに自分は絶対お金かけない、(自分が買うのは)ばかばかしい。気が知れない」と思うこと、あります。
それこそいっぱいある。ほとんどのことがそうだ。
自分は おニンギョがばがば OFがばがば買うのに、それは ばかばかしいわけない ことなんだよね笑
その自分から見たら「あんなこと」が大好きで、それにものすごく傾倒して金掛け捲り時間を費やしている人を見ても
その人を「ばかばかしい趣味を持っているばかばかしい人」とは思わないですよね。
それとコレとは別さ。
自分には価値ないことでも、その人には価値あること。そして、大概の場合それは「お互い様」なんだと思う。
「好きなものがある。得たいことがある」ってことに同じ価値があるんだと思う。
同じ趣味に賛同できなくても、人それぞれに価値あるもの、好きなものの大切さ、趣味の大事さはわかりあえるはず。
そのお互いの趣味の尊さは同じなんだってこと。
それに自分はまったく興味ない分野でも
「それはすごいね!すばらしいね!」って思えることって実際いっぱいあるもんだ。
「大阪のあのお方」はお人形になぞまったく興味ないばかりか、腰の割れたプチを見て
本気で飛ぶほどのけぞって怖がる人だというのに、
私の誕生日に、ブライスを贈るために発売日にトイザらスをはしごしてくれたりする人です。
そこまで人を大事にできるなんてなかなかできることじゃないですし、そんな人は稀少でしょうけれども
人の趣味を自分のそれと同じように尊ぶことができるって姿勢がやっぱり正しいと思います。
恥じる趣味じゃないことを、理解できない人の目を気にして恥じることはないんです。
あなたのお父さんが、美味くもなかった店の箸袋を大事に持って帰る人でも、それは尊ばなければ。
というわけで、私は外撮影しますが
どうですか。私も「プチは平気でも、でかさんは絶対無理」だと思ってましたが
慣れるもんですって!(゜▽゜)
やっぱり正直、プチはどこでも撮りやすいです。手に持ったまま歩いていても目立たないし。
携帯持ってる風にしてればいいしw
しゃがんで撮ってるときに人が後ろを通っても、花を撮ってるのよって態度でいればいいんです。
コーヒーの横で立たせて撮ってるときにケーキが運ばれてきても
花を添えて撮っているような顔していればいいの。
実際そうだし。
ただ、マクロで撮るので、背景もばびっと見せたいときには無理があります。
でかさんだと背景と写せていいのですが、
やっぱ、そのまま握って持ち歩くのには無理があり
(ブライスを撮影することはいい趣味だと思ってますが、
ブライスを抱っこして髪をなでなでしながら外を歩いている人がいたならそれは自分でもかなり引く)
撮影したらバッグにしまい、次の撮影ポイントについたらまたバッグから出して髪を整えて服を整えてと
めんどくせぇ。
しかもでかさんは草では立たない。
ノイエルの森の人たちは、髪がないし、ワンダやジャクシーなら大きさ的にも、背景を見せたくても、
マクロで見せたくてもどっちでもいけるので便利ですが
ジャクシーは知らん人にはイミフなので、見つかるととにかくじーーーーーーーーーっと見られる。
いくらじーーーーーーーーーーっと見ても、なにごとか判別できないまま終わるのだろう。
気の毒だ。
プチブライス:ミトンバイプチブライス
OF:帽子・
Fairy*moonさん
ワンピ・ちの
ソックス・
ライツ王国さん
ブーツ・
mikoさん
カゴバッグ・
※ライカさんとショコラさんのアイデアをもらって、シリコンゴムを使って持たせてみました。