meisou

記憶を補完するための記録

平泳ぎ

2022-08-03 17:25:11 | 日記

朝、うちのもう中学生を放課後デイサービスに送るために、玄関に行ったら、

ドアのすりガラスの向こう側になにががくっついていた。

蛾かな?と思ってドアを開けて表側を見た。カエルだった。

鮮やかな黄緑色のアマガエルだった。大きめだなと思った。

とりあえずカメラを持ってきて写真を撮った。

こういった生き物は嫌いというほどではないが積極的に触りたくないので、そのままにしていた。

ところがお昼、12時近くに見に行ったら、まだそのカエルは同じ位置に、同じ格好で貼りついていた。

干からびないのかな?と心配になって、田んぼに放してやろうと作戦をたてた。

積極的に触りたくないので、虫取りアミはないか?金魚をすくう用の取っ手のついた小さいアミがあった。

これを濡らして、動きそうもないカエルにぱっと被せた。

カエルは突然のことにびっくりしてアミのなかでジャンプしようとしたが逃がさないようにアミを傾けた。

元気だった。

そのままアパートの裏の田んぼの水の中に放ってやった。

カエルは平泳ぎでスイーッとあっという間に見えなくなった。

水を得たカエルだ。北島康介を思い出した。「チョーきもちいい」とカエルも言ったにちがいない。

いいことをした、と思った。

その直後、その近くの道路をヘビがにょろにょろと横断しようとしていた。

通りかかったクルマがヘビをよけていった。

コメント
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