俺と羊とカレー

第5節が始まる前の戦いのお話。

キックオフが13:30ってことでゆっくり家を出ました。
熊本に入ったのが12:20頃。
小腹が空いたのでカレーを食べることにした。

注文してる間、エースが亡くなった後のワンピース60巻だったかな？読むことにした。
兄であるエースの死に自暴するルフィーに対して言葉をかけるジンベエ。
「無くなったものを考えても無いものは無い。お前にあるものは何だ！？」
『…仲間ぁ』と泣きながら答えるルフィーにウルルと着てると携帯がブルル。

着信：羊

で、出たくねぇー(笑)
この感動をぶった切る電話、出たくねぇ。
まぁ、そんな訳には行かず…『もしもし』
「コンタクト持ってきた？」
『バカヤロー、誰にモノを頼んでるんだよ！忘れたに決まってるだろ！俺に頼むのが悪い！』
「コンタクト洗ってたら…流れた！何も見えない！(汗)買って来て！ガチャ…ツーツー」

ふと時計を見ると12:30。

”お待たせしましたー♪ご注文のカレーです♪”

『…』

ったく。
店を出たのが12:34。

ナビを見ると益城着が13:10。
ちょっと急がねばならんな。


近くにあったメガネ屋に行くも「コンタクトは扱っておりません」
さらに続く店でも「扱っていますが注文制で…すぐ買えるのは光の森イオンです。
ただ、処方箋がないと…日曜日ですから混んでるかも…」

お姉さん、そんなの分かっていますがな。
それでも男って…行かなきゃ行けないときがあるんです。

経由地に光の森を入れると…益城着が13:25。
き、厳しい、一気に厳しくなった。
処方箋がなんたら話を引き伸ばしてきたらタイムオーバーになるかもしれん。
店員さんへのファーストコンタクトが大事だな。


13時前イオン着。
店内に入り、案内板で店を探す。
現在地から一番遠い2階の端に店を見つけ走り始めた。
階段を走る、通路を走る。
今、正に始まろうとする交渉を前に、脳内には青と羊となんとかってヤツが流れていた♪

店着、既に汗ダラダラの管理人。
この世が終わってしまうかのような顔で事情を話すと…
「あー、そうなんですねー、でも、処方箋が…」って平然と言われた(笑)

口を開けばどこも「処方箋、処方箋」って…
客がこんなに困っている今だからこそ、店名を売るチャンスと思わないのか！

店名？？あぁ、これで行ってみよう。

「今処方箋はないが、先日、この店の大分支店で購入した者です。
それでも何とかなりませんか？」

「支店に確認しまーす」ってことで電話したのは良いが…
「すみません、間違いましたー」って声は聞かなかったことにするよ、この際(笑)
イライラしてるけど店員さんは全然悪くないもんね(泣)

「確認できましたー、1年以内の購入なので今回は処方箋無しでも購入OKでーす」

うっかり店員さんに4800円分のお礼を告げ、急いで車へと走る。
全くファーストコンタクトは関係なかったな(笑)

時間は13:05。


イオンに来る途中、対向車線がかなり渋滞してた陸橋。
あそこを通れば確実にアウトだったが…以前、INAC戦で光の森イオンを訪れてたことが幸いした。
この陸橋を避け、前回、通った裏道へ…そこから国道に出て一路益城へ。
待ってろ羊。


益城陸上競技場に13:22到着。

しかし、緑色の丸い建物が見える…
(今日の会場はメロンドームじゃ無いほうやけん！)
昨日、羊がこんなこと言ってたよな。

も、もしかして、ココじゃないのか？
とりあえず、グランドが見える側道に車を走らせる。
(どう見てもメロンだよな、アレ…)

が、次の瞬間、見慣れた青色のユニが…(涙)

『良かった…』

ギリギリ間に合った。
後で聞いたらあれはメロンドームじゃないそうだ(笑)
一体本物はどんな建物なんだ？