右サイド劇場

九州女子サッカーリーグ⚽ヴェルスパ大分レディースとフレンチブルドッグ🐶がメイン💕まったりとよろしくお願いします♪

第15回チャレンジカップ1日目

2018年01月13日 | 女子サッカー
心配された雪の影響もなく、早め早めの移動のおかげで現地には朝6時に着きました。

…えっ(笑)

昨夜、地元テレビで放送された「3度目の正直!九州リーグ昇格に挑むヴェルスパ大分レディース」を見て、改めて強い想いが湧いてくる…

『今年こそ…』と…

と言うことで、昨年に引き続き『ジャイアントキリングの起こし方(その2)』を書いてたんだけど、結局、間に合わなかった…黒い三連星の「ジェットストリームアタック」をネタに書いたんだが…残念。


星翔に敗れてからの1年、管理人なりにどうすれば選手の背中を後押しできるのか!?そればかり考えてきた。それも選手が戦っている傍でどうしたら力になれるのか…
ピッチで苦しい時にふと選手の目に入る何かを…と考えたとき、やはり、横断幕しかないのかなと。
やはりこれだな。と、そこから構図を考え、ようやく案が纏まり製作に取り掛かり、いざ発注。
完成後、自宅に届いた横断幕を見ると…カッコいーーぃ♪
選手だけを切り取るトリミングってものが上手くいかなかった選手もいるが、初めて使用するソフトに悪戦苦闘したこともあり、時間もなくそのまま製作に出してしまった…ほんと申し訳ない。

そして当日。ピッチ横の手すりに結び付けていく…

ちっちゃ(笑)

結構、大きめに作ったつもりだったが、実際に現地で付けてみると想像以上に小さい…でも、気持ちだけは伝わってくれ。一緒に戦う気持ち・想いは大きいです、ハイ(汗)

さらにもう一つ。昇格した暁には…と作った風呂桶。
川崎フロンターレが逆転優勝したけど本物のシャーレがないってことで“フロ”ンターレと“風呂”をかけた洒落で作られたものと聞いている。

「これだ!!」

ヴェルスパも「おんせん県」だし、これしかない!!と自作に取り掛かり、当日、そっとカバンの底に忍ばせていた。もし、負けたらどうしよう…その時は年号の2018の8をちょっと削って、9にして来年使えばいいかなと(笑)


そして、運命の試合が始まる…


「うちのチームにニュータイプと呼ばれる選手はいません」(監督談)

そんなチームだからこそ「三位一体」の連動した動きが必要となるこのジェットストリームアタックなのだよ。ガンダムと比較して性能的に劣るドムでも数的有利を作り立ち向かえば対等に戦えるのだよ…そう、戦いは…


動きの良い相手選手には一人でダメなら二人、三人でアタック。体力の消耗は激しいもののアドレナリンという燃料で選手は走る、走る。
前半を終えたときには「戦えてるじゃないか!」と目頭が熱くなった。

後半のCKから姫野加が頭で合わせた先制点もこのジェットストリームアタックによるものだった。
ボールが入ってくる瞬間、主将は自ら「私の背中を踏み台に使うんだ…」としゃがみこみ、相手は無意識にそのしゃがんだ主将を目で追ってしまい、ある相手選手は空中戦を警戒した。
しかし、姫野加は裏の裏をかき、主将の背中を使って空中戦を仕掛けず、その場に留まった…
結果、目の前には十戒のようにパックリと空いたシュートコースが…そのコースへ流し込んだヘッド。
まさにジェットストリームアタックではないか…感無量だ。



さらにヴェルスパは左サイドを姫野加が突破。
木下へのマイナス、木下は後ろから走りこむ高本に落とし、高本ミドル。これはGKの正面をついた。
清水もこの良いリズムに乗り、怒涛のドリブル突破を見せた。この流れで得たCK。ジェッ…あ、もう森山蹴っちゃった(汗)
ボールはファーへと供給され、釘宮が頭で合わせようとするも相手の反応がよく、対応された。

後半残り10分、自陣バイタルでの小さなミスからピンチを招き、混戦からのシュートがブラインドになり、GK永松反応するも弾き出せず、嫌な時間帯で1-1の同点となる。
管理人の脳裏には、昨年の残り5分で逆転された「まサガの悲劇」が甦る…が、しかし、ピッチで戦う選手たちは違った。

ここまでの時間、永松は終始安定したセービングと声を出し続けることで仲間に安心感を与え、森山は守備の要と言われる存在感をこの試合でも出していた。
姫野杏も確実にかつ正確に相手を封じ、時には攻撃参加を行い、高本も様々な場面に顔を出し味方をヘルプし続けた。清末は前線でも守備でも身体を張り仲間を助け、後藤も最後まで投げ出さない守備で相手の攻撃を止めた。
釘宮はメリハリのある攻守のリズムで仲間を上手く助長し、尾崎もまた最後まで闘志の走りが止まることはなかった。清水も幾度となく勝負を仕掛け、仲間に勇気を与え、松本は守備重視ながらも要所で攻撃にアクセントを付けた。
ベンチの仲間も必死に声を出し、神の声として、ピッチ上の選手たちを何度も助け、そして、いつ声がかかっても戦える準備を常に行い続けていた。

その姿はこの同点の土壇場でも変わることはなかった。


残りAT2分。


途中出場した木下はこの後半AT、仲間から繫がれた大切なマイボールを相手二人に囲まれながらも絶妙なスペースにボールを送り届け、このスルーパスに反応した大迫の冷静かつビューティフルゴールでこの大事な大事な試合に決着を付けた。



明日はいよいよ、九州リーグ自動昇格をかけた大一番。
過去2年、あと一歩の所で手の届かなかったこの大一番に臨むことになった。

明日も総力戦で福岡大学に挑もうではないか!

験担ぎの勝つ丼でも勝つカレーでもない馬刺しを食いながら、ビールを飲みながら、3年分の想いを込めエールを送る!

「明日も頑張ってくれ!そして、旨い酒を飲ませてくれ!」
健闘を祈るぜ♪

○ヴェルスパ大分 2(0前半0)1 宮崎日大○
得点者(アシスト):姫野加(森山)、大迫(木下)
コメント
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