2019九州リーグ第7節

前期の最終節となる第7節柳ヶ浦戦。
相手はBチームだけに取りこぼすことなく、しっかりと勝ち点3を積み重ねたいところ。
ただ、ここまでの試合を見ている限り、全くもって油断のならない相手なのは確か。
さて、どういった試合展開になるのやら…


＜試合レポート＞
「能ある高(本)は爪を隠す」

序盤から試合を支配し、効果的に得点を奪ったヴェルスパが完勝した。同点に追いつかれた前半、勝ち越しのゴールをあげた高本。そして、後半、3点目となるゴールの基点となった高本。試合を通じて質の高い動きを見せ、文句なしでこの試合のMVPの働きを見せてくれました。

試合は開始2分に動く。
センターサークル付近の吉岡から左サイドライン際に開いた斎藤へと展開。中央からそのパスと平行に左サイドに流れた松本に斎藤から縦パスが送られる。ライン際で受け、ゴール方向を向いた松本が相手を交わし、中央へと切れ込みながら右足一閃。デルピエロを髣髴とさせる素晴らしいゴールで幸先良くヴェルスパが先制した。
しかし、柳ヶ浦もすぐに反撃。カウンターからヴェルスパ左サイドへと展開。1stディフェンスに一瞬躊躇を見せるとそのまま縦、深い位置まで侵入を許し低いクロス。中央に戻っていた吉岡と高本、どっちがマークに付くのかい？付くのかい？付かんのかい！？と吉本コンビがゴール前でマークドリルの新喜劇。ニアで押し込まれ同点となる(笑)
ただ、前半の新喜劇はこのワンプレーぐらい。以後、しっかりと意思疎通を取りながら相手の攻撃の目を早い段階から摘むことができ、決定機を作らせることなく前半は1-1で折り返すこととなった。
今日の守備陣は安定している。さぁ、あとは攻撃陣が奮起するだけだな。

後半の序盤、相手のパスをブロックした高本、ボールは後藤が拾い斎藤を経由して右サイドへのスルーパスに熊谷が縦へと抜け出す。ファーへと上げられたクロスに頭から飛び込んだのは松本。叩きつけられたヘッドは見事にネットを揺らし、欲しかった追加点がヴェルスパに入る。
さらにCKから逆サイドに流れたボール、永松が上手くカバーし、絶妙なハイクロスをゴール前へと送り返す。再び松本が頭で押し込み、さらに優位な試合展開へと持ち込んだ。
ダイレクトの展開やベクトルのあった選手の動き出しなど質の高い攻撃が見られるようになった後半は今期のベストゲームと言える内容。観ていて久しぶりに楽しかった。守備陣も適切な対応で相手の攻撃を封じ、後半は無失点で終えることとなった。
5点目は再び熊谷、アイデアのあるドリブル突破からPAスポット付近のフリーの三砂へとグラウンダーのクロスを入れる。が、三砂が空振り♪この姿にベンチに下がっていたブンブン丸後藤はきっと親近感を感じたことだろう(笑)しかし、フォローする形で松本がファーサイドに走りこみ、その左足からこの試合を終わらせる5点目が生まれた。

永松も効果的な動きを見せており、管理人的MVP候補に名前は挙がったものの…まぁ、あれだ。ヤンキーがちょっと良いことをすると、とても良いことに見えるアレだ(笑)
この試合のMVPは編集をしていても存在感のあった高本が今シーズン初受賞した。


○ヴェルスパ大分 5(2前半1)1 柳ヶ浦○
得点者:
[前半]松本、高本
[後半]松本3

(その他の試合結果)
大分トリニータ 10-0 ANCLAS
秀岳館 3-0 NW北九州
熊本USC(延期)八代Ft

【第7節終了時】
順位 勝 分 敗 [勝点] 得点 失点 得失
1位 05 01 00 [16] 38 02 +36 秀岳館
2位 05 01 01 [16] 19 09 +10 ヴェルスパ
---1部へ自動昇格---
3位 03 01 01 [10] 21 05 +16 八代Ft
---1部との入替戦---
4位 03 00 04 [09] 20 17 +03 トリニータ
5位 02 01 04 [07] 10 13 -03 NW北九州
6位 01 03 02 [06] 18 11 +07 熊本USC
7位 01 03 02 [06] 09 16 -07 柳ヶ浦
8位 00 00 06 [00] 00 62 -62 ANCLAS


この試合で前期が終了し、5勝1分1敗の2位。
アンクラス姉さんと国見番長の2チームが抜け、昨シーズンに比べ、ややレベルは下がっているもののCB二人を欠いた中、この成績は素晴らしいの一言。

後期はすぐに始まります。
7月7日(日)アウェイ秀岳館戦。次は6失点以内に押さえつつ、1点取りたいところだな(笑)

試合前、道中でトトの新居にお邪魔してきます♪
きっと寝てる時間だろうからそっと顔だけ見てこようと思う…元気な寝顔だと良いな♪