銀の人魚の海

日々の思いを好きに書いています。映画、海外ドラマ、音楽、本。
スヌーピー、ペコ、NICI、雑貨グッズ画像。

エル・スール ★★★★☆

2025-02-23 | あ行~さ行 旧作映画観賞

83年エリセ監督「ミツバチのささやき」から10年後、2作目。

手紙、自転車、秘密、映画内映画、は同じ。

50年代、内戦を経たスペイン。人々の体験はそれぞれだろう。

15歳エストレリャ、ある朝、父はもういないと・・

彼女の回想で始まる。全編暗め映像。

エストレリャの部屋、朝6時過ぎ、暗く窓から明かりが

だんだんと入り、彼女、ベッドが見える。

父は医師「スール」南、生まれだが各地を転々とする。

このあたりが父の性格、先の~につながるのか・・

母は元教師で、娘に勉強を教える。

エストレリャ、一人娘。幼児期からの回想になる。

冒頭、エストレリャが見る、南の原色絵葉書が

憧れの南へ気持ちを誘う。

☆のリングがすてき。ずっとつけている。父からのプレゼントか?

絵画のようなショットが「ミツバチ」同様多い。

父のかつての恋人イレーネ(オーロール・クレマン)

女優が出るモノクロ映画。

館はシネアルカディア。アールヌーボー建築?

とても雰囲気がいい。映画のセリフ「幸せなんてしらない」

のちにエストレリャも言う言葉。

3人が住む家はカモメの家。

3階建て建て屋根裏がある。そこに父は一人でいることがあった。

父は映画を真剣に見て、元恋人に手紙を書く。今元気かと・・

それを幼いエストレリャは見た。

返信が来るが「今さら、何で!もう二度とださないでほしい」

手紙はイレーネの語りで読まれる。

エストレリャは高校生になり

「一人でいること。幸せを考えないことになれた」

父は秘密を持ち、母と言い争い、急に家出もする。

母は寝込む。お手伝いさんと一緒に、

エストレリャは買い物などをする。

家の前の道、白い自転車で先へ行き、帰りは赤い自転車に、

高校生のエストレリャに変わるシーンうまい・・

父がある朝いなくなる。病院にも出ていない。

母が名前を呼ぶ。エストレリャはもう父は消えたと知り、

ショックを受け体調をくずし、1日ベッド。

南にいるセビリアの祖母から、エストレリャに

静養のため、来ないか・・という手紙が。

エストレリャの憧れの地、南。

密かな喜びの気持ちを隠せない。

父は最後に南に電話をかけていた。

エストレリャの服、セーターは母の手作り。

日本も当時はそうだった。どれもすてきなデザイン。

聖体拝領の白いドレス、ベールもカトリシズムを感じた。

疑問は、父は医師、村での仕事は役にたっている。

なぜだろう・・そこまで思い詰めていたのか・・

エストレリャと母にとり大きな出来事を父は選択した。

南、でのエストレリャの将来も見たかったな・

音楽はラベル、シューベルト、グラナドス(4曲)

エンドクレジット、音楽はない。静か。

〇「ミツバチのささやき」のビクトル・エリセ監督が、同作から10年を経た

1983年に発表した長編監督第2作。イタリアの名優オメロ・アントヌッティを迎え、

少女の目を通して暗いスペインの歴史を描いた。1957年、ある秋の日の朝、

枕の下に父アグスティンの振り子を見つけた15歳の少女エストレリャは、

父がもう帰ってこないことを予感する。そこから少女は父と一緒に過ごした

日々を、内戦にとらわれたスペインや、

南の街から北の地へと引っ越した家族など過去を回想する。

 


東京は晴れ過ぎ 乾燥

2025-02-23 | 日々の雑感

太平洋側の冬は晴れが多い。

特に東京、今年は連続晴れが続き、乾燥中。

雨量が例年より、かなり少ないと思う。

今日も快晴。陽も長くなり日差しも強く

もう日傘をさしている女性がいる。

これはやりすぎ?それとも皮膚疾患のため・・

この晴れを少し、大雪地方にわけてあげたいが、

できない。

大阪など太平洋側に面していない地域は、冬は東京の

半分位しか晴れない。3年住んだ経験から。

首都が気候がいい場所にあるは確かだが・・

人は多すぎ。

今日は、午後、カンガルー島のパンケーキを使い

簡単パウンドケーキを、ガスオーブンで焼いた。


ワクチン接種で亡くなった息子 文藝春秋

2025-02-23 | 新型コロナウィルス

月間文藝春秋。あまり読まないが昭和100年特集なので。

ワクチン接種で亡くなった方の記事。

第4弾。「最愛の息子26歳は、ワクチンで死んだ」

実名記事。これまでも、ワクチンについては多々あった。

陰謀論だとか、反ワク者など、決めつける誹謗中傷もあった。

今もある・・驚きはこのワクチンの被害規模の大きさ。

77年~21年まで、他のワクチンでの被害認定者数は3522件。

死亡は151件。45年間でこの数字。

コロナワクチンでは、21~24年で被害8432件、死亡は903件。

単純比較ではないが、わずか3年で

45年間のワクチン死者の6倍の数字。余りに余りに多い。

確率は低いとはいえ死者が多すぎ。

治験をしていない欠陥ワクチンと思う。

記事の亡き息子は製薬会社のMRだった。

前日まで病気などしたことはない、丈夫だった。

一人暮らし。実家は栃木。

2回目接種後、21年9月急性心不全でなくなった。

救急搬送後すぐは死因不明。

事件性の有無のため解剖後、心不全診断になる。

夫婦には長い不妊治療後、やっと授かった、

待望の双子のきょうだいだった。

妹がいる。同じ遺伝子なので、

妹への接種は、医師と相談をして~という刑事さんの助言が響いた。

父はワクチンとの関係を感じた。

mRNAワクチンは心疾患リスクがあるは、欧米から早い段階で入っていた。

厚労省が明記したのは、21年12月、亡くなったあとだった。

父はワクチンを勉強し、情報を持っている人たちと

チームKをつくった。

そこから出版した本「私たちは売りたくない!」

息子がうった接種ワクチンのロットのことも詳しくある。

私も当時、ワクチン被害者のサイトを見たが、

ロット番号が書いてある。

次世代ワクチン、レプリコンワクチンの安全性はどうか・・

何かで知ったが、今後インフルエンザ予防接種も

mRNAになるか・・

ワクチンの被害者は、もう全く記事にはなっていないが、

文藝春秋では4人目の記事を載せている。

私は1回うち、疑問を感じうたず、家族は1回もうってない。

昨年、初コロナ感染、私は軽かった。38度の熱だけ。

うっていない家族は40度の発熱、数日。

食事は普通にでき、10日位でほぼ治った。

ワクチン、まだ継続中。日本だけだろう。

亡くなった息子さん、MR職でお気の毒としかいいようがない。


欧州 校内スマホ禁止

2025-02-23 | 日々の雑感

ベルギーのある学校では10年前から、

11~18歳は校内ではスマホ禁止している。

禁止から生徒間の会話が増え、

SNSのトラブルが起きにくいと校長は説明。

依存、なりすまし画像などで、子供は孤立しやすくなり

スマホの時間が長いほど、成績が悪化している。

SNSに関する授業も始めた。

昨年秋からは公立校400校も禁止。

他国にも広がりを見せている。

フランスは18年に幼稚園から

中学まで校内禁止を法律を定めた。

オランダでは高校までスマホ、タブレットなど禁止。

イタリアも同様。

ハンガリーでは禁止を徹底しなかった校長を解雇した。

15歳、28万人の調査では11%が依存状態であった。

WHO事務局ではスマホ禁止は有効とみている。

タバコが特定の場所でしか喫煙不可のように

スマホについても検討すべき時がきた。

~共感。便利だがまず目が悪くなる。

自分で調べる脳力が減る。好きな事しか目に止めない。

視野が狭くなる。いじめと意識していなくても

発信、逆に巻き込まれることがある。

1つの情報を真実だと信じやすい。

日本の高校ではスマホは当然ある前提で、

教科のプリントなどが配布。

持ってない子は困る投書を読んだ。

教師もない子の対応は、すぐにはしてくれないという。

便利さをうまく使えるような年になればいい。

無料ではない。貧しい家庭では経済的にも負担。

人類は約20年前まではスマホは存在せず

普通に生きていけた。