meisou

記憶を補完するための記録

例のけたぐりの件

2006-12-01 16:18:26 | 大相撲
横綱審議委員会から、九州場所中日の朝青龍が稀勢の里にけたぐりで勝った一番に関して、物言いがついたよね。
横綱としての品格に欠ける、とな。

たしかに、先場所横綱に勝っている稀勢の里との一番だし、誰もが熱戦を期待したところのまさかの横綱の奇襲に、批判が出るのは当然のことだと思う。
しかし、横審が、公の場であれこれいうのもなんだかなーという気もします。
ファンが「あれはないよねー」と言うのとはわけが違うし、横審がちょっと横綱に厳しすぎるかなって気もします。
「けたぐり」が、相撲の技の一つであり、反則勝ちしたってわけではないし。
でも、横綱だから、内容も問われるのは当然のこと。常に真っ向から受けて立つべきという意見もよくわかります。勝つのが横綱としての責任だけど、責任を果たすためには何をしてもいいのか、ということね。
やはりあまりほめられたものじゃないなって思うけど、どうしても勝ちたくってけたぐりを決めちゃった朝青龍も、朝青龍らしいといえばらしいよね。
そして、私はあれほどまでに鮮やかに決まったけたぐりを見たことがなかったので、びっくりした。横綱が決めたけたぐり、として、将来語り継がれるだろうから、見れて良かったと思うことにします。

組み合っての力相撲もあれば、激しい突き押しもあり、また立ち合いの一瞬で勝負がつく相撲もある。それが相撲ですから。
でもやっぱり私は、四つ相撲が好きなんだけどね…。
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2 コメント

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Unknown (NAO子)
2006-12-02 15:27:15
全くもって同感です。

そして横審は常々横綱に厳しいけど、それでも横綱が現時点で誰よりも強いのが紛れも無い事実。
どんなに批判されても勝ちにこだわる(反省しつつもね)あの姿勢が私が朝青龍を好きな所以でもあります。
なんだかんだ言ったって結局誰も敵わないんじゃん、って思わせる強さがかっこいい。

何百とある横綱の取組の中でたった一回の取組についてあれだけ言われるのが横綱という地位の厳しさでもあるけどね。
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Unknown (sHuku)
2006-12-02 18:52:22
勢いで書いてしまいましたが…。
私もいろいろ言われても朝青龍は好きです。相撲だけでなく、気持ちも誰よりも強いと思うから。
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