夏場はびちゃびちゃのまま帰ることも多いが、最近はいい加減寒いのでスポーツクラブで髪をよく乾かしてから帰るようにしている。(当たり前ですか?)
ミルキーからは一駅でも電車に乗るのに髪の毛びちゃびちゃでよく帰れるねと言われる。あいにく、わたしは髪の毛びちゃびちゃのすっぴん眉毛なしでも気にならない。

飲みながら、JR東日本のラックを眺める。関東にもいいところはあるな。

クリスマスツリーも。
大崎駅は乗換え客が多いけれど、品川駅に比べたら、がらがら。品川駅はこんなだもんね。
座ってしまうとついつい、ぼんやりのんびりしてしまうので、わたしは立ったままドライヤーを使えるコーナーが気に入っている。3人が立て、それぞれにドライヤー、荷物掛けがあり、ティッシュとゴミ箱は3人の間に2つ設置されている。
いつも通りそこへ行くと。両端は既に先客あり。一人はタオルを巻いた女の子が念入りにお顔のお手入れ中。もう一人は着替えを済ませ、お顔のパックをしながらドライヤーをかけている。まぶたにもパックをかぶせているので目をつぶったまま器用な子だ。
わたしは空いている真ん中立ち、プールバッグを引っ掛けて、さあドライヤーをかけましょう。ががが、ない。ドライヤーがない。コードはあるのに本体がない。どこだ、どこだ?コードを辿ると。
右手に立つパックの子の右手に繋がった。あれ、右側のドライヤー使えばいいじゃん。右側のドライヤーないの?コードはあるな、ドライヤーどこにやった?
コードを辿ると。
おまえ、2個使いすんじゃねーよ!
と心の中で叫んだが、届かず。これが目を開けていれば察してくれようものだけれど、パックの目玉のペロっとしてるところもまぶたに貼り付けてるんだから仕方ない。
そのうち左手のタオルを巻いた子がいなくなったので、そこのドライヤーを使いながら、まぶたペロの様子を観察。どうせ目を閉じたままなのだから、ガン見したところでわからない。
感心なのは両目をつぶったままでも、上手いことドライヤーを使って乾かしている。そして左手で長い髪を梳かしながら、手が大きいのか、右手にドライヤーを2つ持ち。
目を閉じたままスイッチを切り、辺りを探ってドライヤーを置いた。パックをしたまま、ティッシュケースを探り当て鼻をかんで捨てたティッシュはゴミ箱の外に落ちた。
(おいおい!)
彼女はそのまま、壁にかけてあるモップで抜け落ちた自分の長い髪を集めて捨てることも、自分が投げ入れて外した鼻をかんだティッシュゴミを拾うこともなく、ロッカーから荷物を取り出すと、顔にパックを貼り付けたまま更衣室から出ていった。稀に見る強者だ・・・。
今朝は時間と心にゆとりがあったので、乗り換えの大崎駅構内のジューススタンドに寄ってみた。朝から小松菜入りの生ジュース、体に良さそう。

飲みながら、JR東日本のラックを眺める。関東にもいいところはあるな。

クリスマスツリーも。

大崎駅は乗換え客が多いけれど、品川駅に比べたら、がらがら。品川駅はこんなだもんね。

何でもかんでも自分の物差しで人を推し量ってはいけないし、自分の常識が他人の非常識ということもその逆もある。
でも、わたしはドライヤー2個使いはしないし、入れたつもりのゴミがゴミ箱から外れたら拾って入れ直す。マイケルもミルキーもそうだ。
わたしが通うスポーツクラブにはいろいろな人がいるのだ。いちいち目クジラを立てても仕方ない。
昨日の子はちょっとおかしな子だったかもしれないけれど、他にドライヤーがなかったわけでもなし。自分が他に移ればいいだけのこと。
やっぱり、あれだな。心にゆとりは大切だな。