銀の人魚の海

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NHK ドイツオルガン紀行 鈴木雅明演奏 バッハ

2017-04-24 | ピアノ・音楽
昨夜録画した、ドイツオルガン紀行。鈴木雅明氏の演奏。
続きを聴いた。
約三つの町のオルガン紀行。
初めはドイツの東、フライベルク。
ここにはバロック時代、オルガン制作の巨匠、ジルバーマンのオルガンがある。
1714年完成。ストックなど復元してある。
銀の響と呼ばれたと。

オルガンの裏?を見ると大きなふいごなど、まるでマシーンのように多々ある。
木製、金属製の多数のパイプ。
奏者のストックと連動するトラッカーというものもある。
ストックは、オルガンの左右にある引っ張れる多数の物。
全て手作業で制作。

ジルバーマンは四十年フライベルクで工房を持ち製作。
生涯、46台造り生まれた村に三十台あるそう。

トローストは弦楽器的なパイプオルガンの製作者。実験的、新しい構造を製作。
ジルバーマンの弟子にヒルデブラントがいる。

サウムブルクへ行く。
ワインが美味しい地域だそう。

バッハは肉食か?鈴木氏へ質問。
魚だけ食べてたら
荘厳な曲はかけないでしょう。^ ^

私は〜力が強い曲もあるし、子供二十人、うち十人は死亡、お肉大好きだったと思う〜
余談。バッハの初めの妻は、彼が仕事で旅へ出ていた時、急死、
帰宅時にはもう埋葬されていた。その後アンナマグダレーナと再婚。

パイプオルガンがあるそれぞれの教会には、宗教絵画も飾られていて、
周りの奇跡的とも言える華麗な装飾も、当時の美術様式なのだろう。
18世紀、バッハがここでパイプオルガンを演奏したという石碑が、しっかり残っていた!

この時代のヨーロッパの教会の美観は日本ではどこにもない室内光景だった。

鈴木雅明氏。
バッハコレギウムジャパンを創立し、指揮もするがオルガン演奏が好きと言う。
12年、バッハメダル賞受賞。
全てのオルガンは、その製作した場所で一番いい音色がする。
環境が違うと音は違ってしまう。

ここにあるオルガンなら、ここで弾くこと。
オルガンは人を見る。人との出会いと同じで人格があると思う。
演奏の合間に語った。

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