
土曜日は健康診断で、実家最寄り駅にある健診センターへ行った。
胃カメラは好きではないのだけれど、今回は胃痛が続いていることもあって、結構前向き、前のめりに受けてきた。
結果は、逆流性食道炎、胃潰瘍、胃がんの所見はなし。よかったけれども。先生は「がっかりさせて悪いけど」と前置きをしながらいろいろと説明してくれた。続いている胃痛の原因を特定したがっているわたしに、主治医の先生と相談してCT等で他の臓器を診てもらった方がいいと言われた。ちぇっ、先送りだ。
診察では女医先生が人の喉をグリグリ押して、ごっくんしてって。甲状腺は調べたかと聞かれ、4年前にびまん性甲状腺腫?と指摘された時に検査して何でもないと言われましたと話すと「本当に?」と疑われ。
近所のヤブ医者先生のところでエコーと血液検査したんだけどな。
「あー、あのときも先生だったかもしれませんね」と言うと
「甲状腺ばっかり気にするのはわたしかもしれないわねぇ」と。
あー、絶対にこの先生だ。専門外来で診てもらった方がいいかと聞くと、甲状腺が少し大きく固いから、ちゃんと診てもらった方がいいと。どこに行けばいいかと聞いたら、近所ならと1つ紹介してくれた。ヤブ医者先生のところは心配だから、暖かくなったら行ってみるか。
「なんでもなかったら、ヤブ医者だったと思ってください」だって(笑)
そして、今回一番ショックだったのは。耳。右耳の高い音が全く聞こえなくなっていた。去年は視力が全くダメで、あんまり酷くてスタッフの人がやり直しますか?って言ってくれたほど。今回、視力はそれなりだった。
聴力検査は個室に入ってヘッドフォンをしてピーピーピーと聞こえたら、聞こえている間ボタンを押し続ける。右耳で低い音、左耳で低い音、右耳で高い音、左耳で高い音の順。
右耳で高い音は聞こえていないけれどモニターに検査中と出るので、わたしは聞こえていないんだなと自分でわかった。
左耳が終わるとドアが少し開いて、てっきり小部屋から出してもらえるのかと思ったら、女性のスタッフが「あの、ルールわかってます?音が鳴ったらボタン押し続けるんですけど」だって。
そんなの、わかってるよ、今まで何回もやってるし!
「もう一度お願いします」とまたドアを閉められてしまった。
やっぱり右耳の高い音は聞こえなかった。ドアを開けてくれた時に、「右の高い音は聞こえませんでした」と言うと、「そうみたいですね」だって。なんだよ、それ。
昔々、警察で免許の更新をした時の視力検査で、見えないなりに答えていたら真面目にやってくださいと言われたことがある。いつだって、わたしは真面目に検査を受けてきたのだが。
毎年健康診断を受ける度に、あそこがダメ、ここがダメと指摘を受け、その度に右往左往して、あちこちのクリニックに駆け込む。去年は雨の中高輪にある乳腺外来に行ったっけ。今年は甲状腺行きはもう確定しているし、痛いから消化器内科も行かなくちゃだ。春先は検査貧乏になる。

✕って嫌じゃない?(笑)