ドイツのロックバンドCANが1971年に発表した3rdアルバム。
CANというバンドは、一部のアルバムにおいてダモ鈴木という日本人がボーカルをとっています。また、ドラマーのヤキ・リーベツァイトが『半分人間で半分マシーンだ』と言われるほど規則的なドラミングをすることで有名です。
1〜3曲目
「Paperhouse」「Mushroom」 「Oh Yeah」
3曲が組曲のように連続して続いていきます。
サイケデリック色が強いが、計算された美しさとカッコよさを感じます。
4曲目「Halleluhwah」
18分に及ぶ大曲。ミニマルなドラミングの中、ダモが叫び続け徐々に盛り上がっていきます。最終的に圧倒的なグルーヴが展開されます。
5曲目「Aumgn」
『あー』とか『うー』のような呻き声が続く実験的な曲。これが17分も続き、CANというバンドの前衛性を表しています。
総評としてクラウトロックというジャンルを超えて、多くの評論家やロックマニアに支持される歴史的名盤です。
そして究極のサイケデリックロックアルバムであるとも言えます。
・Halleluhwah
余談ですがSex Pistols及びPublic Image Ltdのボーカルであるジョン・ライドンは本作を絶賛しています。
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